さて、日本人がローマ人を演じたというのでおおいに話題を集めた、
コミック原作の「テルマエ・ロマエ」を観てきました(#^.^#)
面白かったよ
ぎゃははは!と笑うほどではないにしろ、
クスクス笑いが劇場のあちこちに広がって、
ほのぼのと楽しかったです。
今日はレディースデーで1000円だったということもあり、
女性客が多かった!
しかも一人の人が結構いた
かくいう私も一人で行きましたwww
ワタクシ、ファミレスとジャンクフードショップと映画館だけは
一人で行けるんですよ。ラーメン屋とかそば屋には行けないんだけど。
友達はOL(もちろん古参のww)が多く、日曜しか休めないんで。
で、テルマエです。
50億もの興行収入を叩き出したそうですが、
実は、いやそこまで?と、ちょっと思いましたwww
【ややネタばれです】
冒頭から3分の1くらいまでは、コミックの1~2巻が反映されてて
浴場設計技師のルシウスが日本の銭湯や家庭風呂に
タイムスリップするくだりが分かりやすく描かれている。
こうしたコミックのエピソードがしばらく続き、
心の中に「ううむ・・面白いのだが・・・・・
最後までこの調子だと、ちとキツくないか?」と不安が過ぎる。
イカ~ん! このままでは西原理恵子著、キョンキョン主役の
「毎日かあさん」状態になってしまう!
あれもコミックはいろんなエピソードが満載で楽しかったのだが、
映画はそれをそのまま描いているだけだった。
全体のストーリーがなく、小間切れのエピソードを
小間切れで紹介しているだけという感じでつながりがなく、
それぞれは面白かったんだけど全体を通すと物足りなかった。
よもや、「毎日かあさん」になってしまうのか!!(≧△≦)
と、思いきや
冒頭から、銭湯で出会ってた上戸彩ちゃん演じる漫画家の卵が
ルシウスと関わってきたところで物語がうまく進み始めた。
コミックファンの中には上戸彩の役柄が突飛でいただけないとか、
いきなりラテン語を話せるのが違和感とか言う者もいるらしいが
いや、これは彩ちゃんとのからみがあってこそ、
ストーリー性が保て、話が面白く進んだのでは?
唐突にラテン語を話せるようになるのが変とかって・・
だってこれフィクションですからwww
そんなことをクソ真面目にいちゃもんつけるような人は、
もうSFとか観ないでほしいよ。
私的には彩ちゃんや温泉の仲間たちが出てきて、活躍する話、
なかなか、ほのぼのして良かったと思う。
しかし、竹内力が出演していたとは知らなかった!
これはいいもん、見せてもらいました
完全にヤクザにしか見えんかったが・・・(・∀・)
捕まってカゴで運ばれてきた生き物を見て、
一瞬、怪物かゴリラ?と思ったんだけど、力だったさwww
あの古代ローマの町中のオープンセット、アメリカのドラマで使ったものを
そのまま使わせてもらったんだそう。さすがだ!
古代や中世の映画、音楽が大好きな私としては
あの時代の雰囲気を味わえたし、楽しめたよ。
あと顔の濃い面々wwwww
クソ真面目なルシウスの役は真面目な阿部ちゃんのはまり役だし、
声に張りのある市村正親の皇帝ハドリアヌスは、
まるでオペラ座で演じてでもいるかのようでさすがだった。
うまい役者ってのは安心して見ていられる。
あと女好きの次期皇帝候補、ケイオニウスは北村一輝にピッタリ。
しかし濃いなぁ、この人たち(๑¯◡¯๑)
最後に潰れかかってた彩ちゃんの実家の温泉旅館が
その後どうなったか心配です。
できれば、ローマ風温泉に建て直して人気復活とかなれば良かったのに。
今度の土曜日には郷里の母が見に行くと言ってたから、
楽しんでくれるかどうか。いや楽しいよね、きっと。