やっと忘れた歌がもう一度はやる
中島みゆき
土曜日の夜、えっちらほっちら映画を見に行った。
夜の徘徊だから人出もそんなになかろう、という算段で。
しかし日の暮れた街角を歩いてみて、ちょっとした異変に気づく。
8時にでもなれば次々と店が閉まっていく。
あなたもこなたも、重そうなシャッターをガラガラと。
デパートだって負けじと閉店する。
一日が終わったのさ、そんな無言のあいさつを配っている。
活気のなくなった先々の通り横丁は、つられるように人も何だか捌けていく。
久々に夜の街に出て見た感想。だお。
映画はお決まりの、長い予告編を見せられたあと、9時頃から始まった。
画面に映し出された洋館。
その窓辺に少女の影。
次にとある家の一室。
さっきの洋館を描いた絵が壁に貼ってある。
その黒く塗られた窓に人影が現れる。
見た映画は「墓地裏の家」。
タイトル怖~っ。
40年前位のイタリア映画だお。
しかし期待に反して、中味はクソみたいな映画であったのだ。
クソの予感は出来ていた。
この映画を作った監督は、チラシの概要に依るところの、同じ年に3本も同じような映画を作っている。
とある。
そら、観なくても程度がわかるってモンだわさ。
物理的にも生理的に鑑みても、どんな代物が出来上がるってモンか、想像に難なく無し。
9月某日
セブンイレブンの弁当で、前に売られていたにも係わらず新発売の表記がなされて、再びお目見えしている物がある。
きっとこれはコンビニマニアにとっては、あるあるの事案であろう。
新発売じゃないだろ。
復刻だろ。
とサイレンス突っ込みを入れる。
弁当だけに限らず、惣菜やパンでも似たような事象が、あるよね。
自炊をしていないと知っている職場の人間に、いっつも何食べてんの?
と聞かれる。
霞を食べてる。
とでも返そうもんなら、通じない。
「霞って何ですか」
今どきの職場の人間は〝霞〟を説明する周辺のエピソードは、「聞いた事もない」らしい。
最近のペーパー的マイブームは、レンチンの何チャラごはん一個に、惣菜二つ位。のお食事。
まったくコンビニ様々。
小鳥かよ。
死期が近ぇ~。
通っているコインランドリーの洗濯機が、二台も何者かに依って破壊されていた。
当然台数が減じれば、洗濯渋滞が発生する。
この前も洗濯物を抱え一応は訪問すれど、全台回転していて踵返し。
すんなり帰って来た。
しかし渋滞も問題ではあるのだが、最大の問題はランドリーのオーナーがその状況を2週間も放置している事態だお。
どうなっておるのだ。
そこから更にちょっと歩けば、今様なカフェの付いた大きなコインランドリーも存在するけど、けどさ。
まずい。
齷齪。
しょうがないので、部屋の洗面台で手洗いもしてみた。
手洗いの駄目な点。
絞りが甘くなる。てか、全然絞れんしょ。洗濯機の脱水の凄さをあらためて実感する。
ここはやっぱり、ついに洗濯機購入の潮時なのか?
洗濯機を買うならドラム式。
多少は値を張るのだが、常々そう考えていた。
何でそんな所にこだわるのか。
コスパ良しと動画で誰かが言っていたのもあるし、何より格好いい。
で、ネットで洗濯機を物色する。
ここで我が狭小部屋の洗濯機スペースが、何か気のせいかこぢんまりしているのが発覚。
一番小型であろうメーカーの洗濯機でも、そのスペースに微妙に嵌まらなそう😂
実物を量販店まで見に行っても、やっぱり嵌まらなそう😂
なおさら確信に到る。
店の人も「ギリ無理かも」…
ハッキリ言っていいんだよ。
無理だって。
無理かな~って思う事って、大概無理なんだよ。
格好いい事なんもなし。
これまでの人生徒然。
一瞬でも格好いい事あったか?
シャープのマスクの当選通知が、また携帯に届いた。
いらね。