政治、経済、外交、安保の停頓により、日本の国際的プレゼンスはすこぶる劣化してしまった。
ようやく衆院解散で、この閉塞を打開できるチャンスがきたので、われわれは、いい投票をしなくてはならない。
私は、次の政権のあり方をこう考える。
景気をよくしたい。
産業、経済は既にボーダレスな連携のもとに組みあがってきている。
国際分業の時代、労働コスト、資源コストを巧みに友好諸国に分散、選択をすることで、商売が成り立っている。
世界的なサプライチェーン、ネットワークの時代になっている。
ボーダレスの流れは世界的のもので、TPP,FTAなど、障壁を排し、規制を最小にして相互の繁栄を図るということが新しいものとして考えられている。
日本としての国の特性というものは維持すべきではあるが、この経済連携の動きに対して、なにがなんでも聞く耳もたないというのでは、話にならない。これは国家間の交渉ごとだから、熟議を尽くしてよい選択をしなくてはならない。
このことの底流をなす国の態度は、善隣友好である。世界中みな友達。
日本の市民は、本来、温和で優しい人々ではないか。
尖閣、竹島、北方領土など、相容れない領土問題がこじれているが、外国の人と接する外交は、善隣友好でゆこう。
いたずらにこわもてをよそおい、公の場所で相手国を蔑称でさげすむなどというのは、全く相手を刺激するのみで、その飛沫を浴びるのは日系の工場だったり、スーパーだったり、車だったり、暴動で100億もの被害をこうむっているではないか。
経済を立て直し、景気をよくし、外交環境を改善することが、日本のプレゼンスや影響力を高めることにつながる。
勤労者の減収、雇用不安、増税、社会保障費の負担増など、これからよりよき社会を創っていくには、ベースに景気をよくすることがすべてかかっているではないか。
日本の国際競争力を回復させるためには、政権は、企業などのボーダレスな事業活動の現状をよく認識しなくてはならない。
それと、行政に金がかかりすぎる。天下りの廃止、歳出の適切な処理が大事。
震災の復興予算が、役人によって全国にばら撒かれている。こんなのは、認められない。弁償させろ。
40年も働き、掛け金を云われたように欠かさず払い込んできた年金受給者の年金をカットするなどというのは、社会の公平を損なう酷い行政ではないか。
今、現役世代は、老後になったらどのくらいの年金を得ることが出来るのか、その原資はとにかく景気をよくしないと話にならないのだ。
国民が、国を信用できるような政治を、政治家は心すべきである。
次の政権に私が期待することは、山ほどあるが、善隣友好による景気の浮揚。金のかからない政府・行政。国民を尊重する施策。
この3点をまじめに具現化してもらいたいのだ。
蛇足だが
新政権、決まったら。
中国向けに トモダチ作戦というのはどうだろう
習近平さんに国家主席のお祝いとして、桜の木でも贈ったらいかがか。
天安門広場に植えたら、花見ができますよ。
仲良くしたほうが、お互いにいいですよ・・・・。と。
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