松本マラソンを走ってきました。数年前にもエントリーしましたがコロナ過で中止になったので、今回初参加となります。
前夜は市内のアルプス公園の駐車場で車中泊。あづみのマラソンの時にも使いましたが、夜景も見えて静かでいい公園です。
当日朝は指定されたスタート会場近くの某宗教団体の平和会館の駐車場へ。会場までは徒歩10分と超便利。ただしゴール会場からは一番遠いので、帰路は大変です。バスで約1時間かかりました。
スタートは8時15分と過去一番早いスタート時間。駐車場が近かったのでストレスはありませんでしたが、遠い駐車場や宿の方は朝きつかったのではないでしょうか。松本城の観光客に配慮した時間設定なので仕方ないでしょう。
私の場合キャンピングカーで全て済ませてきたので分からないのですが、会場の更衣室はやや狭くトイレも不足していたようです。
朝の気温は2℃。静岡では夏の猛暑からずっと高めの気温が続いていたので、いきなり真冬の気温にはびっくり。今季初めてタイツの着用となりました。ただ、風はほとんどなかったのでそれほど寒くはありませんでした。
スタートブロックはE。スタート地点まで4分。小平奈緒さんもいて、あいかわらずカワイイっす!
道路に出てしばらくは緩い下りが続きます。3kmほどで旧市街に右折、国宝松本城の周りをぐるっと走らせてもらえます。海外の観光客の方も多く、応援してくれました。
旧市街を抜けるといよいよ登りが始まります。薄川沿いの気持ちの良い堤防道路を登り、金華橋を渡り反対側の道路を下ります。
このあたりからは北アルプスがほぼ全部見渡せます。乗鞍岳から白馬方面まで。冠雪した北アルプスはまさに絶景!なんと槍ヶ岳も上部だけですがはっきり見えました。この景観の中を走れるだけで大満足です。
15km付近からはこのコース最大の激坂区間、山の神ゾーンです。18km付近で687mの最高地点、その後は結構な下りとなります。ここらで調子に乗ってスピードを上げると確実に足にきます。
山の神ゾーンの最高点付近には峠の茶屋と銘打ったエイドがあります。地元の銘菓や蕎麦、リンゴなどがずらっと並んでいます。いやしい私はついつい長居してしまい、あんこのスティックおやきとお餅の和菓子を頂きました。その後もエイドではバナナを数回頂きましたので、ちょっと食べすぎだったかも。
山の神ゾーンが終わってもアップダウンは続きます。だんだん市街地を外れ田んぼの中を淡々と走らされます。応援もほとんどいません。街中でも応援は少な目でした。声援も少なく皆さんおとなしいというかまだマラソン大会が地元に根付いていない感じです。
30km付近からはいよいよ松本空港です。空港ですから平坦だと思ったらダラダラ坂が続きます。空港内のコースに入っても、公園になっているので小さなアップダウンが続きます。これは結構キツかったですね。
タイムは4時間13分36秒でした。
シーズン始めのこの時期のフルとしては上出来なタイムだと思います。昨年同時期の富山マラソンでは4時間30分切れませんでしたから。もっともこの時は気温が25℃で最後は脱水症で脚攣りでしたが。
この歳になるとシーズン始めの最初のフルは、無事走り切れるか不安がだんだん大きくなってきます。取り合えず目標のタイムで完走できると、この後もシーズン後半の大会に向けて練習に励むモチベーションになります。
ただ怪我の心配は段々多くなってきてますので、無理だけはしないように・・・とは言ってもフルマラソンってそもそも体に無理をさせる競技なので矛盾してますよね。
帰路はシャトルバスの通ったルートを覚えておいて、市街地の北を迂回して国道254の松本トンネルを通って梓川スマートICから高速に乗りました。松本市内は渋滞が酷いので。