■■ワルツ■■
■■2019年の若手のワルツ■■
往年の名選手--ゴッゾーリとかに続き、アルナスも引退してしまいましたね!
これから台頭してくる若手に期待がもてます。
下記の動画は競技会ですが、衝突回避の方法とか、テレスピンも複数混ぜて踊ったり、昔の様にリズムを取るよりは、全体の流れに緩急緩を持たせる様な時代の変化を感じますね!
Qiu Yuming - Wei Liying CHN, English Waltz | Brno Open 2019 | Semifinal
■■ナチュラルターン■■
ワルツの基本中の基本のステップです。カウント123の3の時の男性の足の揃い具合、又、そこまでに持っていく為のボデイムーブメントに注目です。各選手とも全く同じで優劣の見分けが難しいですね!
How to Dance Waltz Natural Turn from WDSF PD Champions | Natural turn in slow motion
■■日本インター規定アマルガ■■
3年ぶりに開催された日本インターナショナル選手権でのワルツのアマルガです。
2017 日本インター規定アマルガ ワルツ
1. Overturned Natural Spin Turn 123 123
2. Turning Lock to Right 1&23
3. Weave from PP 123 123 [1]
4. Natural Spin Turn ( at a corner ) 123 123
5. Reverse Pivot &
6. Double Reverse Spin 123
7. Fallaway Reverse and Slip Pivot 12&3 or 123&
8. Contra Check 123
9. Wing 123
10. Progressive Chasse To Right 12&3 [1]
11. Underturned Outside Spin 123
12. Hover Corte 123 123 [1]
13. Outside Change ( to new LOD ) 123 [1]
社交ダンス ワルツ 2017日本インター規定フィガー 競技ダンス
11. Underturned Outside Spin が珍しく勉強になりますね!
■■ナチュラル・ターン■■
ワルツで、基本中の基本といわれるステップです。
たったの3歩です。
この動きの中で、ロアー・アップ、スウェイ、回転、ホールド、全ての動作が入っています。
ここを吸収すれば、ワルツのほとんどの動きが正しく綺麗に踊れますよ!
■■自由なワルツ■■
日本人の社交ダンスは、ちゃんと教科書があって、その通りに踊る事が求められている様です。
マンボとかチャチャチャの様なラテン系では、相手と組まないので、いきなりでも踊れますが、モダン系は、組まないといけないので、ある程度のトレーニングが必要です。
なので、教室とかサークルで、一生懸命覚える・習得する----に汗水流しているんですよね!! あの、役所さんの「シャル・ウイ・ダンス」のレッスン風景です!!
しかし、本来のダンスは、音楽を聴いて、その感じる儘に、自由に踊る事だと思います!!
下記の動画は、将に、この考えの踊りです!!
こういう動きも勉強するのも良いのではないでしょうか??!!
■■ルドルフ・ロンデ■■
下記のルッカ&ロレインの踊りをご覧ください。特に、1分15秒辺りのルドルフ・ロンデを-----。
ルドルフ・ロンデは、正確には、「ルドルフ・ロンデ&スリップ・ピボット」と言い、そのカウントは、1.2.3 です。
通常は、前半に「ピボット」、そのカウントは1.2.3 ですが、これの後半をルドルフ・ロンデ と繋いで踊ります。
これらの踊りをLODのラインの沿って一直線に踊るのが綺麗な踊り方だと思います。
その為には、男性のリードも大切ですが、女性の足を置く場所も大事です。
ロンデのカウント「1」の時、女性の左足は、男性の右足の横(LOD線上)乃至は、もっと奥に回り込んだ所に置いて欲しいです。
動画では、ルッカがこちらを向いて踊っていて、左側へ回転しています。そして、ロレインの足を注目すると、ロンデのカウント「1」の時、ルッカの足の裏側に置いていますね! それくらい深く回転しているという事です!
■■アルナスのワルツ■■
下記のアンダーラインをクリックしてください。
2014年日本インターナショナルダンス 選手権大会
アルナスのレッスンビデオ
ゴッゾーリの時代からアルナスの時代に移っています。
ワルツの踊り方も、更に、「ゆったり化」が加速している様です。
人それぞれなんでどれが良いかは判らないが、私は「123」では踊っていません。「123456」と唱えながら踊っています。12--ロワー、34--移動、56--ライズ です。
この呪文ですと、「ゆったり」踊れます!!
■■学連のワルツ■■
下記のアンダーラインをクリックしてみてください。
若い(我々老人から見たら十分若い!!)カップルの熱気が伝わりますね!!
或いは、腕に覚えの有る方が観れば、これくらい難しく無いよ!! と思われる方もいるかもしれませんね!!
又、応援団の活気が凄いでしょ??! (まさに青春です!!)
2013春東部ワルツ決勝戦
★ライト・ランジの競演が見どころです。実に多様な表現がありますね!
2012春東部 Waltz
★年度によってテーマが有るんでしょうかね?? 2013年はライト・ランジ 2012年はクイック・ナチュラル・テレマークなんでしょうか?(通称オーバーターン~ターニング・ロック・ツー・R してから ナチュラル・ランニング・ウイーブ とかにつなげるんですが----そこの境目にクイック・ナチュラル・テレマーク を入れている。)
決勝でも前3組とか、6分辺りからのオナーダンスでもこのステップを入れていますね!!
又、続きを書きます!
■■アルナスのワルツ■■
今年のアジアオープン選手権では、1~6位は全員外人です。
やはり、あの体型と身長には勝てないんでしょうかね??
そして、世界チャンピオンも世代交代です。
ゴッゾーリに替わってアルナスです。
アルナスに関する動画が少ないです。
これから増える?
