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隅田川 橋物語(十) 永代橋

永代橋は、元禄11年(1698)に初めて架橋、文化4年(1807)、富岡八幡宮の祭礼の人の多さに耐えかねて落橋、1500人もの犠牲者が出たという。

   永代とかけたる橋は 落ちにけり きょうは祭礼 あすは葬礼  太田南畝
                              
今の姿は、関東大震災の復興事業で再建されたもので、雄雄しく男性的なアーチ橋。



富岡八幡宮は、江戸庶民の伝統文化のシンボルで、過去、祭礼、富くじ、大相撲などで数々の話題を提供し続けたところ。



また、日本全国を測量した伊能忠敬は、この近くに起居し、測量旅行に出るときは必ず富岡八幡宮に出発の参拝をしたという。



これより150㍍西にある深川不動は、成田山別院として、歌舞伎の成田や(市川団十郎)にちなむ人気のお不動さんである。




深川不動 参道の漬物店のウインドウ。お向かいは、瓦せんべいや(ガラスに映っている)

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