おはようございます。
9月に入り、朝夕の日差しがやわらかくなりましたね。夏生まれで、暑さは好きなほうですが、今年の暑さは厳しかったので、ほっとします。
今年の宣伝会議賞。9月1日に協賛企業名が先行発表され、「書けそうなら、書こうかな」と思っていましたが……、いざ、協賛企業のホームページを読むと、どんどん発想が広がり、キーワードを書き出したり、コピーを書き出したりしました。
ですが、集中し過ぎると、やはり疲れてきます。
そんなときは、コピーを書くのをやめ、歴代の受賞コピーを書き写します。
ありがたいことに、宣伝会議賞のサイトには、第1回から昨年、第58回の受賞コピーがすべて掲載されています。
そのコピーをひと文字ずつ、ノートに書き写します。
今まで、長年、宣伝会議賞にチャレンジしてきたので、それらのコピーは一度は必ず、見ているはずです。
けれど、自分が結果を出せないときに見ていたコピーは冷静には見えていなかったようです。
正直に告白すると、
「このコピーのどこがよかったんだろう」
と思っていたコピーもあります。
「私のコピーのほうがええんちゃうん?」
そんな思いがふとよぎったりしたものです。
嫉妬が勝っているので、冷静に見ることができていなかったようです。
今なら、冷静に見ることができます。
そうして、ひと文字ずつ、書き写していると、協賛企業の方がどうしてこのコピーを選んだのかがほんの少し、わかってくる気がします。
改めて、自分は頭が固くなっていることにも気づかされます。
「○○はこうあるべきだ」という既成概念に縛られていたなぁと反省します。
また、自分は1次選考で通過した作品が掲載されている『SKAT』を意識しすぎて、カッコつけている気もします。
どこかで、ハメをはずせていないのです。
型にハマって、冒険できていないのです。
ほかの人が書いたコピーを書き写していると、いろいろなことが見えてきます。
ムリに書き続けるより、煮詰まったなら、受賞作品を書き写す。この方法は超オススメです。