で、踊りのスタイルもベーシック重視からショーダンス重視?の世界に移る予感がします。
何はともあれ、最近の動画を2つインターネットから拾ってみました。
下記のアンダーラインをクリックすると動画が始まります。
アルナスのワルツ1
アルナスのワルツ2
2つとも前半では、普通のダンスサークルで学ぶ定番のアマルガなんで参考になると思います。
■■スッピンのワルツ■■
下記をクリックしてみてください
スッピンのワルツ
ゴッゾーリがスッピンで踊っている珍しい動画です。
下着1枚で踊っていて、エンビ服を着た姿からは想像も出来ないでしょ??
相手の髪がバラバラで-----
でも、だからこそ、体の筋肉の使い方が良く判る動画ですね!!
ゴッゾーリについてのインターネットの記事を引用するならば、
エディータ(一番最後のパートナー)の引退表明に伴い、今年2月、日本で開催された競技会を最後に、競技会場から姿を消した。今年のシーズンはもう終わりだ。ミルコの復活はあるのだろうか。彼の眼鏡にかなうパートナーというと限られるだろう。しかし、このまま引退してほしくない。
もう一度ミルコの踊りを見たいと思っているダンスファンは多いのではないだろうか
とあります。
パートナー、そう、所謂、相手-----
こういう現実を見るに、相手がいるかいないか? 重要ですね!!
相手がいないと、ダンスは出来ないんですね!!
ダンスに限らず、自分の人生を如何に謳歌するかは、パートナーがいるかいないか---ですね!!??
■■ワツルは四拍子?■■
私のブログの読者からこんな質問の書き込みがありました。
「ビクターファンの2010年のワルツ ですが、音楽が3拍子のワルツ曲ではなくても、ワルツとよぶのでしょうか?」
この質問の発端となった動画を下記に掲載します。
■■ビクターファンの2010年のワルツ■■
同じ東洋人として、私が、ゴッゾーリと共に好きなのが、ビクターファンです。
ゴッゾーリと同じく極くオードソックスな(教科書的な)踊りをする方です。下記の動画をご覧下さい。
ビクターファンの2010年のワルツ
どうですか? 確かに、四拍子の音楽ですね!!
では、ワルツ王と呼ばれているヨハン・シュトラウスの音楽はどう評価されているか?
注目すべき書き込みがあります。
シュトラウスは四拍子の作家だった
もう一つ、日本語は四拍子英語は三拍子という説は、どうだろうか?
日本語は四拍子英語は三拍子
以上からして、私の独断と偏見で意見を言わせてもらうならば、
①ワルツは三拍子とは限らない。
②私の知り合いのミュージカルダンダーは、ルンバの曲で、ルンバ・ワルツ・ルンバ と ルンバの曲でワルツを踊っています。
③私自身、カラオケで速めのテンポの曲がかかると、(ブルースにしては速いがチャチャチャにしては遅いテンポの場合)ワルツを踊る事があります。
④今は、料理でも、無国籍料理が出る時代です。固定観念に捉われず、踊りたい踊りをしても構わないんでは??
私がアシスタントとして教えているサークルで今月からワルツがはじまりました。
■■判り易いデモ■■
下記をクリックしてみてください
判り易いデモ
ダンスを覚えていくと、今度はデモみたいな事やってみたくなりますよね!?
でも、プロのデモ動画を観ると、エエ!! こんな難しいの出来ない!! って諦めていませんか?
でも、この動画を観れば、これだったら出来る!! と思いませんか?
誠実に踊れば、このレベルのアマルガでも、(でもとても綺麗なデモでしょ!)皆さんに十分堪能してもらえますよ!!
■■ゴッゾーリ&エディータの2011年のワルツ■■
ゴッゾーリ&エディータの2011年のワルツ
一番最初の出だしの部分は、基本中の基本のステップの連続ですね!
ナチュラル・スピン・ターン~リバース・ターンの4~6歩~リバース・ターン~ウイスク~ウィング----と、随分勉強になりますね!!
ダンスの基本は「スウィング」だと思います。
カウント1で充分に蓄えたエネルギーを2、3で静かに爆発させる----これによって結果として「スウィング」になると思います。
「スウィング」とは、振り子の様に動く事とよく言われていますが、私の自称コーチが言うには、タンゴにも「スウィング」があるんだよって!!
プロムナードのカウントはSQQSですが、一番最初のSで充分にエネルギー蓄え、つぎのQQSに繋げる事だと!!
こういう意味では、モダン・ラテン全てに言える事ではないでしょうか?
猫が、ライオンが、獲物に飛びかかろうとする一瞬の直前の「力のタメ」が、「スウィング」を起こす源であって、それが発揮した結果が、「スウィング」と言う「表現」だと思います。
■■石原正幸のワルツ■■
下記のアンダーラインをクリックしてみてください。
石原正幸のワルツ
石原正幸氏は、2007年にJOC正加盟となった社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)特別強化選手。JOCとは、オリンピックですよね! 将来、社交ダンスがオリンピック種目になった時の有力候補です。(もっとも、バスケットや野球と同じになったら、プロが控えているので、出場出来るか判らないんですが----。)
踊りが、正統で、素直です。ゴッゾーリに似ています。
この踊り方(アマルガ)ならパクリ出来そうでしょ! (でも完全コピーは駄目ですよ!!)
■■ゴッゾーリ&エディータの2010年のワルツ■■
ゴッゾーリが新しいパートナーのエディータと組んでのデモです。ご覧下さい。
で、イントロとか、従来の踊り方とガラリと変わっていますね!!
エディータの持ち味を生かして、新しい踊り方に挑戦している様に感じられました。
ゴッゾーリ&エディータの2010年のワルツ
■■IDSF2010年のワルツ■■
下記に最近のワルツの踊り方の勉強になる動画を掲載しました。ご覧下さい。
最近の動向としては、増々、動きがゆったりとしてきています。音楽を目一杯使う踊りが要求されます。
IDSF2010のワルツ
私のWEBファンから面白い投稿がありました。
はじめまして。
あなたのブログで勉強させていただいております。
さて、
SFのスリー・ステップ、これは他種目では使われないもの。
どこがどのように面白い(意義がある)フィガーなのでしょうか?
