2010年12月25日、「伊達直人」と名乗る方より群馬県の中央児童相談所にランドセル10個が送られたことがニュースで取り上げられたことをきっかけに、他の地域でも次々と差出人「伊達直人」から児童相談所にランドセルが送られた。これはタイガーマスク現象又はタイガーマスク運動と呼ばれた。さて、その運動は今どうなっているのだろうか?
今でもその運動は企業や法人が継続して行っている。一般財団法人 「あいである」は、元大相撲力士の小錦八十吉氏の支援により、児童養護施設にランドセルを寄付している。
さんあいでは、来年小学生に上がる女児が1人いる。彼女の親権者がランドセルを用意でない場合は、この団体から頂いたランドセルを使わせて頂くつもりだ。もし親権者がランドセルを用意できた際は、次に小学生になる女児のために使える。
このランドセルは、無料だからありがたいというだけではない。小学生となる記念すべき門出に、子どもたちには、「みんなの事を気にかけてお祝いしてくれる大人がさんあいの外にもいるんだよ。」という事を伝えるよい機会にもなる。
今でもタイガーマスク運動が継続していることは、子どもたちにとって嬉しいことである。
今日送られてきたピカピカのランドセル。