サンズ・トーク

上場会社経営者の報酬について

上場会社の役員報酬が1億円以上の人の報酬額は、今年から、決算の際に開示されるようになった。

日産自動車のカルロス・ゴーン会長の報酬額が8億9千万だったということが明らかにされた。
私の感覚としては、高い額だなと思う。
ゴーン氏自身のコメントでは、グローバルにみて高い水準ではないとのことだそうである。

他人の収入が高いか安いかをいうのは、物欲しげな感じで気に入らないが、私は、これは高いなと思うのだ。
その理由は以下のとおり。
ニッサンの2008年の車の販売台数は、世界で371万台だったそうだ。
今年の販売台数がもし同じだったと仮定すると、ゴーン氏個人は、1台売るごとに240円を貰っていたのだ。

役員報酬は、決算が承認されれば、是認される。株主総会で決まればOKなのだ。
ニッサンの株主は、ルノーが44%持っている。ゴーン氏は、ルノーの代表者も兼ねているから、総会で承認される。
外部のものがぶつぶつ言っても関係ないのだ。

外部のものは、ニッサン車の値段のうちに、そうした役員報酬分も込みになっている値段だと思うべきなのだ。

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