コブクロライブ「KOBUKURO WEKCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE」 京セラドーム大阪 ツアーファイナル大阪公演に行ってきました。
コブクロ史上初、2人だけのアリーナツアー。5月の「静岡エコパアリーナ」からスタートし、「横浜アリーナ」「マリンメッセ福岡」「広島グリーンアリーナ」「名古屋・日本ガイシホール」「さいたまスーパーアリーナ」そして「京セラドーム大阪」と、全国7か所14公演のいよいよフィナーレです。
約45000人のファンが会場を埋め尽くすなか、コブクロの2人が登場。黒田さんは白地に黄色の模様が入ったシャツに真っ赤なパンツ、小渕さんは紺とピンクと黒の格子模様のシャツに黒のパンツ姿。
まずは「YELL~エール~」「One Song From Two Hearts」「Million Films」「ストリートのテーマ」とコブクロを代表する懐かしい曲を披露。
次の曲は「君になれ」。コブクロが映画主題歌の「未来」を書いた漫画「orange」の原作者、高野苺先生がこの曲を聞き、同じタイトルでストーリーの連載が始まったのだとか。力強くも温かなメッセージがあり、ぜひ若い人に聞いてほしい一曲です。
盛り上がりを見せたのは、バンドが一切入らない2人だけだからこそ実現する、そのときの気分で選んだ曲を歌うコーナー。
お客さんからのリクエストも聞きながら選ばれた曲は「2人」「YOU」「NOTE」の3曲。どれもあまりライブでは歌われることがなかった、懐かしい曲ばかりです。
続いて「Ring」「桜」「風」「ここにしか咲かない花」と事前のリクエストでファンから人気があった曲が続きます。
お待ちかねのMCでは、2人で路上ライブをしていたとき、黒田さんが母親に「今日の晩飯は?」と聞いて「ナポリタン」という返事が返ってきた瞬間、「ぼけ!」と言って電話を切ったという話から、黒田さんのお母さんの料理の話で大いに盛り上がりました。
ライブ後半は「潮騒ドライブ」「Moon Light Party!!」「轍-わだち-」で熱気に包まれ、ラストはコンサートツアーのタイトルでもある「ONE TIMES ONE」。
「1+1は1にもなれるし、無限にもなれる」というメッセージが心に残りました。
さらにアンコールで歌われたのは「夢唄」「焚き火の様な歌」「バトン」。
「今日はこの曲を歌わせてください」と小渕さんが言った「焚き火の様な歌」は東北の震災のあとに作られた曲。
今回の西日本豪雨でも、ニュースを見て胸を痛めたけれど、やはり自分たちは言葉を使っているので、「歌でエールを贈りたい」という思いをこめて歌われました。
全19曲を熱唱し、約3時間半のライブが終了。
「あぁ、今年はもう本当にこれで終わってしまうんだ」という淋しい気持ち半分、「来年ライブに参加するときは、もっと成長していたい」という思いが半分。
普段何気なく生活していると、自分自身を振り返ることはなかなかありませんが、毎年コブクロのライブに参加していると、じっくり振り返ることができます。
「初めてライブに参加した頃はものすごく悩みを抱えていたな」「10周年ライブのときの自分には確かな手応えが何もなかったな」「3年前は目の前のことしか見えていなかったな」「去年の自分は、今年の自分がこんなふうになっていることを想像していなかったな」と、曲を聴きながら色々な想いがあふれてきます。
そして、次にライブに来るときはこうなっていたいと目標が定まります。そう思えるのは、20年ずっと音楽の道を歩き続け、夢を叶えた2人が目の前にいるから。
夢を叶える一番の方法は、叶うまでやり続けること、自分を信じて。
この言葉に「明日からまた前進しよう」と勇気づけられたライブでした。
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