暑さもここらが峠で、だんだん凌ぎよくなる季節なのだそうだ。
私も、暑さにはややめげているので、暑い話題を並べてみるのだ。
心頭滅却すれば、火もまた涼し。
という。
「どんな苦痛でも、心の持ちようひとつで、火さえも涼しく感ぜられる」というコトワザだという。
火でも涼しく感ずるというのは、私思う。究極の負け惜しみじゃないか。
家庭菜園をやってるものだから、暑くても野良へ出てゆかねばならぬ。
早朝、日がまだ東の隅にあって、凌ぎよい時分に畑にいって、手早く作業せにゃならぬ。
夏野菜のへたったところは、整理したり整地したりするのだが、時間を過ごすと暑くなる。
汗が噴いてきて、目からも汗が出る感じになるのだ。大急ぎで帰ってシャワー浴びねばならぬ。
その昔、高校時分、夏の高校野球で、我が母校が優勝戦で勝って優勝した。
甲子園。あっちっちの3塁側アルプススタンドで、友達らと応援したもんだ。
暑かった。経木の舟に盛った氷を「かちわり」というが、買って喰って、勝ったんだ。
あのころ、暑くても全然へこたれなかったんだ。
今だったら、もう駄目・・・・。
テレビ見ていて、太陽光発電のパネルを屋根に取り付ける業者が、超忙しくて、毎日々々屋根のうえで朝から晩まで取り付け工事をしてる。
日に焼けるどころか、焦げるらしく、歯だけ真っ白に写っていた。
1日3リットルもペットボトルを飲むのだそうだ。
暑くて、暑くて、でも忙しくて嬉しそうな笑顔だった。
脱原発の跳ね返りの忙しさだが、放射能の懸念もなく、化石燃料にも依存しない太陽光発電は奨励せにゃならぬ。
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