外堀だか神田川だかが飯田堀になって続いている。千代田区、文京区、新宿区がこの交差点で接している。
そんな要衝の地なので、いろんなのが混在する街なのである。
陸橋の上から見ると、向こうが神楽坂から市ヶ谷、四谷へと続いています。すぐそこに東京理科大がある。
私は往時、神楽坂でマンションプロジェクトに関係していたことがあってこの眺めにはかすかな愛着を覚えます。
電車の線路ぞいには釣り堀なんかがやってました。市ヶ谷にも私、仕事がらみの拠点があった。
あのころ、左側にそそり立つ駅ビルができて、本屋とかレストランとか楽しい一郭だったのだ。
残念ながら、神楽坂のお茶屋とかきれいどころには関係なかった。
こっちの眺めはどんなものだったろう。飯田橋職安があった、いまはハローワークなんだ。
これとは角度がちがうけど、熊谷組や厚生年金病院があり、五洋建設があり、むこうには書籍の元締めトーハンだとか出版関係もあったりする。剣道具屋があって裏手にスナックがあったけど、すっかり昔の話なのです。
そんな雑駁な街、飯田橋五差路の陸橋の階段を下りながら、私は現在と過去のイメージにめまいを覚えるのでした。
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