国東のカワタ人生劇場3..旅ガラスに憧れて...

全国旅するミュージシャンに憧れる、、田舎者のブログ

新樂山の夜

2024-01-19 14:58:00 | 日記

宿から歩いて新樂山へ。

傘持ってバッグ持ってギター抱えて、、

約20分歩いた。

ほんと携帯のマップ、、、便利やな。

これ無いと無理、、笑

途中、、ションベンしたくなり、

漏らす寸前、、コンビニへ。

あぶねー笑

ナイスタイミングコンビニ!笑

、、、学校が見え始めると、、

前回パンチラ先生に連れられて来た、、

あの新樂山、、見えた!

入り時間少し早いが、、飛び込んだ。

たどり着きました、、、お久しぶりです、
カワタです、、

と店主のナオミさんに挨拶し、、






約一年ぶりやけど、、なんかもう数回会ってるみたないな、

アットホームな感じで優しく迎えてくれた。

なんか呑む?

はい、じゃあ芋の炭酸割りを、、と

さっきおでん屋の流れで芋ソーダで先ずカンパイをして、

いよいよ来たんやな、、、と何とも言えない気分で

少しソワソワしながら呑んでいた。

ゆーても一度来ただけ、、

名だたるツアーミュージシャンの聖地やないか、、

俺みたいな田舎の一弾き語りが、、とソワソワしてると、

なんやろな、、全て包み込む感じで気さくに話してくれ、

気がつくとソワソワ感は無くなっていた。

、、、とても熱い方や、、いろいろな場面みてきたんやろな、、

とにかく自分の精一杯をみせなければ、、

全く1人でこんな遠くに歌いに来た事は無かったし、

大阪名古屋、、いよいよ歌えるんやと、、と

呑みながら決意を固めていた。

しばらくして、共演の近藤貴之さんが来て

リハスタートした。

順番は近藤貴之、国東のカワタの順になった。

50分くらいの持ち時間、、

よーし気合い入れていかねば。

1時間のステージをこなせるよう練習してたので、

ほぼセットリスト通りにいけるな、、

近藤さんはカバー中心だが、

俺が弾きたいけど弾けない、ギターを弾いていた。

 



もうこれ弾けたら、いいな、、とほんと思うやつや。

人それぞれやり方やジャンルもあるけど、

ほんと俺、、そこ弾けないし、いつかは弾けるようになりたい、、

武器の一つとして欲しいんや。

、、、ゆーてる事、、とてもミュージシャンやないが、

とにかくいつかは弾けたらいいな。

そんな、、一般的な感じで聞いていた。

近藤さんのアンコールが済み、

、、、自分の番が回ってきた。



ゆっくりと話したり歌ったり、、

めちゃくちゃリラックスして歌えてる、、

今回の俺の中でのキーポイント、

中盤のやったけブルースも何とかいけた。

僕は君に、、、の歌詞は間違い倒したが

切り抜けた。






めちゃくちゃ自分の音がちゃんと聞こえてた。

近藤さんから、持って来たDIのさらにいいやり方、、

教わっていたが、、一つも出来なかった。

ストロークやアルペジオで

ブーストかけたりしなかったりのメリハリつけるのに、

スイッチ踏んだり踏まなかったりが今回教わってすぐ、、

何も出来なかったが、、
(する余裕なかった、、)

これは自然に出来るよう、、練習しよう、、

さらにいい音で聴かせたいからだ。

琥珀色の女神でアンコールしめた、、

、、、とにかく気持ち良く歌う事が出来たのは、

ほんと新樂山、ナオミさんをはじめ、、

今日の空間がほんとありがたかったんや、、

いよいよスタートしたな、、と

新しい景色を、

歌いながらじっくり見る事が出来ました!

感謝します!!



終わったらほっとして、、バカバカ呑んだ。

ナオミさん、、めちゃくちゃウマい日本酒飲ませてくれた。

近藤さん、、が、こんちゃんに呼び方変わってた。笑






ほんと酒の呑み方、、たどるとやってる事一緒過ぎて笑った。

まちゅこけも終電まで一緒呑んだ。

また共演の約束した。




みんなが帰り、、

ナオミさんと二人でいろんな話しさせてもった。


なんてゆーか、、生き様やな。

そんで、音楽、、

いろんな人や、お店紹介したいしな、、ち言ってくれる、。

俺の音楽、、またきっとどこかで広がるチャンスを得た。

やから地道に頑張っていよう。

、、、たまらなく好きになった新樂山を後にして、

また小雨降る中、宿目指し歩いたが、

ナオミさんの娘さんがくれたパン5つ、、

帰りながら3つ食べた。


宿の手前のコンビニでトドメのカップラーメン、、

で、、宿の共有スペースでやっつけた後、

自分のテリトリー、、ニ段ベッドの下へ

そぉ〜っと潜り込んだ














人情の街

2024-01-19 07:42:00 | 日記
玉造駅の周辺でウロウロして

さて、、

どこか立ち飲み屋的なところはないかな、、

その一角におでんやかうどん屋か、、チラッと覗くと、

15時過ぎだがめちゃくちゃ繁盛してる店があった。

ちゅーかおでんは昨日家で作ったしな、、

気にはなるがもう少し探そう、、

駅周辺の路地を歩き回り、

お、なんかいい感じの店が、、

ドアを開け、、やってますか?

