【創作びより】

【第59回宣伝会議賞に向けて】煮詰まったなら……。

おはようございます。

9月に入り、朝夕の日差しがやわらかくなりましたね。夏生まれで、暑さは好きなほうですが、今年の暑さは厳しかったので、ほっとします。

 

今年の宣伝会議賞。9月1日に協賛企業名が先行発表され、「書けそうなら、書こうかな」と思っていましたが……、いざ、協賛企業のホームページを読むと、どんどん発想が広がり、キーワードを書き出したり、コピーを書き出したりしました。

 

ですが、集中し過ぎると、やはり疲れてきます。

 

そんなときは、コピーを書くのをやめ、歴代の受賞コピーを書き写します。

 

ありがたいことに、宣伝会議賞のサイトには、第1回から昨年、第58回の受賞コピーがすべて掲載されています。

 

そのコピーをひと文字ずつ、ノートに書き写します。

 

今まで、長年、宣伝会議賞にチャレンジしてきたので、それらのコピーは一度は必ず、見ているはずです。

 

けれど、自分が結果を出せないときに見ていたコピーは冷静には見えていなかったようです。

 

正直に告白すると、

「このコピーのどこがよかったんだろう」

と思っていたコピーもあります。

 

「私のコピーのほうがええんちゃうん?」

そんな思いがふとよぎったりしたものです。

 

嫉妬が勝っているので、冷静に見ることができていなかったようです。

 

今なら、冷静に見ることができます。

そうして、ひと文字ずつ、書き写していると、協賛企業の方がどうしてこのコピーを選んだのかがほんの少し、わかってくる気がします。

 

改めて、自分は頭が固くなっていることにも気づかされます。

「○○はこうあるべきだ」という既成概念に縛られていたなぁと反省します。

 

また、自分は1次選考で通過した作品が掲載されている『SKAT』を意識しすぎて、カッコつけている気もします。

 

どこかで、ハメをはずせていないのです。

型にハマって、冒険できていないのです。

 

ほかの人が書いたコピーを書き写していると、いろいろなことが見えてきます。

 

ムリに書き続けるより、煮詰まったなら、受賞作品を書き写す。この方法は超オススメです。


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