大学の落研時代の学生さんたちの好きな噺家と言えば
古今亭志ん朝師匠が大半でした。
その中で、私の好きな噺家は談志師匠でした。
”変わったヤツ”的に見られてました。
歯に衣着せぬ発言が取り沙汰されることが多かったですが、
テレビでインタビューを受けた男性が
「ぼくたちサラリーマンからすると、言いたいこと言えて
羨ましかったですね」との回答には同感でした。
お弟子さんの立川キウイさんのインタビューは
私の想像通りでした。
カメラの回ってるところでは怖い師匠を演じ、
カメラが止まると優しい師匠に変わったとのことでした。
「オレが優しいなんてわけ、ねぇじゃねぇか。」なんて
人前では振舞って、わざと悪人を演じてたんでしょう。
自分に厳しくしてた結果なんじゃないかな・・・・。
弟子たちに最期の姿も見せずに逝ったところも
談志師匠らしさなんでしょう。
天国から今後の落語界を見守ってくださいなんて言うと
「知ったこっちゃ、ねぇや」なんて言われそうですが・・・・・。
また一人、”昭和”が逝った。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。
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