また、これは、どのような動機(フィガー)から進化してものでしょうか?
変な質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
これって、面白い質問です。
HOW TO では無くて、WHYです。
この手の質問は手強いです。
で、現在、慎重に答えを吟味しています。
今の、鳩山政権では無いが、私を問われています。
で、皆さんへの公式回答は、スローの部で公開します。
で、ワルツの本題です。
◆◆ブラックプールのワルツ◆◆
2009年のブラックプールのワルツの動画です。
ブラックプールのワルツ
後半でビクターファンらしきペアも映っています。
ワルツの踊り方が年々、ソフトになっているでしょ!!
増々、ねばり腰の踊りが、要求されていきますよ!!
例えば、ナチュラル・ターンですが、
9割近くの方々は、ロアー・アップです。(カウント2の時、ピョンとアップしています。)
そうでは無いんですよ!!
私の独断と偏見で言わせてもらうならば、
ロオ(高-->低)・アー(低-->さらに低)・アー(さらに低-->少し高)・アーップ(少し高-->高-->低)という感じで踊るとゆったりした感じが出ます。(ピョンを止めて、スルスルスルといった感じですね!!)
(私は、これを2段ロケットと言っています。)
◆◆アルナスとビクターファン◆◆
下記に最近の2つの動画を掲載します。
(下記のアンダーラインをクリックして下さい。)
アルナス
ビクターファン
どうですか?? ゴッゾーリが現在No1ですが、盛者必衰の理----では無いが、ポストとしてこの2者だと思っています。
両者の踊り方は対照的でしょ!!??
何を隠そう!! 現在、私が苦しんでいるのが、ナチュルラルスピンターン、オーバーターン、ホールドです。
こんな初歩の部分で、四苦八苦しているんです。
ビクターファンの踊りは、その点が勉強になります。
◆◆ゴッゾーリの中間の多い踊り◆◆
ゴッゾーリの中間の多い踊り
イントロとかエンデイングの振り付けには悩まされますね!
本体の踊りについては、いろいろ本とかDVDとかで勉強出来ますが、イントロとかエンデイングは、そんな物滅多にありません。
この動画は、いろいろ振り付けのヒントが一杯あります。
勿論、本体の踊りだって、ベーッシク重視で、我々、アマチュアにとって有難いですよね!
◆◆2009年UKアマワルツ決勝イントロ◆◆
アマチュアトップの競技会はIDSFの他にUKがあります。
下記に2選手の動画を掲載しましたのでご覧下さい。
2009年UKアマワルツ決勝イントロ(その1)
2009年UKアマワルツ決勝イントロ(その2)
これらの動画で感じる事は、ウイスクを使っていない事です。
と、いう事は、兎に角、前へ前へ、或いは、後ろへ後ろへ、その他は回転----とい踊り方だと、言う事だと思います。
ワルツの原点のウインナーワルツ(ヴェニーズワルツ)もそういう踊り方ですよね!!??
ですから、ウイスクを使わないで踊ってみる事を試してみると、面白いと思います。(従来の踊り方の打破してみること。)
◆◆2009年IDSFワルツソロ決勝◆◆
(インターネットの書き込みから引用しましたが、)
IDSFとはInternational Dance Sport Federationの略称で、世界のアマチュア競技ダンス団体です。日本ではJDSFが参加しています。IDSFの目的は,国際的に競技ダンスを普及させる事、並びに、IOCに更なる認知を働きかける事にあります。
(将来、オリンピック種目に社交ダンスが加わるかも----??!!)
2009年IDSFワルツソロ決勝
アマチュアと雖も、プロに引けをとらない踊りをしていますね!!
この動画では、最初の出だしはナチュラル・ターンで統一されています。
ですから、ナチュラル・ターンの後、どうステップを繋いでいくかの研究に持って来いです!!
それ以外にもいろんな事が学べます。
①ホールド ②みぞおちから上へ百合の花の様に開いた上半身 ③大きなスウェイ ④ナチュラル・ターン直後の胸の張り ⑤PPの時の長い時間の保持 ⑥スピンとスピンの繋ぎ目の男性の足の動き。(通常は、右足を左足の後ろに掛ける場合が多いが----。) その他いろいろ発見があるでしょう!!
私が一番感銘を受けたのは、リーダーのキリッとした顔、パートナーのリーダーの腕に支えられの恍惚感に満ち溢れた顔 です。
◆◆2009年日本インターナショナルダンス選手権決勝ワルツアマルガ◆◆
今年のワルツのアマルガは、
①ナチュラル・スピン・ターン(カウント:123 123)
②リバース・ピボット(カウント:&)
③フォーラウエイ・リバース&スリップ・ピボット(2回)(カウント:12&3 12&3)
と続きます。
(又は、123& 123& ですが、私どものサークルでは、1&2ッ3 1&2ッ3 と教えています。1の後の微妙なロアーをマスターするために、敢えて、1&2ッとして、&で微妙なロアーの感覚を掴む様にしています。)
で、②のリバース・ピボットの動画がありました。下記の14秒辺りがそれです。
普段あまりやらないステップです。カウントは&だけです。簡単でしょ!! と言いたいが、その感覚が掴めるまでは難解なステップですよ!!
のんびり踊っていると、リバース・ターンになってしまいますよ! この機会にしっかり学んでおきたいですね!!
リバース・ピボット
◆◆ゴッゾーリの2008年の踊り◆◆
世界チャンピオンのゴッゾーリの最新のワルツです。難しいステップをあまり使わないで、ベーシック重視の踊りです。ベテランダンサーが見て勉強になるのは、ナチュラルターンです。
(簡単なステップだからこそ、難しいんです!!!)
胸と肩甲骨の筋肉の張り、膝の柔らかさ、パートナーとのホールドで生じる揺ぎ無い空間の保持(両者の首の動き&向き)に注目です!!!!
