あたしとママ

3歳に成長したお転婆娘バーニーズマウンテンドッグのサラが、ママと一緒に綴るコメディーな日常です。

その後の手作りフードの行方

2008-10-23 10:55:10 | サラのこと

(左上から おから、ひじき、キャベツ、

左下10穀米、人参、かぼちゃ、パプリカ、砂肝、出し汁はこんぶ出汁です)

あたしのママは今年の夏

すっかり食欲のなくなったあたしのために

手作りフード宣言をしました

あれから早4ヶ月・・・

”思いついたら即実行”のママは宣言したとおり

毎日あたしのために手作りフードを作ってくれています

(雑魚、関節用サプリメントを上からふりかけてます・・・時にはパルメザンチーズも)

朝の忙しい時間でもお兄ちゃんの朝食が終わるとすぐに

あたしの食事の準備にとりかかります

ママのその日の朝の気分によって食材は変わりますが

だいたいママはあたしの好きなご飯を作ってくれます

学校に行く準備をしていたお兄ちゃんは

ママが作っているご飯を覗きこんで

「お~、おれのより豪華ではないか~!」と羨ましがってます

(お肉は、大半が馬肉にしていますが今日は砂肝です)

そしてあたしのご飯作りに熱中しているママは

「さっちゃんの、さっちゃんのおいしいご飯作っているからね~

待っててね~」なんて言いながら

学校へ行くお兄ちゃんのお見送りさえしません

お兄ちゃんは熱中しているママに呆れて、寂しく旅立っていきます

(大皿に広げるとだいたいいつもこのぐらいの量です)

そしてあたしはママのご飯がまだかまだかと

真剣な眼差しで待ち続けます

ようやくスペシャル手作りフードが出来たようです

ママは「ほ~ら、さっちゃん出来たよ~

でもまだアチチだからね、待っててね~」と言って、

大きなお皿にあたしのご飯を入れてさまします

そしてあたしの目の前でウチワを使ってパタパタ仰ぎ

あたしに地獄のような苦しみをあたえます

(手作りフードにしてもいつも健康なうんちをしています)

あたしはまだですか?まだですか?とママのお顔をみつめます

ようやくご飯の粗熱が取れたようです

ママは「さっちゃん、マテ!!」と命令します

あたしはなるべく出来上がったご飯を

見ないようにして真剣に待ちます

そんなあたしに向かってママは

「さっちゃん、ママのお目目を見て!!」

と言ってあたしにママの目をみさせます

あたしはウルウルした目をしてママをみつめます

そのウルウル具合が気に入るとママは、

「よし!」と言ってくれるのです

でももしあたしが余所見をしたりして不真面目だと

ママはあたしのウルウルが気に入るまで

ヨシとは言ってくれないのです 

(おいしいらしく市販のフードより一生懸命食べます)

あたしはそんなママに向かって

特別なウルウル光線を送り続けます

するとママがとっても機嫌がよくなることを

あたしは知っているのです

「さぁ、サラちゃん、たくさん食べていいよ~おいしいかい?」

と言ってママはいつもあたしを優しく撫でてくれます

あたしは、おいしい、おいしいと言いながら

ガツガツと食べてしまいます

(食べ終わった後はお礼のつもりかいつも

私の顔を、嬉しそうに尻尾をふりながらペロペロしてくれます)

ママ、今日もおいしいご飯だったわ♪

あたし一生懸命食べるから

これからもおいしいご飯作ってね!