令和3年度も新型コロナ感染症との戦いの一年となりました。
これまで通り引き続き、換気、練習時以外のマスク着用、入館記録の記載など、基本的な対策の徹底を会員の皆様にもご協力いただき練習を継続することができました。
毎年恒例となっておりました夏の発表会が二年続けて開催できなかったことは残念でした。
当初令和3年2月5日にかごしま県民交流センター県民ホールにおいて14回目のコンサート開催を予定しておりましたが、コロナ感染者数の予想を超える増加に伴い、感染拡大防止対策として延期を決断し、令和3年4月29日に鹿児島市中央公民館にて延期公演を無事に終えることができました。
各席を半分にして利用者の把握、会員、スタッフ、お客様の手指消毒、ソーシャルディスタンスなどの対策を十分に行い、皆様のご協力あってのことと感謝の気持ちで一杯です。
コンサートの内容は、前半をアンサンブル、後半をフルートオーケストラとし、耳馴染みのある明るい楽曲を中心にしたプログラムを組み、続くコロナ禍の中、明るい希望を持てたとお客様からの感謝の声も多数いただきました。
アンコールの「花は咲く」では、皆さんマスクの中で小さな声で歌ってくださり、涙を流される方もいらっしゃいました。
お客様はもとより、ゲストの皆様、関係者、スタッフ、何より会員の皆様の細やかなご協力で、今年のコンサートも延期公演ではありましたが、開催されたことは大変意義深いものだったと思います。
これまで通り、うまく対策を取りながら、今後もフルートへの愛情を大切に活動を続けていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
事務局