★デモ
ゴッゾーリのデモ
飽く迄、柔らかく、簡単なステップを中心に踊っていますね!!
(簡単なステップで綺麗に踊るのが素晴らしいです。馬力に任せて難しいステップを踊るのは、その気になれば誰でも出来ると思います。でも、老若男女、初心も上級も、誰でも踊れるのは、簡単なステップでしょ!!)
★競技会
ゴッゾーリの2008年の踊りその1
ゴッゾーリの2008年の踊りその2
あちこちの競技会を転戦していますが、アマルガは同じでしょ!!??
ぶつかりそうになった時の逃げ方の勉強になりますね!!
◆◆ジュニアのワルツ◆◆
インターネットで動画を検索していたら、小学生クラスのワルツを見つけました。
下記のアンダーラインをクリックしてみて下さい。
小学生クラスのワルツ
堂々としていますね。そこらの大人のノービス戦顔負けですよ!!
特に、青組の踊りに注目!!
連続スピンやクイックオープンリバースからの連続技、レデイーズキックからセイムフットへの返し技など-----。
ホールドもしっかりしていて、
(ホールドは非常に大切ですよ!! ある競技会で、ホールドがなかなか決まらなくて、ようやくホールド出来て、踊り始めようとしたら、競技が終わっていたなんていう話も有るほどです!!)
アマルガも素晴らしいですよ!!
(アマルガは大切だと思います。今は鳴りを潜めているウリナリのダンス番組でも、コーチの先生が、審査員にアピールするアマルガをタレントに一生懸命教えている場面があったでしょ!! 緩--急--緩--急。これは、能生(のう)の世界でも言われている事だそうです。)
◆◆元気な太めのおばさまのワルツ◆◆
インターネットで動画を検索していたら、元気な太めのおばさまのワルツを見つけました。
下記のアンダーラインをクリックしてみて下さい。
おばさまのワルツ
これを観ると、年齢も体重もプロアマも関係無く、その状態で、心・体・技のバランスが良ければ綺麗だという事が良く判ると思います。
そして、女性のネックの返しが綺麗です。
(ナチュラル・スピン・ターン~ターニング・ロック、レフト・ウイスク、オーバー・スウェイ~ロンデ、セイム・フット・ランジの辺りに注目!!)
そして、面白い事を見つけました。
下記のゴッゾーリのレッスンで、43秒辺りでのレフト・ウイスク~コントラ・チェックの後のアマルガですが(通常、日本では、その後、大抵は、シャッセにいくでしょうが----。)、おばさまのワルツでも、43秒辺りで、同様のステップを踏んでいます。
外国では、こういうアマルガという事でしょうか??
シャッセだと、直線的が動きになりますが、動画では、リバース系回転、ナチュラル系回転を繋いでいるようですね!!
◆◆ゴッゾーリのレッスン◆◆
インターネットで動画を検索していたら、ゴッゾーリのレッスンを見つけました。
下記のアンダーラインをクリックしてみて下さい。
ゴッゾーリのレッスン(タイミング)
ゴッゾーリのレッスン(音楽)
私の独断と偏見に基づいて、注目すべき点を言えば
①ナチュラル・スピン・ターン(オーバーターンする)~ターニング・ロックの方向の深さ
②ハイ・ホバー又はホバー・コルテの動作
③ターニング・ロック~レフト・ウイスク~コントラ・チェックの動作
等々
④オーバー・スエウィ
等々
きっと、皆さんのサークルでのアマルガに該当する所が一杯あると思います。
これを、繰り返し見て、イメージを膨らませれば、上達する事、請合いですよ!!!
前回の記載の続きですが、新たに気がついた事を、私の独断と偏見で述べさせていただくならば、
◆◆ナチュラル・ターン乃至はナチュラル・スピン・ターンの補助歩◆◆
これらのターンの前半のカウントは123ですが、ここで、大切なのは、この前の1歩=補助足が重要ではないか? と思っています。
何事につけ、「最初の一歩」と言うではありませんか!?
なにはともあれ、「百聞は一見にしかず」と言うことで、下記の動画をクリックして、見て下さい。
(但し、桧山先生の場合は、更に、「サンプル画像を見る」をクリックして下さい。)
桧山先生レッスン初級
桧山先生レッスン中~上級
2005 World Am. Standard Championships - [Finals] Waltz
UK Open 2006 Professional Standard Finals 1-2
これらの動画で、カウント123の前の補助歩が、かなり大きい事が判ると思います。
カウント1に負けないくらい大きい歩幅ですよね!!
