サンズ・トーク

邦人2名、無念の落命

イスラム国というテロ集団に拘束されていた2名の邦人は、どうにも救出の方途がなく、ついに殺害されてしまった。
実に無念、憤りのはけ口も見つからない。

安倍政権は、人命第一、緊張感をもって救出に全力を傾けると表明すれども、情報収集に努めるぐらいしか、それと、レバノンなど関係国と緊密な折衝を重ねるぐらいしか、対応の余地がないのであろう。
相手は、イスラム国といっても、急に力を増したテロ集団ということで、主権者の顔が見えてこない。
国ならば、国連とか関係国経由の交渉の可能性はあっても、彼らはテロ集団で、まともな国家間の対話が効くはずもない。

くわえて、イスラム教スンニ派の過激派ということで、寄せ集めの外人部隊も相当居る。
イスラムの教義は、普通あんなに人命を軽く思うことはまさかないだろう。
すこぶる非現実的な拘束があるようで、非人道的、被文明的な行動は信じ難い。

近代社会は、グローバルといい、ボーダーレスともいわれる。
日本のように単一民族国家からみると、アラブとか、パレスチナ、イラク、ペルシャ、トルコ、ユダヤなど、中東地区は人種の坩堝で、それによる紛争というのがエスカレートして、過激思想を持つグループが生じてくるのだろう。
世界は広い。
外国もさまざま。民族もさまざま、宗教もさまざまなので、そういう地域に関わりを持つ人は、よくよく研究してかからねばなるまい。

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