ノグチサトキ

名もなきギタリストの物語

煙突

2013-03-17 | 日々徒然

高くそびえ立つ、近くて遠い・・・「えんとつ」、「エントツ」、そして「煙突」。

連想・・・、象徴・・・。

・・・

男性器、男性性、父性、権威、社会性、仕事、職務、役割、夫、父親、・・・、

理想、願望、現実、現在、過去、未来・・・私。

・・・

「社会的、業務的立場は、弱く低いが、資質能力共に相応なことだと納得はしつつ、

むしろ、ありがたく思わなければならないと考えながら、虚しさを感じなくはない。

恋愛は、分不相応だと自重して、性欲に駆られたら、一人静かに整える。

家庭に還れば、内弁慶、不甲斐なさで自己嫌悪・・・。

特に大きな問題を抱えている訳ではないが、同じ毎日、繰り返す日常に刺激がないと感じている。

かと言って、向上心があるかと言えばそれもなく、特に努力をすることもない。

年齢的には、若い頃に比べて客観性を備えたが、心身共に変調が出る時期でもある。

・・・私。

エントツを見て、ふと、自覚する。」

・・・

さしずめ、

「歳も一つ増えて、ちょっとした転換期かなと感じている。」

と言ったところだろうか。

・・・

乏しいボキャブラリーで表現するのは、イメージを限定してしまい本質を見失う場合が多いが、

独りよがりの素人解釈は、このあたりが限界だろう。

・・・

かと言って、自我が自己となり、普遍の無意識に至る勇気は持ち得ない。

・・・

そもそも、疲れているのは、人間関係でもなく、労働でもなく、

自分自身に対してなのかもしれない。

・・・

ちなみにこのブログのサブタイトルは、

『うだつの上がらぬサラリーマン日記』である。



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