それから、更に注意深く観察すると、補助歩を出す準備として、男性が、CBM(右ショルダー的)で、右の腰と胸を前進させている様に思います。
右膝は心持緩めている様です。
そのための(CBMの)準備として、左足にある重心を、右足に移す動作がある様に思います。
結局、カウント123の前に、もう一つの123隠れカウント(??)があって、この動作で助走をして、加速することで、大きなターンの形成へとつながっていく様に思います。
◆◆ナチュラル・ランニング・ウィーブ◆◆
カウントは1&23です。
男性が留意すべき点は、下記だろうと思います。
①カウント1で、右足の膝を十分に緩めて、次の&では左足の膝を十分に緩めて欲しいです。
②カウント23では、右ショルダーで、大きく後退して欲しいと思います。
模範演技の動画です。(下記のアンダーラインをクリックして、その中の「サンプル画像を見る」をクリックして下さい。)
桧山先生の模範演技
◆◆チェックド・ウィーブ◆◆
カウントは、123456で、ウィーブと同じです。
でも、回転方向が、ウィーブの場合は最後までリバース回転ですが、チェックド・ウィーブの場合は、123がリバース回転、456がナチュラル回転です。
且つ、男性は、123の2の時、右ショルダーリーディングになり、456の5の時、左ショルダーリーディングになると思います。
(最初のうちは、456の5の時、左ショルダーリーディングの動きの感覚が掴めず、間誤付く方が多いようです。)
カウント456の部分を下記の動画(アンダーラインをクリックすると動画が始まります。)の2分25秒あたりで見る事が出来ます。
ゴッゾーリのデモ
注目点として、
①カウント45で男性は大きく後退しています。
②カウント45の時、左足が動いていません。(5の時、左足を引いて、右足に揃える方が多い様ですが----。)
◆◆ワルツの動画◆◆
(下線部をクリックすると動画が始まります。)
◆◆ゴッゾーリのデモ◆◆
◆◆ゴッゾーリのレッスン◆◆
◆◆ヒルトンのレッスン◆◆
(ゴッゾーリとは、’07年のUK(英国)オープンダンス選手権でのプロ部門の優勝者です。文字通り、世界No1のダンサーです。彼らの踊りが世界標準と言っても良いと思います。)
(ヒルトンとは英国の元世界チャンピオンです。温和な踊りが特徴です。)
◆◆ダブル・リバース・スピン◆◆
何だか、ダンスファン7月号の競技ダンスの研究でも取り上げられている様ですね。
バランスが取れないと結構難しいステップの様です。
カウントは123、女性は12&3です。
ロアー・アップはあまりありません。
(強いて言えば、23又は2&3がトウであるという事ぐらいだと思います。)
(男性の動き)
(カウント1)
右足の膝が緩み、そのトウで、ボデイを左回転させつつ(CMB)、LODに出た左足のトウ(厳密に言えば、ヒール-トウです。)に、重心を移動させながら、そのトウの上で1/4~3/8回転します。
(カウント2の前半)
回転によって、右足のトウが、LOD方向に、左足の前(要するに、後退の状態)に出るので、そのタイミングの時に、左足のトウを軽く蹴って、重心を右足のトウに移動させます。
(移動させている間、左回転は継続しています。)
(カウント2の後半~カウント3)
①そのまま、右足トウ(厳密に言えば、カウント3はトウ-ヒールです。)の上で、左へ3/4~5/8回転します。
②左足は、右足は半ば浮き上がった状態で(人によっては、トウは軽く床を擦りながら。)、左足に付いていると思います。
(回転速度は、2の後半が、一番速いと思います。)
(あまりライズ(アップ)すると、右足トウでのバランスが取り難いです。膝と足首を十分に緩めて、トウの真上で回転する様な気持ちで回転すると良いと思います。)
(CBMは軽くかけますが、スウェイはとにかく掛けない方が良いと思います。)
(ヘッピリ腰にならない様に。)
◆◆クイック・オープン・リバース◆◆
カウントは12&3です。
ムーブメントとしては、ロアー・ロアー・ロアー・ロアーです。
このステップの特徴は、
A.クイックと言う様に、走るが如く、駆け抜ける事。
B.そのためには、膝を徹底的に緩めて、大股で、ロアーを継続する事。
(トマホークミサイルが、地上スレスレに飛ぶが如くロアーします。)
(男性の動き)
(カウント1)
(ムーブメントとしては、「ロアー」です。)
①予備動作として、左足の膝が緩んで、右足を中央斜めへ押し出します。
②重心が右足に移りつつ、右足の膝が緩みつつ、それまで壁斜めを向いていたボデイが中央斜めに向きます。(左へ1/4回転します。)
③1/4回転終了した時点で、重心は右足の上にあり、左足が右足と並んでいて、女性とスクエアになると思います。
(カウント2&3)
(ムーブメントとしては、全て「ロアー」です。)
①2で左足前進、&で右足前進+回転、3で左足後退の感じで、全てにCBMが掛かる感じだと思います。
②合計で、左へ5/8回転して、最後はLCDに背面する感じだと思います。
(男性は左スウェイを掛けると、踊りやすいと思います。
その方が、例えば、次のハイ・ホバーなどに繋げる時に、左スウェイの低い流れからハイ・ホバーの高い流れへと、ムーブメントが大きく見えます。)
(女性の方へ)
①一にも二にもロアーですよ!!
②2&3は、とにかく、スクエアをキープして下さいね!!
