スーパー歌舞伎 三代猿之助四十八撰の内『ヤマトタケル』✨
博多座公演が発表されてから、ずっと楽しみに待ってました❣
『ヤマトタケル』は初見。
1回しか観ることができないから、中村隼人さんヤマトタケル×中村壱太郎さん橘姫バージョンを観ましたが最高だった✨
1回の観劇じゃ全然足りない(涙)
何度も観たくなる素晴らしい『ヤマトタケル』でした✨
歌舞伎用語案内によると
三代目市川猿之助(現・二代目猿翁)が歌舞伎のエンターテインメント性を徹底的に磨き上げ、全く新たなアイディアを加えて創り上げた新形態の歌舞伎で、「スーパー歌舞伎」という命名もまさに画期的といえます。明治以降の新歌舞伎が否定してきたいろいろな歌舞伎の演出手法、すなわち「誇張された衣裳」「隈取」「見得」「正面芝居」「合方(音楽)」「ツケ」といったものを積極的に取り入れ、さらに「宙乗り」「早替り」も加えて、しかしセリフを現代語にするという「矛盾の発想」がすべての演目で貫かれているのがスーパー歌舞伎。
スペクタクルでスケール感があって見どころ満載!
スピード感があって誰が見てもわかりやすいストーリー✨
豪華絢爛な衣装、場面ごとに次々に転換する大掛かりな舞台と演出は見てるだけでワクワク✨
歌舞伎を観たことがない方でも、大いに楽しめて感動することうけあいです!
哲学者の梅原猛さんが古事記のヤマトタケルに感動して書き下ろした作品を、スーパー歌舞伎と銘打って三代猿之助さんが脚本・演出・主演で1986年に初上演。
今回3度目となる公演で、上演回数は1000回越え!凄すぎます✨
最終公演となる博多座の『ヤマトタケル』、キャストや裏で支える多くの方々の熱い想いが伝わって、満員御礼の客席も序盤からほんとに熱かった!
誰が見ても楽しめる一大エンターテインメントでありながら、普遍的な台詞の数々は今のご時世だからこそ(ウクライナとかガザで起きていること、世界中で起きている天災etc.)胸に響くものがありました(涙)
平成24年公演の筋書きに掲載された猿翁さん(三代猿之助さん)によると
タケルと父帝の確執は家庭劇レベルの愛情問題ではなく、人と人が理解し合うことの難しさにある。タケルはその困難と闘い、現世での達成はかなわずとも未来に種を蒔いた。それこそが天翔ける心という人生の啖呵であろう、と。
詳しい感想はまた後日日記に書きたいと思います。
地下鉄最寄り駅祇園川端駅のコンコースにも巨大パネル✨
博多座は売店が充実してて楽しいです。
電話予約してあったお弁当、美味しかった❣
家族へのお土産も幕間に博多座売店で購入しました。
孫たちが好きな博多通りもんと、母へは白鳥の羽をモチーフにした和菓子。