”ビレリ・ラグレーン”と”シルヴィアン・リュック”の二人のアルバム【DUET】は一時期私のへヴィー・ローテーションでしたね。
二人の演奏がご機嫌で気持ちいいです。
アルバムを初めて聴いたときに「どうやって弾いているのだろう?」と思っていましたが、この映像を観て「なるほど」と思いました。
押尾コータローさんのような奏法でしたね。
ビレリの方は、昔から聴き込んでいましたね。
私の好きなベーシストのジャコ・パストリアスの晩年期の相棒として、ビレリが若い時にヨーロッパを廻っていました。
速弾きのジャズ・ギタリストのイメージが強かったのですが、現在は自分のルーツでもあるジプシー・スイング、ジャンゴ・ラインハルトをモチーフにした音楽に傾倒しているようです。
ちなみに私が最初に購入したジャズのアルバムはビレリの【Live in Marciac】なんですよ。
ヤマハ音楽教室の中の小さな発表会みたいなものがあって、課題曲がスタンダードの「枯葉」だったのですが、当時ハード・ロックしか聴いてこなかった私には全く理解できない音楽でしたので、なんとか同じギタリストが弾いているアルバムを探していて、たまたま出逢ったアルバムです。
弾きまくりのアルバムでした。
ジャズ好きな先輩に聴いてもらったら「なんか売れ行きを狙った演奏だな~」と言っていましたね(笑)
私にはロックのコンサートみたいなライブ・アルバムでしたので、非常に馴染みやすかったですね。
後で分かったのですが、このアルバムでベースを担当していたのが、【クリス・ミン・ドーキー】です。
私は彼の音楽が大好きなんですよ~。おすすめは、映画音楽にチャレンジした、【シネマティーク 】ですね。
小沼ようすけさんも時々クリスの曲を弾いていますね。
話は随分それましたが、ぜひこれらの音楽を聴いてみてくださいね!