あるサーカス団のゾウ。
太い足には細いロープが巻かれています。
大きな体のゾウ。
当然、力も強いので
そんな細いロープなんて
あっさり引きちぎるくらい出来るはず。
ですがゾウは
細いロープで足を繋がれているだけなのに
逃げようとはしないのです。
檻も鎖もないのに。
それはなぜか。
そのゾウは、
生まれたばかりの時から
そのロープで足を繋がれていて
赤ちゃんゾウの力では
引きちぎって逃げることが出来なかったので
今でもそのロープが足にあると
自分の力では逃げられない、と
そのゾウは思い込んでいるからなのです。
この話は人から聞いたもの。
もしかしたら有名な話なのかもしれませんね。
このゾウのように
過去に失敗した経験から
「自分には出来ない」と
思い込んでいる人が大勢いるんだよ、
そんなメッセージです。
ちょうど先日、
電車の中吊り広告の
【大人の成長期に、終わりはない】
(日経電子版)
この一文が目に留まった私。
私にとっての成長ってどういうことなのか
具体的には
なにも見えていないのが正直なところ。
ただ思うのは
やれないと、やらなくなる。
やらないと、やれなくなる。
何を着ても似合わなくなった、
化粧してもキレイにならない、と
いつも同じ服を着て
ろくに化粧もしないのが
なんだかもったいない気がしてきました。
“顔は変えられないけど表情は変えられる”
みたいなところから
ちょっと意識してみようかな。
今の自分に似合う服もあれば
メイクだって工夫次第。
楽しんでみなくちゃ、と。
こんなふうに思えた私は
きっとちょっとだけ成長したかな(⸝⸝ ´艸`⸝⸝)