ライン、フェイスブック、ツイッター等のSNSの普及で友人や家族とのコミュニケーションが楽になった反面、トラブルや犯罪に巻き込まれる危険性も格段に大きくなった。また、安易に消費者金融からお金を借りて破産してしまう若者も多くいる。予防を含めた家族という守りが弱いのが児童養護施設で生活する子どもたちである。さんあいでは、感謝なことに先日ボランティアの司法書士の先生6名をお招きして全中高生を対象に法律相談の勉強会を持った。テーマは、「お金の貸し借り」「SNSへの写真投稿」「自転車の交通事故」の3つだった。ここの子どもたちは18歳までに普通の子ども以上に危険回避の術を学ばなければならない。厳しい現実かも知れないが、18歳になれば施設を出なければならないばかりか法律上の保護もなくなる。だから中学生でもしっかりと被害者や加害者と言う立場で法律を意識しなければならないのだ。
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