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こんにちは蟹バリズムです。
今回紹介するのは『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』です。
ジャンルはスリラーとなっております。
【上映時間】
83分
【制作国】
アメリカ
【監督・脚本・キャスト】
【あらすじ】
2011年11月19日午前5時22分。双極性障害(躁うつ病)を患う黒人の元海兵隊員ケネス・チェンバレンは医療用通報装置を誤作動してしまった。その後まもなく、白人の警官が到着した。ケネスは緊急事態ではなく、間違いであると伝えたにも関わらず、警官には聞き入れてもらえない。家のドアを開けるのを拒むケネスに対して、警官は不信感を抱き、更には差別的な表現で侮辱し始める。そして、警官到着から90分後の午前7時、ケネスはドアを壊して入ってきた警官に撃たれ、死亡する。何の罪も犯していないケネスは、なぜ警官に殺されなければならなかったのか。今こそ知るべき世界の実態がここにある。
【ネタバレなし感想】
いやー、すげえ。
人種差別の実話。
83分間リアルタイムで物語りが進んでいく。
まるで自分がその場にいるかのように。
ボタンの掛け違いが連鎖していくさま。
無数のifを通り抜けて起きる最悪の出来事。
良識ある元中学教師が、警官の中にいる設定にしているのが見事。
これによって白人と黒人の単純な対立に陥らない。
最後に流れる実録の音声と、本編中のセリフがほとんど同じ。
そのまますぎて怖かった、、、
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