7月5日(金) 晴れ
なべさんご夫妻、satononatsuさん、私の4人で名古屋空港を8:10発のFDAにて青森空港へ…の予定でしたが、朝、車で名古屋空港へ向かった私は、名古屋高速で道を間違え、ちょっとパニック気味になり、あろうことか出発時間に間に合わず、飛行機に乗れず。新幹線にて追いかけることになりました。のっけからこのような大失態でご迷惑をかけてしまいました。
この日は観光のみでしたので、午前中に青森に到着した3名は「ねぶたの家わワ・ラッセ」や「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」を見学されたそうです。
私は名古屋空港に車を置いて名古屋駅に向かい、東海道・東北新幹線、在来線を乗り継ぎ、夕方6時半に弘前駅に着きました。なべさんに迎えに来ていただき、その日の宿「星と森のロマントピア」に到着。やっと合流できました。1日かかったものの、状況が状況なだけに申し訳なく、長さは感じなかったです。
宿でおいしい夕食をいただき温泉にも入り、明日に備えました。4人用コテージで2段ベッド。「上下どっちに寝る?」と、実家や大学の寮で2段ベッドだったことを思い出しました。
7月6日(土) 晴れ
6:00 宿発
6:50 赤倉神社発 静かなブナ林を行く。
登山道には番号が振られた観音様がありました。上まで33体あるとか。みな表情が違い、コミカルなものから、限りなく優しい表情もあれば、イケメン?まで。そしてあれだけ長い裾野を持つ山だけあり、そこまで急ではない道が変わらずに結構長く続きます。
8:30 伯母石 (980m) ここから急に道が悪くなる。
テープはあるが大木と岩の間を手でつかみながら通る。濡れて滑りやすい。(途中で出会った人は伯母石から私たちが通った右側ルートでなく、左側ルートを通ったとのこと。)
9:35 鬼の土俵着
弘法大使や他にも観音様がいて、バックには山肌、土俵のようにスペースあり一休みにちょうど良い場所。
赤倉御殿に向かい登っていると、休憩中に出会ったお二人が下りてきた。「もう頂上に?早いな」と思っていると、「尾根に出たら強風でガスで何も見えず。雪渓までも行っていない。危険と判断し赤倉御殿で下りてきました。」とのこと。「私たちも同じかな」と思いながら登る。11:20赤倉御殿着。やはり風強く、立っているとふらつきます。頂上は断念しました。一瞬ガスがちょっと晴れて山頂が見れました。「またおいでね、ということかな」と話しながら11:45下山開始。来た道を戻ります。
鬼の土俵からは、登りで使わなかった伯母石から見て左側の道を下ることに。こちらは大きな岩の上や間を通り、展望はありますがスリルもありました。
15:00赤倉神社着。
頂上に行かずにこの時間だったので、行っていたらもっと時間が遅くなっていたのか。
帰りに岩木山神社に寄りました。鳥居、神殿の向こうにバーンと岩木山がありました。
7月7日(日) 曇り一時雨
この日は雨の予報でしたので、高倉森を明日にして、観光に変更になりました。
午前中は青森市の三内丸山遺跡(令和3年世界文化遺産登録)の見学で、なべさんにカイドしていただきました。広い敷地に堅穴建物や大型掘立柱建物があり、縄文時遊館では縄文時代の人たちの暮らしが道具や装飾品からも実は技術、心ともになかなか豊かであったことを知りました。
昼食は「古川市場 青森魚菜センター」にてのっけ丼をいただきました。最初にチケットを購入し、あとは市場に入っている店でチケットとごはん、みそ汁、好きな具とを交換し、丼を完成させるというもの。自分で選ぶのは楽しいですね。
この日は翌日の白神の津軽峠~高倉森のために、西目屋村のアクアグリーンビレッジANMONに泊まりました。この夜はスーパーにて調達した惣菜をいたたきましたが、「赤飯」が甘いことに衝撃を受けました。そういえば東北の赤飯は砂糖を入れることがある、と聞いたのを思い出しましたが。(私は自宅に帰ってから慣れ親しんだゴマ塩つきの赤飯を買いました、😀)
7月8日(月) 晴れ
6:00宿発 6:55 津軽峠発
まずは峠からすぐのマザーツリーを見に行き、その後高倉森を目指す。道端の青いエゾアジサイがきれい。
そしてさすがの巨木です。
8:05 頂上(829m)着。
展望はありません。そして熊に噛られたのか、無惨な頂上標識が。
9:15津軽峠に戻る。
ありがたいことに宿に戻ると入浴もさせていただき、汗を流すことができました。
昼食を青森市内「道の駅なみおか」にて。暑さ知らずのこのさわやかな風ともお別れかと思うと灼熱の名古屋には帰りたくなかったです。
頂上には行けませんでしたが、私は初めての東北の山、そして初めての青森でした。遠いからなかなか行けないですが、またいつか今度は紅葉の時がいいかなぁ。
長々と書きましたが、王林ちゃん(青森はローソン多い!松山ケンイチも青森でしたね。)と同じ優しい津軽弁や美味しいご飯、温泉を味わうことができ、楽しかったです。計画や手配など大変お世話になりました。
by みず