前回の「Across the Universe」に続いて、今回もビートルズの曲についてですが、この映像の「ミッシェル」は”ラバーソウル”に収録されています。
日本人のミュージシャンに「ビートルズで一番好きなアルバムは?」と質問すると・・・、この”ラバーソウル”と”リボルバー”の中期の2作品に好みが大きく分かれます。(昔~、読んだ雑誌が元ネタです・・・)
”ラバーソウル”には、「イン・マイ・ライフ」や「ガール」、さらに「ノルウェーの森」といったフォーク調の素敵な楽曲が沢山収録されています。
もちろん、この「ミッシェル」も・・・。
方や”リボルバー”には、「シー・セッド・シー・セッド」や「トゥモロー・ネバー・ノウズ」、「エリナー・リグビー」、「タックス・マン」などのサイケ調の楽曲以外にも「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」(これもポールの作品です)という名曲も収録されています。
どちらも素晴らしい名盤ですよね。
この頃のビートルズが大好きです。
それ以降は、スタジオに篭っちゃうんですよね~。
そして、この「ミッシェル」ですが・・・、ポールの作品で、色々アイディアが盛り込まれているそうです。
メジャー・キーにマイナースケール(逆かも?)を当てはめて作ったそうです。
流れに逆行しているようですが、理論的には合っているそうです。
私には理論のことは全くわかりませんが・・・、この哀愁漂う雰囲気が痺れます。
狙って作っているのでしょうか?
ポールは天才ですね!
フランス語ができないイギリス人男性がフランス女性を口説きたいのに「I LOVE YOU」しか言えない、ジレンマというかもどかしいというか切ない歌のようです。
オバマ大統領の前で演奏していますね。
スティーヴィー・ワンダーも参加しているようです。
関連の記事を下記に掲載します。
「ポール・マッカートニーがホワイトハウスにて、オバマ大統領よりガーシュウィン・アワードを受賞、スペシャル・パフォーマンスを行なった。同アワードはアメリカ議会図書館(Library Of Congress)がもうけたもので、長期に渡りポピュラー音楽に貢献してきた作曲家/パフォーマーに贈られる。マッカートニーは、ポール・サイモン、スティービー・ワンダーに続く3人目の受賞者となった。
90分に渡るパフォーマンスは、マッカートニー自身による「Got To Get You Into My Life」でスタート。つづき、スティービー・ワンダー、ジョナス・ブラザーズ、ジャック・ホワイト(ホワイト・ストライプス)、コリーヌ・ベイリー・レイ&ハービー・ハンコック、エルヴィス・コステロ、デイヴ・グロール(フー・ファイターズ)ら豪華ゲストが「Drive My Car」「Blackbird」「The Long And Winding Road」「Penny Lane」などのビートルズ・コレクションをプレイし、マッカートニーの功績を称えた。
その後、ステージに戻ったマッカートニーはスティービー・ワンダーとのデュエット「Ebony And Ivory」を披露。そして「ホワイトハウスでプレイしたくて仕方なかった」という「Michelle」をパフォーマンス、同名の大統領夫人に捧げた。同曲には「アイ・ラブ・ユー」を連呼するパートがあるが、マッカートニーは演奏後「大統領に殴られる初の人物になるな」とジョークを飛ばしている。
ちなみにマッカートニーが同トラックを演奏中、オバマ大統領はとなりに座る夫人を見つめながら曲を口ずさむという微笑ましい光景が見られた。
マッカートニーはこのほか、「Eleanor Rigby」「Let It Be」「Hey Jude」などをプレイ。ラストの「Hey Jude」ではオール・キャストほか、オバマ大統領もステージに上がりパフォーマンスに加わった。
数々の名曲を生み出してきたマッカートニーは、曲作りの過程について「ブラックホールからスタートし、運がよければ数時間後、そこで曲が待っている。その神秘、その魔法はいまでも同じだ」と話している。
この哀愁漂う名曲を、ぜひチェックしてみてください。