③特に、2&で逆LODになる女性がいます。
ある意味では、男性のリードが悪い可能性があると思います。
(男性のリードを無視して自分で動いてしまう場合は手の打ち様がないのですが----)
左回転をする時、しっかりしたホールド(ホールドを崩さないで)で、ちゃんとスクエアをキープしていればこの問題は起きないのではないかと思います。
◆◆ウィーブ◆◆
カウントは123 456です。
ムーブメントとしては、ロアー・アッ・プ ロアー・アッ・プです。
(後述するウィスク(ホイスク)やリバース・ターンに較べて、2歩目や5歩目のアップ度が小さい様です。)
このステップの特徴は、ウィーブ(Weave:織る、編む)の言葉の通り、男性と女性が交互に左回転をしていく所にあります。
(他のステップの様に、3歩目とか6歩目に両足を揃える事がありませんので、両足を揃える事が苦手な向きには、嬉しいステップかも知れません。)
(男性の動き)
(予備動作として、と言うか、スタート時の中央斜めのポジションにするための、前段のステップは、オープン・インピタスか、ターニング・ロック・ツー・Rが一般的と思いますが、それを終了した時点から説明したいと思います。)
(カウント1)
(ムーブメントとしては、「ロアー」です。)
①予備動作として、左足の膝が緩んで、右足を中央斜めへ押し出します。
②重心が右足に移りつつ、右足の膝が緩みつつ、それまで壁斜めを向いていたボデイが中央斜めに向きます。(左へ1/4回転します。)
③1/4回転終了した時点で、重心は右足の上にあり、左足が右足と並んでいて、女性とスクエアになると思います。
(①で発生したCMBを②~③で戻す感じで、女性をリードします。)
(この間の動作で注意する点は、
A.へっぴり腰にならない様に。
B.ボデイが、前後左右に傾かない様に。
C.女性が、男性の前に出て、スクエアになろうとしているのを邪魔しない事。
(ここが、非常に難しい所です。---出方が少ないとウイングと間違われる---多いと、女性から踊りにくいとクレームが出る。)
(カウント2)
(ムーブメントとしては、「アッ」です。)
(この時点で、男性は中央斜めを向き、女性は逆壁斜めを向いていると思います。)
①緩んでいる右足が、ボデイと左足を、中央斜めへ送り出します。
②重心がトウになりつつある左足の上に移動しつつ、スクエアの状態を保ったまま、左回転をします。
(回転量については、幅があると思います。3/8回転して、LODに背面する場合が標準で、デモや上級者レベルでは、1/2回転して、中央斜めに背面すると思います。)
(回転量ですが、教科書によっては、カウント3が終わった時点で壁斜めに背面して、カウント4でLODに背面と書かれている場合もありますが、私の感覚としては、カウント2で、LODまで回転し切ってしまっています。)
(ある意味では、スローフォックスのリバース・ターンの1~3歩目の感覚です。)
③カウント2の最後では、両足ともトウの状態だと思います。
(カウント3)
(ムーブメントとしては、「プ」です。)
①右足が真っ直ぐ後ろに後退し、その膝が緩みつつ、重心が右足の上に移動します。
②左足が後退し、その膝が緩んで、右足と並びます。
(へっぴり腰にならない様に。又、女性を引っ張り込まない様に、注意して欲しいです。)
(カウント4)
(ムーブメントとしては、「ロアー」です。)
(カウント3と同じく中央斜めに背面して後退する場合で説明します。)
①カウント3の②の左足がそのまま、中央斜めに後退します。
②重心が膝を緩めた左足に移動しつつ、右足が、左足に並びます。
(女性が最大の歩幅で前進して来ますから、男性は、それに負けない様に大きく後退します。)
(カウント5)
(ムーブメントとしては、「アッ」です。)
①カウント5の前半はカウント4の②の右足がそのまま、中央斜めに後退します。
②カウント5の後半は、右足トウで、左足もトウの状態で、右足に並びます。重心は右足の上です。
③最大歩幅で前進していた女性の進路を左側へ誘導しつつ、右足トウの上で、左へ3/8回転します。
(闘牛のマタドールが突進して来る牛を赤い布で、体スレスレで、かわす感じです。)
④男性は左回転、女性は前進するので、最終的には、両者LODを向いて、PPになると思います。
(カウント6)
(ムーブメントとしては、「プ」です。)
①男性は左足をLOD方向に前進して、トウから着地です。
(カウント1~5の連続技が終わって、ホッとした気分で、トウを着地です。)
(でもボデイは真っ直ぐですよ!!! ホッとして、ボデイを左側に倒さないでくださいね!!!)
(女性の方へ)
①カウント1で、中央斜めに背面するまで、しっかりと回転して下さいね!!!
②カウント2で、男性が回転しているとき、よろめかずに、慌てずに、右足トウで回転して下さいね!!!
③カウント4と5は、最大歩幅で、男性を押し出す気迫で、前進してくださいね!!!
◆◆リバース・ターン◆◆
よく、ナチュラル・ターンと比較させられますが、ナチュラルの逆がリバースと言う訳では無い様です。
全然踊り方が違います。
感覚的には、男性から見た場合、ナチュラルは「大きく前へ」という感覚、リバースは「大きく横へ」という感覚です。
カウントは、123ですが、ムーブメントとしては、ロアー・アーッ・プです。
(リバース・ターンの1~3歩目)(男性の動き)
(カウント1)
教科書では、左足前進です。
でも、実際は、左足が出るのでは無く、右足が押し出している様です。
①つまり、ロアーの前半の段階で、右足の膝が緩みつつ、右足のトウが、ボデイを少し前へ押し出すと同時に、少し左前方へ向いた左足のヒールが床に着きます。(最初のうちは、大きな前進では無く、少し前進で、ロアーの感覚を掴んでいただくと良いと、思います。下に注記を書きましたので、ここも読んでいただくとありがたいです。)
②ロアーの後半の段階で、重心が左足に移りつつ、右足の膝が更にロアーしつつ、左足近くまで前進し、左足の膝も同じくらい更にロアーし、ボデイと左足と右足が、左へ1/8~1/4回転している筈です。(猫が獲物を狙って飛び跳ねる直前、体全体を鞠の様に縮める、あの感じです。でも、上半身はちゃんとストレッチして下さいね!! ヘッピリ腰や猫背にならない様に。)
(ロアーの前半+後半で、CBMが掛かった状態になると思います。)
(カウント2)
①獲物を狙っている猫が、獲物に飛び跳ねる感覚で、左足がボデイを右へ押し出します。(「ロアー・アーッ・プ」の「アーッ」の部分です。)
②押し出された右足は、トウから床に着地します。
③更に、左足が、ボデイ全体を、右に押す事により、重心が、右足に移動します。
④重心の移動に伴い、左足が、右足の方に吸い寄せられる様に移動します。(この間、更に、左へ1/8回転すると思います。)(又、ボデイは背伸びする運動となります。)
⑤カウント2の最終段階では、両足ともトウです。
(カウント3)
①高い所から飛び降りて着地する感覚で、両足ヒールとなります。(「ロアー・アーッ・プ」の「プ」の部分です。)
②両足トウから両足ヒールになる過程で、両膝が緩んだ状態になり、重心は、左足に移動します。(でも、上半身はちゃんとストレッチして下さいね!! ヘッピリ腰や猫背にならない様に。)
(又、両足が揃う様に!!)
