（無題）

ベレー帽に濃厚な茶褐色のブレザーをはおった品の良さそうな芸術家的なパリッとした紳士と

どこで買ったか緑の色褪せたトレーナーにジャージ、スリッパに靴下から足先が出たオッサンが話していた。


人生の悲哀を目の当たりにした(笑)



しかし、どうだろう…オッサンは自らそういったファションを好み、

とりたててオシャレなんてものに更々関心がなかったのならどうだろうか。

むしろこれがたまらなく着心地がよく、
誰の意見も聞かず、他人にとやかく言われる筋合いもない…
いろいろ思うのは勝手にどうぞ・・・



パリッとした紳士が、靴下から足先が出てあのオッサンは…貧乏…と

仮に、

他人に更に色つけて悪口チックに言ったらどうだろうか。



オッサンをあれこれ言っても、オッサンは別に何の影響もない…

ただオッサンを冷ややかにみる第三者が現れる懸念がある。


まぁ、仮の話ではあるが


世界観の違いは当然自然であり、自然に、ある。


他人が簡単には他人の事をこんな奴とは決められるはずはない。

決め付けであり、表面上の薄皮一枚程度だ。




何が幸せなのかはその見た目ではわからない。



いや、見た目よりはやはり中身ではあろうが、


ボロは着てても心の錦…



・・・とは言え



身なりからくる印象は見た目でかなりかわる。


他人をみる場合、表面から入るしかないが、

そのまま性格も当てはまるか、

見た目と全く異なる性格かは


踏み込まんと、わからなかったりもする。



真実は目には見えない。



はじめの話に戻ると身なりの違う二人は

別段、普通の同級の友達といったところで何の問題もない。



あー、いいオベベ着たい(笑)


働け!!(そして腹へこませな、笑)