↑おかしな子じゃないよ!ラリってないよ!
新学期が始まりましたね。街の中にもランドセル背負った子供達が戻ってきて、いつもの風景に戻りつつありますが、まだ、だるそうな顔で通学していますね。
まぁ、この暑さじゃ無理もないですねぇ。だけど、昔のプレハブ校舎の暑さに比べたら、今の学校の方が遥かに涼しいでしょうけど・・・、比べようが無いかな。
それより、今の子供さん達って、夏休みの自由研究はどんな研究をされるのでしょうか?
私らの時代は、用意された市販の自由研究セットよりも、自分でなんとかするのが主流でしたよ。
言い換えると、「なんでもいいから出したもん勝ち」なんですけど・・・、いいじゃん。夏休みくらい自由にさせてくれってもんです。
ちなみに、私は近くに山があったので、カブトムシやクワガタなどを8月31日に採集して、標本にして持っていきました。
先生に提出した後、みんなに見せるということになって、初日はいいんですが、2日経ち、3日経ち、1週間を過ぎるころ、教室にプーンと昆虫の死臭と防虫剤の臭いが漂ってくるんですよ。
だって、標本づくりなんてまったくのど素人ですから、菓子箱にサランラップをかけて、中にシリカゲルを入れただけですもん。そりゃあ臭くなってくるはずですよねー。
次の日、先生から「持って帰っていいよ」言われたのは、やはりみんなからヒンシュクを買ったせいなのでしょうか?
それから一年経って、担任も替わったことだし、また、夏休みの自由研究に・・・、やっぱり昆虫採集です。
でも、去年とは違うんですよ。兄が昆虫採集セットを買ってもらっていたんです。(注:セットとは言っても、先の自由研究セットとは違います。)
それを勝手に持ち出して、適当に捕まえたルリクワガタに、ピンクの液体(殺虫薬)を注射器(多分本物です!)でプチューっと注射し、動かなくなった所で、ミドリの薬(防腐剤)を注射し、それをまたも菓子箱に入れて、ピンセットで突き刺し、かっこよく見繕って、夏休み明けに持って行きました。
今度は臭いもしない!大丈夫!っと思っていたら、アリさんが感づいて教室に大行列を作って、運んで行きましたとさ。これで持って帰る手間がはぶけました。
それにしても、あの昆虫採集セットって、なんで無くなったんでしょうね。やっぱり、本物の注射器を入れていたのがまずかったのかな?
みなさんの中にも、昆虫採集セットの注射器で、イヤイヤ刺された記憶のある人もいるんじゃないでしょうか?
ネットでの情報によると、極弱い殺虫薬や防腐剤が入っていたらしいです。(ただの色を付けた液という話も・・・。)
だから、打たれても死なないんで、安心してください。(ちゃんと大人になったでしょ?)
あっ!そうか!偽薬だから虫が腐って教室が臭かったんだ!わしのせいじゃないんだ!
電脳生物部も、きっとメガマス製の電脳昆虫採集セットとか持っていて、ダイチが「殺虫薬注入だ!」とか、フミエが「もう!腐ってんじゃないわよ。ミドリの液注射するわよ。」なんて、喧嘩しながらイチャイチャしてるとうれしい。
以上
話数:NO DATA
ネタ属性:懐かしグッズ
キャラ:イナゴじゃなくてイサコ
バージョン:2.8?
昆虫より不気味な絵とただの思い出話ですが、楽しんでいただけましたでしょうか。
イサコはあんな怖い体験を乗り越えながらも、リアルな昆虫が苦手だったら、(ネタ的に)楽しいような気がします。