高くそびえ立つ、近くて遠い・・・「えんとつ」、「エントツ」、そして「煙突」。
連想・・・、象徴・・・。
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男性器、男性性、父性、権威、社会性、仕事、職務、役割、夫、父親、・・・、
理想、願望、現実、現在、過去、未来・・・私。
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「社会的、業務的立場は、弱く低いが、資質能力共に相応なことだと納得はしつつ、
むしろ、ありがたく思わなければならないと考えながら、虚しさを感じなくはない。
恋愛は、分不相応だと自重して、性欲に駆られたら、一人静かに整える。
家庭に還れば、内弁慶、不甲斐なさで自己嫌悪・・・。
特に大きな問題を抱えている訳ではないが、同じ毎日、繰り返す日常に刺激がないと感じている。
かと言って、向上心があるかと言えばそれもなく、特に努力をすることもない。
年齢的には、若い頃に比べて客観性を備えたが、心身共に変調が出る時期でもある。
・・・私。
エントツを見て、ふと、自覚する。」
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さしずめ、
「歳も一つ増えて、ちょっとした転換期かなと感じている。」
と言ったところだろうか。
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乏しいボキャブラリーで表現するのは、イメージを限定してしまい本質を見失う場合が多いが、
独りよがりの素人解釈は、このあたりが限界だろう。
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かと言って、自我が自己となり、普遍の無意識に至る勇気は持ち得ない。
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そもそも、疲れているのは、人間関係でもなく、労働でもなく、
自分自身に対してなのかもしれない。
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ちなみにこのブログのサブタイトルは、
『うだつの上がらぬサラリーマン日記』である。