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サンズ・トーク

印旛沼のユリカモメ

この鳥は、大勢でやってきて、鴨やオオバンの餌場を騒々しく引っ掻き回すので、他の鳥はすっかりたじろいでしまう。

橋の欄干にひじを固定させてシャッターを切ったが、私を警戒するそぶりでもなかった。癪なことには、欄干にユリカモメの糞があったので、ひじが汚れてしまった。

沢山居て、怖がらない鳥なので、撮影は楽。

ユリカモメは古くから都鳥といわれ、いにしえのうたにも詠まれている。
 名にし負わば いざ言問はむ都鳥
   わがおもふ人は ありやなしやと

渡り鳥も、海の魚もそうだが、生息するに国境がない。パスポートや関税、拉致や拿捕もなく、宗教やイデオロギーの違いにも無縁で、あるのは生涯を通し、生存、繁殖の理にかなった場所を選び、移動していること。
人間だけが、国という呪縛のくびきのなかで、100年に一度の経済危機だとか、テロ、戦争に苦しんでいるのだ。

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