7月2日(日)に開催された
第1回平塚オープン将棋大会。
の結果。
まずはBクラス 参加者12名
優勝 宇野一成さん
2位 苅田丈弘さん
3位 横井芳彦さん
Aクラス 参加者12名
優勝 村上浩崇さん
2位 磯谷祐維さん(招待)
3位 菅谷武琉さん
Sクラス 参加者7名
優勝 古石龍生さん(招待)
2 位 佐伯雄一朗さん
3位 家入嶺馬さん
殊勲賞は磯谷さんを破った
桑山尚司さん。
桑山さんは3勝1敗ながら、
全て秒読みに入ってからの
勝利。
しかも最終戦は千日手があったため
同星の場合は、持ち時間を
残して勝利した方が昇順。
のタイムポイントルールで、
5位となった。
S級でも
1回戦、2回戦に勝利したものの
優勝決定戦で敗れた渡辺誠さんが、
1、2回戦では秒読みでの勝利。
出会ったため4位となって
入賞を逃した。
これは両名にとっても
不満が残ることは承知している。
運営側の本音としては、
次は、時間を余して勝ち切って欲しい。
またお二人とも、優勝者に
持ち時間を消費させているので
入賞者に負けない結果を残したことは間違いありません。
アマチュアの将棋大会
のルールを説明すると
3勝1敗で勝ち星が並んだ場合。
A◎◎◎●
B◎◎●◎
C◎●◎◎
D●◎◎◎
1回戦の勝ち星を
9点、2回戦を8点、
といった具合にして
A,B,C,D
の順に順位を付けるソルコフ
方式が一般的です。
この場合、1回戦と2回戦。
で敗れてしまうと入賞の目が
ほぼなくなってしまう。
今回の大会では、
秒読みに入ってから勝ち
7P
残り5分未満残して勝ちを8P
残り5分以上10分未満を9P
残り10分以上を10P
として、1敗後も最後の対局まで
入賞の可能性が出て
タイムポイント制を導入した。
千日手は-1
2回以上は引き分けで双方に
3Pを与えることとした。
これにより、
S級は40分30秒で3局。
A級は20分30秒で4局。
9時30分から開始して昼休みを
含めて15時30分には全局終了。
15時40分〜
SクラスとAクラスの入賞者同士で
順位を決定する順位戦を開始する
ことが出来た。
B級に至っては
20分30秒の5局で同じく9時半で開始。15時には表彰式を含めて
全て終了。
一斉対局方式では考えられないほど、
スムーズに進行が出来る。
組み合わせに左右される要素も少ない。
完璧な組み合わせ。
対戦方式はないが、
少なくともソルコフよりも、
運営がスムーズに進み、
多くの方が最後の対局まで
モチベーションを高く持って
戦える方式だと自分は思っています。