MFT学会というものに参加しております
大学院生の時に研究テーマと重なることがあり
少しかじった程度で不真面目だったため今頃ではありますが
一から勉強しようとはるばる東京は千駄ヶ谷までやって来ました
初日の研修会は衛生士さん主役の学会なだけにほとんど女性
2日目もほとんど女性
そして満席
MFTとは口腔筋機能療法の事でご存知の方は少ないと思います
歯科医師の中でもまだまだ市民権を得ていないのが現状です
これは例えば唾や食べ物を飲み込む時に
舌が上下の歯のすきまから「ニョキッ」と顔を出す人がいます
この状態は弄舌癖「ろうぜつへき」という異常な機能状態なのです
このような状態の方に出っ歯の方が多いのですが
これは出っ歯だから舌が出るんだから
矯正をすればいいと考えられていました
でも実は舌が出るから、出っ歯になったのでは?という考えから
口のまわりや舌の筋肉のトレーニングを行い
調和のとれた状態に改善する療法です
この療法を当院でも取り入れたいと考えています
トレーニング自体も歯科医師の僕が行うのではなく
衛生士さんが行うものというのが学会に参加してよくわかりました
これは衛生士さんの仕事へのやりがいや地位向上に繋がるのでは?
とたくさん可能性を見た気がします
他にも、適応症はいっぱいありますが
少しずつ勉強して対応できるよう準備していきますので
気長にお待ちください^^;