ジャイアンツの発祥の地は、千葉の習志野市にありました。それがこの写真です。ここは、東京から江戸川を超えて、市川市、船橋市の東隣りに位置します。そして、東京湾に面して谷津公園になっており、昭和9年、アメリカのプロ野球を招聘した際、大学野球の選手を選抜してこの地に集め、日本チームを組んで猛練習したと記録板にありました。かたわらには、川上哲治大御所をはじめ、王、長島らの手型の銘板が飾られ、現監督で今度WBCの監督を引き受けた原辰徳のも並んでいました。
この公園には、京成電車の谷津からすぐ、バラ園があり、そのむこうには、谷津干潟が広がっていて、ラムサール条約で指定され、野鳥の観察園に整備されています。東京湾は、ずいぶん埋め立てられ、護岸の連続になっている中で、ここだけは、自然の海浜湿地として保存され、四季、多種類の渡り鳥が羽を休めます。
だけど、周辺には、ほかにも競馬場があったり、高速道路やJRの京葉線が走り、住宅団地やマンションがあったりと、鳥にしてみると、余り気が休まらないのではないかとも思うのです。
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