狭山遊糸会

埼玉県狭山市で広瀬斜子織の再現に取り組んでいます。

タテ糸の巻き取り

2021-06-07 14:25:18 | 活動日
広報担当のあや子からの報告です。

5月28日、整経と仮筬通しを終え待機させてあったタテ糸を、オマキ(漢字で書くと緒巻あるいは男巻)に巻いていく作業が行われました。

オマキに、厚手の布を巻きます。

テーブルの上では作業しずらいので、床におろしました。

糸の束がなんだか、座敷ぼうきのように見えました。

重くて太いオマキに糸を巻いていきます。





今日は、うれしいことがありました。

先日再開された遊糸会サロンに おいでになった方が、本日入会されました。
早速活動開始です。

こちらの機(はた)は、二台あるうちの新しい方の機です。


この糸はこうして、こうで・・。糸が切れた時は・・
と、遊糸会代表の野本さんからアドバイスを受け数十分間、作業をしていただきました。

ご苦労様でした。

さて、オマキのほうは、

糸の流れをを整えています。


オマキの前にずっと正座したままのTさんは、ひたすら糸の束を結んではほどき、結んではほどきしています。


こんどは、お琴のように見えてきました。

今日のこの作業は4人で行われました。

「オマキは四人でするものなのですか」と質問したら、「一人でするのよ」という答えが返ってきました!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする