3ニャンと田舎暮らし

元野良3匹の猫日記 
☆スコッティ♂2020年3月永眠
☆プリン♂16歳
☆カオリ♀2016年10月永眠

地域猫活動日記 12月号

2010-12-12 18:00:05 | 地域猫活動日記
公園にいる9匹のメス猫ちゃんはみんな元気にしています!
年齢も若い子で3歳くらいで、だいたい7~9歳くらいの子達が多く高齢化してきています。
野良猫の寿命は3、4年といわれていますが、ここにいる子達は長生きしているほうですね。
基本的に餌は夜しかあげてないのですが、他の人からももらっているようで
みんなコロコロしてて健康状態もいいです。

オスは黒猫くん一匹だけになりました。
首の傷も自然治癒したようで、みんなとも仲良くしてます。

ちょっと心配なのが、すずのおばあちゃんのこと。
寒くなってから、うちの猫用に置いていたダンボール猫ハウスに
いつからかおばあちゃんがお泊りにくるようになりました。
公園から家は20mくらい離れているんですが、公園の猫がうちに来ることは
今まで一度もなかったのにどうしたんだろう??


年齢的なこともあって、昔に比べると痩せてきているし少し元気がないように見えます。

ダンボールハウスはあったかいし、気に入ったんでしょうね。
スコッティもプリンもおばあちゃんを見ても怒らないし
鼻をくっつけて挨拶するくらいの仲なので、私もおばあちゃんの好きなようにさせてます。
不思議とスコッティもプリンも公園の猫ちゃんとは友好的で喧嘩とかも全くしないんです。
まあ、みんなメスというのもあるだろうけど、オスの黒猫ちゃんとも挨拶するし
野良ちゃんには優しい我が家のニャンズ。いいとこあるな。
もしかして、スコッティかプリンがうちにおいで!って誘ったのかな??

でも、唯一、仲が悪いのが、お隣さんのメス猫のミミちゃん。
いつもプリンとウーウーワーワー大変です。
手術してから性格がきつくなったってお隣さんは言ってたけど、そういうのあるのかな。
仲良くなってくれるといいな~

キジネコのジジ

2010-07-23 18:59:46 | 地域猫活動日記
キジトラの子に名前をつけました。キジなので「ジジ」にしました。
ちなみにメスです。

ずっと道ばたに横たわってダラーンと寝ているジジ。
そばを通るたびに息をしているか確認してしまいます。

心配だったので、昨日、病院に連れていきました。
「死にかけの猫連れて来たんでですけど‥」と言ったら
先生も心配して、すぐに診てくれました。

もう先は長くないかも、最悪の事態も考えないとと思ってましたが‥

そんな心配をよそに、ジジは病院ですっかり寛ぎモードになってて
先生と話している間中ベッドに横たわって、私の手の上に頭をおいて
ゴロゴロ言いながら気持ち良さそうにしてる。
撫でるとさらに大きな声でゴロゴロ。
すっかりご機嫌さんです。
ご飯の食いつきをチェックしたら、むちゃくちゃがっついて食べてるし
見た目と違って、それなりに元気みたい。
「まだこの子はそこまで弱ってないですよ。しばらく様子みましょう」って
先生も太鼓判押してくれました。

体重は2.2kg。
犬歯以外の歯がほとんど抜けていて高齢の猫ちゃんだということが判明。
犬歯の歯石の付き方から判断するとだいたい10歳くらいだろうとのことでした。

ノミとシラミがいたのでフロントラインをつけてもらって
栄養補給にビタミン剤と点滴をしてもらいました。

病院から帰ってきた直後の写真

右目もぱっちり開いて印象も変わりました

昨日に比べたらちょっとふっくらしたかな?




うちで保護してあげればいいんだけど、高齢ということで里親を探してあげるわけにもいかないし
しばらくは公園で世話をすることにします。
1日3回エサをあげているので、徐々に体重も増えていけばいいなと思います。
ジジ 早く元気になってね!

キジネコ

2010-07-21 18:24:28 | 地域猫活動日記
いつも野良ちゃんがご飯を食べに来ている公園でぐったりしているネコを発見しました。

初めて見る猫ちゃん

ガリガリにやせていて、片方は目も開かず、舌はだしっぱなしでよだれも出てる‥‥
ぐったりしていて起き上がるのもやっと‥
こんなになるまでどこにいたんだろう‥かわいそうに


ガリガリなので顔が大きく見えるけど、体自体はまだ1歳くらいの大きさです

ここでこのまま死んでしまうのは可哀相なので
せめてお腹一杯にさせてあげたいと思い
キャットフードと水をあげたら、フードは完食してくれました。
食欲があるならまだ大丈夫かな‥

夕方、ボランティアさんもエサをあげに行ったら食べていたそうです。
元気になってくれるといいけど、この暑さだから心配だな

地域猫活動記録

2010-03-11 18:35:09 | 地域猫活動日記
地域猫活動をスタートしてから6年、長かったようで、やっぱり長かった・・・
1年の予定が・・長期戦になってしまいました。

前のブログに地域猫活動日記を書いていたのですが、パソコンの故障+プロバイダの変更で
データを新しいブログに移すことができずに、全部消えてしまいました(ショック!!)
結局、復元できずに今日に至っていますが・・・・今も地道に続けています。
今までのあゆみを簡単に・・・。

今の家に引っ越してきた当時(8年前)、近所の公園に20匹近く野良ちゃんがいました!
その多さに驚き、この状態を放っておいたら数が増えて大変なことになると危機感をもったので
近所で餌やりをしているおばさんに声をかけて、二人で地域猫活動をすることになりました。

地域猫活動記録 2004.10月~2010.3月まで

まず、地域猫活動を始めるにあたって準備をしました。
NPOねこだすけのマニュアルを取り寄せ、それを参考に下記の項目を実行しました。
猫を保護するためのスペース作り、ケージを購入
動物病院に地域猫活動協力のお願い(手術の受け入れ、捕獲器レンタル)
地域猫活動のチラシ作成、配布(現在の猫の数などの情報)
地域の方に手術費の寄付や活動協力のお願い
公園に動物遺棄罰則のポスター貼り 

□主な活動
2010年現在のボランティアさんの数は私を含め3人
避妊手術の為の猫の捕獲や子猫の世話はみんなで協力しながらやっています。
避妊手術費、子猫の治療費はボランティアさんに助けてもらいながら
お財布と相談しながらやりくりしてます。
私の担当:子猫の保護、通院、里親探し
Aさん:エサやり、掃除
Bさん:エサやり、子猫の保護

□これまでに避妊手術した野良猫と里子に出した子猫の数:
    (避妊)(里子)
2004年(1)(0)
2005年(4)(0)
2006年(1)(0)
2007年(2)(6)
2008年(2)(3)
2009年(1)(6)
2010年(2)(1)
避妊手術12匹、去勢手術1匹、里子に出した総数16匹

この6年間に病死、事故死した子は知る限りでは5匹います。
子猫もすぐに保護して救われた命もあれば、救えなかった命もありました。
4、5匹生まれても半分は死んでしまったり、生まれても猫風邪ウイルスに
かかってて健康状態が良くなかったりと環境の良くないところでは
野良ちゃんにとって子育ては命がけです。

手術してない子が一匹でもいると、その子が子を産んでまた増えてしまうという悪循環で
2007年からは生まれた子猫を保護して、里親を探す活動を始めました。
これによってかなりの数を減らすことに成功しました。

□2010年3月現在の野良猫の数
公園には8匹の野良ちゃんが住んでいます。
すずのママとおばあちゃん(親子二代)
ちゃるまるちゃんのおばあちゃん、ママ、おじさん、おねえさん(親子三代)
ぞうきんちゃん
ふらちゃん
メス7匹、オス1匹で、避妊手術が終わってない子はあと1匹です。
(ちゃるまるちゃんのお姉ちゃん)

オスは1匹しか手術していませんが、手術をしているメスの数が増えるに連れて
オスは交尾ができないので、いつの間にかみんな公園から居なくなりました。
(今はちゃるまるちゃんのおじさんしかいません)

□費用について
捕獲、保護、世話には時間と労力が要りますが、やっぱり一番大変なのはお金です。
手術費以外に、保護した子猫を里子に出すまでには、治療費、薬、ワクチン、検診、血液検査など
いろいろとお金がかかります。
トータルの額で比較すると避妊手術代よりも、治療費などそれ以外の方がはるかに高く
病気の子を保護した時は手術代の5倍以上の金額がかかることもざらなので
どこまで面倒を見てあげるか迷うところですが、命にはかえられないので、
自分の出費は最小限に抑えて、皆さんと協力しながらなんとか今までやってこれました。

ここまでやってこられたのも、ボランティアさんの協力と支えがあったお陰です。
辛い時は励まし合い、里親さんが見つかったときは一緒に喜び合い、いつもいつも助けてもらいました。
保護した子たちが新しい家族の元で愛情をたくさんもらって幸せに暮らしていることが、何よりも嬉しく
時々、送られてくる里親さんからのメールや写真をみるたびに
心の底から喜びを感じるし、幸せな気持ちになります。

まだこの活動は継続中なので、これからも頑張ります!