今日の一枚は昔うちにいたミニレッキスのうさちゃん。今日はその子の命日だからである。2月19日が誕生日であった。5歳の誕生日の翌日に急死したのである。
最初に飼ったうさぎで、ミニレッキス専門のブリーダーの方から無償で譲り受けた子であった。うちに来た時は4か月だったが、知能が高かったようで、コミュニケーションのできる子であった。このようにソファの上でくつろぐのが大好きだった。
またミニレッキスでこの毛色(キャスターという毛色らしい)は珍しいとかで、当時発売されていた専門誌“うさぎがぴょん”の記者が二度取材にまで来たほど。これはその誌上で掲載されたもの。食べているのは乾燥パイナップル。スルメではない(笑)。
下はその数年後に掲載された時のもの。
毎年夏になると、夏バテして食欲を失くしていたが、それ以外は病気らしい病気もせず、本当に急なことだった。
私がうさぎを描く時によくモデルとして使うし、年賀状にも沢山描いた。
思い出すのはこの子の葬式の日。死んでから数日後の土曜日の午後だったが、東京の江戸川区の寺院にペットの葬儀を行ってくれるところがあり、車で迎えに来てくれ、また帰りも送ってくれるというサービスだった。人間と同じように火葬をするのだが、余計なお経がない分、こちらの方が優れていると思った。
火葬は30分程度だったが、待合室には大きなゴールデンレトリーバーの火葬を待っている若いカップルがいた。その日は春一番が吹き、ものすごい台風並みの暴風であった。
人も動物も命の重みに変わりはない。それなのにカネと保身のため人命を軽くぞんざいに扱うのが今の自公の政治家であり、医師会でありマスコミである。許してはいけない!