ロゼシアター中ホールで開催されました。
第82回の林家正雀師匠の独演会から関わりだした時は
入場待ちのお客様の整理係りなどを手伝ってきましたが、
今回は師匠たちの新富士駅へのお迎えから始まり、
先輩の楽屋での師匠さんへの対応を見学してました。
ほとんどを舞台の袖で聴くことになりましたが、出囃子の様子も
見られて、ちょっと役得かな?なんて思ったり・・・。
二番太鼓風景。左端で市馬師匠がリラックスしてます。
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開口一番は柳家さん光さん【新聞記事】
トリの権太楼師匠の6番弟子で前座名柳家おじさん
2013年11月に二ツ目昇進時師匠が二ツ目時代に名乗ってた
さん光襲名。名前の紹介で結構、笑わせてくれました。
2012年3月に21人抜きで真打昇進の春風亭一之輔師匠は
自己紹介の得意ネタにも書いてある【初天神】
憎たらしい子どもを演じたら出色ですね。
以前鈴本で【桃太郎】を演った時も感じました。
めちゃくちゃ面白い。
中トリが柳亭市馬師匠の【三十石】
自慢ののどを披露できる演目を選んだんだと思います。
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生演奏の下座さん(三味線弾き)も来てましたから、ナイスな選択。
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雪駄もきちんと揃えてらっしゃいます。
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唄に合わせて、前座さんが大太鼓を叩きながらの合いの手を
入れてました。噺の内容を知らないとできないよなぁ。と感心。
お仲入りの最中におなじみの色紙の抽選会。
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知ってる人が当たると嬉しいもんです。
トリは柳家権太楼師匠の【唐茄子屋政談】で長講1時間
笑わせたり、泣かせたり・・・
終わった後のドヤ顔が印象的だったと友人のFacebookを見ました。
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追い出し太鼓に合わせて、さん光さんと一之輔師匠の
「ありがと~う~ ございましたぁ~」を目の当たりで見れて
正に役得。
忘れ物落し物の見回りにホール内に入った時、
座席に座ったまま、余韻に浸ってる方がいらっしゃいましたが、
満足のいく第100回公演になったことだろうと思います。
この記事を書いていて吉田拓郎さんの「今日までそして明日から」
が脳裏をよぎりました。
単なる通過点として、継続していきたいと切に思います。