4時からです、、

あ、そうなんですね、、(後20分もある..)

やっぱさっきのぎゅーぎゅーの店にしよか、、と戻ると

おっさん的な方が2人並んでいた。

入り口の紙に名前と人数を書き、、

一人待っていた。

携帯で店の情報見てると、、かなりの人気店やないか、、

なるほどうまそなおでんが並んでる、、

うっすらシミュレーションしておこう、、

初めて飛び込むこの繁盛店なりのルールあるかもしれんしな、、

などと携帯あたりながら座って待っていた。

やがて二人が先に入っていった、、かなりの地元の方で

前回同様ネイティブな大阪弁を横で聞いていた。

さて俺も次やな、、と待ってると

すぐまた一人おいちゃんが来て待ってるのだが、

店の中見ながら、、

今日も多いな、、

と気さくに話しかけてくれたので、

よく来るんですか、、と聞くと

よく来るよ、ちょいちょいくるで、、

夜なると中々入れんで、行列ができてな、、

そうなんすね、何が美味しいですか、、

俺のやり方はな、

先ずおでん攻めた後、口がタンパクになるやろ、出汁でな、
そしたら一回湯引き挟むんや、湯引きは絶対食べてな、そんでまたおでんにな、、肉うどんも最高や、、

湯引き、、なんやろな、、気になる、、

そんな話しをしてると俺の順番が回ってきたので、

お先に失礼します、、と店に入った。

厨房をぐるっと取り囲むようにカウンターの席で

満席の一番端に通された。

先ずは瓶ビールを注文すると、

乾いた喉に流し込んだ。

ウマいなぁ、、旅ガラスいよいよ始まったなぁ、、カンパイ、、と心の中で呟き、

先ずはオーソドックスな大根、スジ、厚揚げを注文した。

そういやさっきのおいちゃんがカラシはベタベタにぬってな、、

と言っていたな、、カラシは好きなんで

少し多めにつけながら食べると、、なるほどおでんウマいやないか、、

出汁も関西風で育ってるんで間違いない味、、

足元セッタやし雨にも濡れて少し寒かったんで、

おでんに瓶ビール、、最高やな。

しかし先に入った二人組や常連の方の注文の仕方、、

これは参考になるな、、いろんなネタあるけど、

変わり種のウマいの知ってそうだな、、と

常連のやり取り横目でチラチラ気にしながら、、

あ、さっきのおいちゃんも5人向こうに、、

入れたんやな、、

半円形のカウンターなのでよく見える、、

さっきのアドバイスありがとうございます、、と

次は変わり種で、、ゲソにシュウマイを頼み、、

出汁割りありますか?、、日本酒で、、

と常連風に言ったら、


出汁割り?無い、、と言われ、、

あ、やばい、、通な感じ失敗、、笑

ビールに戻り、、まぁまだ半分残ってるしな、、大丈夫、、笑


程なくゲソとシュウマイが来た、、

ウマいなぁ、しかし、。

しかし素人は目の前のおでんのメニューからしか頼めない。

昼の部、夜の部とあるが小心者の僕は

夜の部の変わり種を頼めずにいたが、

まだ昼やし、、

やけど常連の方はばんばん夜の部も頼んでるやないか、、

そんであの必殺の湯引き、、もチラチラ頼んでる、、

目の前のメニュー表にはおでんの具しか載ってないし、、

おおよそ初めての素人一人、、

なんとなく定番おでんにビール呑んで終わりや、、

それもある意味いいだろう、、やけど、、

その先、、見たいんや、

せっかくこんな有名店に偶然来れたんや、、

一歩先が見たいんやっ!、、、と

孤独のグルメ級に心の声が漏れ、、笑

次の一手を考えて、、

そや大阪来たらあれ食べたかったんや、、

後ろの壁の上に書いてるやないか、、

、、、肉吸いお願いします、、

卵つけないね、、

はい、、

卵、、ま、、まぁ普通の肉吸いで大丈夫や、、

、、と肉吸い待ちしながらビール呑んでると、

あちらの方から、、、と店員のおばちゃんが差し出してくれた。

湯引きね、、

湯引きっ!あちらの方、、さっきのアドバイスのおいちゃん!!

ありがとうございます、、とおいちゃんみると、

食べろ食べろ、、と聞こえはしないがその仕草で全てがわかる、、

あちらの方から湯引き、、

そんな出会って一言二言しか話してないのに、

ありがとうございます、、と無言で頭を下げて、、

例の湯引き、、一口食べると、

死ぬほど美味かった、、泣ける、、人情に、、

人情の街大阪、ありがとうっ!と心で叫びながら、

程なく来た肉吸い、湯引き、芋ソーダ割り堪能しながら、

ツアーのスタートダッシュ、、

これは絶対いい感じになると確信し、

時間の許す限り、、

カウンター席で一人、、名店の味をしっかり叩きこんだ、、、




お会計しながら、おいちゃんの横に行って

ありがとうございました、美味かったです!

と、おれさっき九州から出て来たんです、、と少し話して、

名店を後にした、、

さて宿に戻り、、着替えて行こか!

新樂山へ!!


続く、、、笑