2月に戻ったような寒さになった今週、さんあい周辺の農地では砂ぼこりが舞いあがり、子どもたちの通学は大変だった。ここは関東平野のど真ん中で遮るものが少ない農村地帯である。冬になると「赤城おろし」といわれるからっ風が乾燥してサラサラになった土を巻き上げて砂嵐さながらの天候になる日も珍しいことではない。この天候は2月の下旬から3月の上旬にかけて多く、この地方の春を知らせる名物ともいえる。さんあいの中庭で遊ぶ子どもたち声が日に日に大きくなってくる。寒がりやさんもようやく外で遊ぶ時間が多くなったからである。
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この土が舞い上がって砂嵐となる。
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中庭で芽吹いたバラを食べに来た小鳥
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