1月下旬に構想した富士山を眺める計画は諸般の事情で2月中旬に延期しました。その代わり、強烈な寒波の後、少し冬型が緩むタイミングをねらって31日、樹氷のきれいな台高山地北部、奈良県御杖村の三峰山(1235m)に行ってきました。このタイミングが難しく、冬型が緩みすぎてポカポカ陽気になったり、雨が降ると樹氷はあっという間に落ちてしまうからです。今回はまだ寒気が残って雲が多かったですが、中腹の植林帯から木々にしっかりと雪がつき、稜線上は見事な樹氷を眺めることができました。
早朝自宅発、メンバーは募集しましたがカミさんのみ。9時半すぎに登山口到着。地元では樹氷祭りと言っていますが、登山口の青少年旅行村は開いておらず、トイレも使えません。下の無料駐車場に止めて出発準備。登りは不動滝を眺め、一気に稜線に上がるコース、滝でチェーンスパイクを装着し、快適に登れます。12時過ぎに山頂着。樹氷の合間から倶留尊山方面が眺められました(表題写真)。下の写真は不動滝と植林帯の樹氷です。
少し南に下がった八丁平では見事な樹氷、南には台高山地の展望が広がりました。
下の写真は樹氷群と迷岳、大台ヶ原の展望です。
下りはちょっと遠回りの新道峠コースをとりましたが、ふかふかの雪が積もる樹氷のトンネルのルートで楽しく歩けました。これも写真をご覧下さい。
by ナベさん