(リバース・ターンの4~6歩目)
①リバース・ターンの1~3歩目の説明で、前進-->後退、右-->左、左-->右という風に全て逆に読み替えてもらえば、リバース・ターンの4~6歩目になります。
(注記:「少し前進」と書いたのは、ワルツの特徴である「ロアー・アッ・プ」のムーブメントの感覚を掴むためです。そこが判ってきたら、除々に、「大きな前進」にステップアップされると良いと思います。)
(又、6歩目の時、両足が揃う様に!!)
(女性の生徒を見てあげて感じる事)
①ファーとロアーし、大きくスーと横へアップし、又、ファーとロアーするムーブメントがまだまだ足りません。
(ファーでは無くて、「ガタン」とか、いう感じです。ロアーに掛ける時間が長く無いです。)
◆◆ターニング・ロック・トゥレウト~クイック・オープン・リバース◆◆
ターニング----のカウントは1と23ですが、3が終わった時点で、男性はどうなっているのか、議論がありました。
①男性は、壁斜めを向いて、女性とPPになる。
②男性は、中央斜めを向いて、女性とスクエアになる。
私とサークルの先生は、どちらでも構わないと思っていました。
女性にとっては、①が楽でしょう。(2~3の回転量が①では1/4、②では1/2です。回転量そのものからすれば、②の方が多いからダイナミックに見えるのでしょう。でも、続くクイック・オープン----と合算でみた場合、どちらでもよい様に思えるのですが----。誰か、ご意見ありますか?)
生徒のおじ様方は、目が肥えています。曰く、NHKのビデオでは②だと言うのです。
「じゃあ、②でいきましょうか? 実際に動いて見せましょう。 どうです? これでよいですね??」
おじ様方は、満足げな顔で肯きます。
(何だか、おじ様方は、この先生(私の事)はどれ位技量があるのか、チェックしている様です。気を抜けません。)
◆◆シャッセフロムPP◆◆
カウントは12&3ですが、この2&の動作で、女性はPPからスクウェアーに戻るのですが、PPのままの方が見受けられます。
上手な女性は、自分でスクウェアーになります。
男性諸君は、PPのままの女性がいたら、左手でほんの少し、女性を引っ張って向きを変えてあげると良いと思います。(右手は使わない様に。)
次に
&3の最後はボールで立ちますが、立てない(流れてしまう。)方がいます。
12&での動きが惰性で3まで続いているのだと思います。
ワルツの特徴として緩急緩があります。「いちにぃーーとさん」の「さん」ですが、ボールで立ちながら、膝をゆるめつつ、次の準備動作に入るのですから、一瞬止まった感じになる筈です。
矯正トレーニングとして、私は、「いちにぃーーとさん」の後、3つぐらい数える間、前進を止め、又、「いちにぃーーとさん」と前進をするのを数回繰り返して、「一瞬止まった感じ」を感じとってもらっています。
(一説には、ダンスホールのワルツのテンポが速いのは、これを誤魔化すためだそうです。スポーツダンスの皆さんは、誤魔化さないでくださいね!!)
◆◆ロアー◆◆
ワルツの特徴である「大きくうねる様なロアー・アップ」ですが、生徒さんの8割は、ロアー・アップしていない様に見受けられます。
厳密に言うと、気持ちの上ではしているのです。
私が「もっとロアーして下さい。」と言って相手をしてあげます。少しはロアーが大きくなった様です。再度、私が「もっとロアーして下さい。」と言います。すると相手は「エー!! もっとですか?」と言います。
私は、「そうです。膝が床に突くかと思うくらいです。」と言います。
そして、リバースターンを連続して、音楽を外して、ゆっくりお相手してあげます。
3/8回転を連続しますと、丁度8角形の形になります。これを2~3周やってあげます。すると、お相手してあげている女性のロアー・アップが、劇的に大きくなるではありませんか!!
そのまま、黙って、ウイスク(ホイスク)~シャッセに持っていってみると、ちゃんと、大きなロアー・アップを維持したまま踊るではありませんか!!
要は、体験(経験)していないから、どの様に、どの程度すれば良いかが、判らないでいたのでしょうね。判ると、ちゃんとやれるのですから。
(後は、それを何時まで覚えている(記憶している。留意している。)かですね!)
(雑学編②に「人は励まされ、励まして生きていく」を掲載しました。ご覧下さい。)
(私のブログのネイチャーを楽しむ編③に、マッターホルンのパノラマを掲載しました。ご覧下さい。)
私のブログのネイチャーを楽しむ編③、料理をする編②、社交ダンスをする編⑧にスイス旅行が書いてあります。併せてお読み下さい。)
定年おやじの生きがい日記(料理をする編)(ネイチャーを楽しむ編)(雑学編)とリンクも、お読み下さい。
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■■2019年の若手のワルツ■■
往年の名選手--ゴッゾーリとかに続き、アルナスも引退してしまいましたね!
これから台頭してくる若手に期待がもてます。
下記の動画は競技会ですが、衝突回避の方法とか、テレスピンも複数混ぜて踊ったり、昔の様にリズムを取るよりは、全体の流れに緩急緩を持たせる様な時代の変化を感じますね!
Qiu Yuming - Wei Liying CHN, English Waltz | Brno Open 2019 | Semifinal
■■ナチュラルターン■■
ワルツの基本中の基本のステップです。カウント123の3の時の男性の足の揃い具合、又、そこまでに持っていく為のボデイムーブメントに注目です。各選手とも全く同じで優劣の見分けが難しいですね!
