グルメとペットの絵のブログ

スペインでもコロナは終わり

昨日ご紹介した英国のジョンソン首相の発表。何か裏があるのではないかと勘繰る人が多い。シナリオ(?)通りだと指摘する人もいる。まあ今までさんざん国民を欺いて来た政治家の言うことなので、確かに100%信用はできないが、とは言え現時点でのこの発言は素直に歓迎すべきであろう。

英国に続いてスペインも規制の解除を検討していることが明らかになった。

以下、仏紙の記事を和訳する。

フランスは頑として衛生パスポートのワクチンパスポートへの切り替えを譲らないのに対し、スペイン政府は規制の大半を解除しようとしている。1月18日、スペイン政府が全ての規制を解除することを検討していると、LCIの記者が報告。

スペインは1月上旬、パンデミックの管理から風土病の管理に移行したいと発表した。スペインの国家元首であるペドロ・サンチェス氏は、次のように議論を展開したいと考えている。

「今日、私たちは、死亡率が第一波のときに経験したものと同じではないことを確認することができる。なので慎重に、少しずつ、技術的なレベル、医療専門家のレベル、さらにはヨーロッパのレベルで議論を広げ、これまでとは異なるパラメータでこの病気の変化について考え始めることができる条件が整っている。」

スペイン政府は現在、新型コロナを軽度の呼吸器疾患として扱うため、規制の緩和と新たな措置の導入計画を進めている。

この騒動が始まって以来、私たちは毎日しつこく新型コロナの感染者数ばかり聞かされている。政府やメディアは、この数字を一日中私たちの頭に叩き込み、人々の不安をさらに煽っている。スペイン政府の最初の措置の一つは、毎日感染者数を数えるのをやめることだろう。確かに、オミクロンの変種による爆発的な感染者数と集中治療室の人数の少なさを比べれば、感染者数を数えることに意味がないことは明らかだ。

もう一つの大きな変化は、症状がない、あるいはほとんど症状のない人の検査をやめること。スペイン政府は、非常にコストのかかる大規模かつ体系的なテスト政策に終止符を打ちたいと考えている。2021年、フランスはと言えば、何と60億ユーロ近くの国家予算をこの検査につぎ込んでいるのだ。

スペイン政府は、陽性者の隔離期間を10日間から7日間に短縮することに加え、濃厚接触者の追跡の廃止も検討している。また、スペインはワクチン接種率が非常に高いが、しかし国レベルで衛生パスが導入されたことはなく、あくまで地域レベルでの判断に任せている。

この発言にも裏があるのかどうか、私にはわからない。しかし性懲りもなく毎日感染者数をテレビで読み上げて、何ら学習することなく蔓延防止策などを適用する日本政府よりは遥かにスマートであろう。

極度に恐れる必要はない、などと言いながらも、実在さえしていないコロナ対策に全力を傾けるという日本の首相。言うこととやっていることが逆ではないか?


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る