夫の絵本教室の生徒さんが、心斎橋で個展をされているので、家族で見に行った。ピンポイントで入選されたり、講談社絵本新人賞で最終まで残られるだけあって、力のある作品をたっぷり見せて頂いた。才能のある方と出会うのは、こんなに気持ちのいいものなんだなぁと実感。3才のにこは、原画を見て、「なかなかやるじゃないかぁ」と走り回っていた。
そのあと、吉本笑商店街へ行ってから、ジュンク堂書店へ。児童書が棚ごとに分けられていて、とても見やすい。まずは海外の児童文学作品。ポンッと発想が飛んだものが多いけど、長編が多いから、中編に活かせるのは難しいなぁ。続いて、日本の児童文学作品。新刊がズラッと並ぶ中で、昔からの名作も引けをとっていない。時代を超えて楽しめる作品ってすごいなぁとしみじみ。棚を変え、エンタメのコーナー。長女も今日はここへ一番に飛んできた。わたしを押しのけるようにして、高学年くらいの女の子も必死に本を探しに来て、素早く1冊抜いていった。人気のあるシリーズだと聞いてたけど、ほんとなんだなぁ。
ここまで来て、夫と子守を交代。絵本コーナーで子供と遊ぶ。いま書いてる中編の参考になるのは、どんな本だろう…とずっと考えてて、ふと横を見ると、宮崎アニメの本がずらっと並んでいた。
あ!これかもしれない!と順番に手に取って読んでいく。だれが文章を書かれたかも載っていないけど、わかりやすい丁寧な日本語で書かれていた。子供達が何十回、何百回見ても飽きない宮崎アニメ。設定がどれもユニークで、話の展開が面白くて、時代を超えても色褪せない!!
くらべていると、自分の作品には、本当の悪役が出てこないことにも気づいた。いつも、なにげにいい人ばかり。これでは緊張感がない。よーっし、もっと悪い憎たらしいのを出してこよう。それから、あれもこれも……と、自分の作品に足りないものを見つける作業。子供達も宮崎アニメの絵本を見つけてからは、大人しく椅子に腰かけて見てくれてる。
今朝は、長女に「ママの作品には、不思議さが足らんねん」と言われた。その不思議さを出せるよう、もっともっと肉付けしていこう。
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