大地震が発生すると、小中学校のグランドや、
大きな公園や体育館に避難する。
これが前提となっている。
しかし、実際に大地震が発生したらどうなんでしょう。
最近建てられたマンションは免震構造になっており、
避難所に指定されている公立学校の体育館よりも、
はるかに安全だ。
分譲住宅もそれなりの耐震施工が施されている。
見ず知らずの人と寝泊まりするよりも、
例え電気や水道が止まっていても
自宅で過ごす方が良い。
マンションや住宅の
ライフラインが数日止まるような
もっと、被害が大きい場合は、避難所も人で
溢れかえっている状況だろうから、
こちらも家にいた方がまだ生存確率が高い。
救助がなければ集団の中で弱肉強食の状況が生まれるだけだ。
東日本大震災が発災した時とは違い、
日本の国力も落ちて、
世界中が不景気や紛争状態にある中で、
大災害が発生した場合、簡単に復興とか、、
あるわけがない。
ただし、地震や火山、紛争なら、
仮に首都圏が被災しても、
北海道や日本海側、西日本が同時に被災。
いずれかに被災していない安全な場所があるはずなので、
そこにさっさと避難するのが賢明だ。
ただし、首都圏の3,000万人が被災したら、、
その1割の300万人の人が、
北海道から沖縄まで満遍なく避難。
いくら人口減少の日本でも、受け入れできる人間は、
限られて来る。
選択としては、
1 自宅で籠城。
2 安全な避難先を確保し、もしもの時はそこに逃げる。
2がなければ籠城しか無い。
という意味でこれまでの自治体や自治会の防災訓練は、
復旧まで2〜3週間。
餓死者が出るような大災害には、
残念ながらあまり意味がない気がする。
苦しみながら生き残るよりも、
みんなと一緒に死んだ方が良い。
という考えならありかも知れないが、、
そうでなければ
もしもの時の避難先を確保する。
そこに避難するまでの備蓄や交通手段を確保する。
これが必要ではないだろうか?
そんなことを甲斐大泉に来て思いました。