How to Dance Waltz Natural Turn from WDSF PD Champions | Natural turn in slow motion
■■日本インター規定アマルガ■■
3年ぶりに開催された日本インターナショナル選手権でのワルツのアマルガです。
2017 日本インター規定アマルガ ワルツ
1. Overturned Natural Spin Turn 123 123
2. Turning Lock to Right 1&23
3. Weave from PP 123 123 [1]
4. Natural Spin Turn ( at a corner ) 123 123
5. Reverse Pivot &
6. Double Reverse Spin 123
7. Fallaway Reverse and Slip Pivot 12&3 or 123&
8. Contra Check 123
9. Wing 123
10. Progressive Chasse To Right 12&3 [1]
11. Underturned Outside Spin 123
12. Hover Corte 123 123 [1]
13. Outside Change ( to new LOD ) 123 [1]
社交ダンス ワルツ 2017日本インター規定フィガー 競技ダンス
11. Underturned Outside Spin が珍しく勉強になりますね!
■■ナチュラル・ターン■■
ワルツで、基本中の基本といわれるステップです。
たったの3歩です。
この動きの中で、ロアー・アップ、スウェイ、回転、ホールド、全ての動作が入っています。
ここを吸収すれば、ワルツのほとんどの動きが正しく綺麗に踊れますよ!
■■自由なワルツ■■
日本人の社交ダンスは、ちゃんと教科書があって、その通りに踊る事が求められている様です。
マンボとかチャチャチャの様なラテン系では、相手と組まないので、いきなりでも踊れますが、モダン系は、組まないといけないので、ある程度のトレーニングが必要です。
なので、教室とかサークルで、一生懸命覚える・習得する----に汗水流しているんですよね!! あの、役所さんの「シャル・ウイ・ダンス」のレッスン風景です!!
しかし、本来のダンスは、音楽を聴いて、その感じる儘に、自由に踊る事だと思います!!
下記の動画は、将に、この考えの踊りです!!
こういう動きも勉強するのも良いのではないでしょうか??!!
■■ルドルフ・ロンデ■■
下記のルッカ&ロレインの踊りをご覧ください。特に、1分15秒辺りのルドルフ・ロンデを-----。
ルドルフ・ロンデは、正確には、「ルドルフ・ロンデ&スリップ・ピボット」と言い、そのカウントは、1.2.3 です。
通常は、前半に「ピボット」、そのカウントは1.2.3 ですが、これの後半をルドルフ・ロンデ と繋いで踊ります。
これらの踊りをLODのラインの沿って一直線に踊るのが綺麗な踊り方だと思います。
その為には、男性のリードも大切ですが、女性の足を置く場所も大事です。
ロンデのカウント「1」の時、女性の左足は、男性の右足の横(LOD線上)乃至は、もっと奥に回り込んだ所に置いて欲しいです。
動画では、ルッカがこちらを向いて踊っていて、左側へ回転しています。そして、ロレインの足を注目すると、ロンデのカウント「1」の時、ルッカの足の裏側に置いていますね! それくらい深く回転しているという事です!
■■アルナスのワルツ■■
下記のアンダーラインをクリックしてください。
2014年日本インターナショナルダンス 選手権大会
アルナスのレッスンビデオ
ゴッゾーリの時代からアルナスの時代に移っています。
ワルツの踊り方も、更に、「ゆったり化」が加速している様です。
人それぞれなんでどれが良いかは判らないが、私は「123」では踊っていません。「123456」と唱えながら踊っています。12--ロワー、34--移動、56--ライズ です。
この呪文ですと、「ゆったり」踊れます!!
■■学連のワルツ■■
下記のアンダーラインをクリックしてみてください。
若い(我々老人から見たら十分若い!!)カップルの熱気が伝わりますね!!
或いは、腕に覚えの有る方が観れば、これくらい難しく無いよ!! と思われる方もいるかもしれませんね!!
又、応援団の活気が凄いでしょ??! (まさに青春です!!)
2013春東部ワルツ決勝戦
★ライト・ランジの競演が見どころです。実に多様な表現がありますね!
2012春東部 Waltz
★年度によってテーマが有るんでしょうかね?? 2013年はライト・ランジ 2012年はクイック・ナチュラル・テレマークなんでしょうか?(通称オーバーターン~ターニング・ロック・ツー・R してから ナチュラル・ランニング・ウイーブ とかにつなげるんですが----そこの境目にクイック・ナチュラル・テレマーク を入れている。)
決勝でも前3組とか、6分辺りからのオナーダンスでもこのステップを入れていますね!!
又、続きを書きます!
■■アルナスのワルツ■■
今年のアジアオープン選手権では、1~6位は全員外人です。
やはり、あの体型と身長には勝てないんでしょうかね??
そして、世界チャンピオンも世代交代です。
ゴッゾーリに替わってアルナスです。
アルナスに関する動画が少ないです。
これから増える?
で、踊りのスタイルもベーシック重視からショーダンス重視?の世界に移る予感がします。
何はともあれ、最近の動画を2つインターネットから拾ってみました。
下記のアンダーラインをクリックすると動画が始まります。
アルナスのワルツ1
アルナスのワルツ2
2つとも前半では、普通のダンスサークルで学ぶ定番のアマルガなんで参考になると思います。
■■スッピンのワルツ■■
下記をクリックしてみてください
スッピンのワルツ
ゴッゾーリがスッピンで踊っている珍しい動画です。
下着1枚で踊っていて、エンビ服を着た姿からは想像も出来ないでしょ??
相手の髪がバラバラで-----
でも、だからこそ、体の筋肉の使い方が良く判る動画ですね!!
ゴッゾーリについてのインターネットの記事を引用するならば、
エディータ(一番最後のパートナー)の引退表明に伴い、今年2月、日本で開催された競技会を最後に、競技会場から姿を消した。今年のシーズンはもう終わりだ。ミルコの復活はあるのだろうか。彼の眼鏡にかなうパートナーというと限られるだろう。しかし、このまま引退してほしくない。
もう一度ミルコの踊りを見たいと思っているダンスファンは多いのではないだろうか
とあります。
パートナー、そう、所謂、相手-----
こういう現実を見るに、相手がいるかいないか? 重要ですね!!
相手がいないと、ダンスは出来ないんですね!!
ダンスに限らず、自分の人生を如何に謳歌するかは、パートナーがいるかいないか---ですね!!??
■■ワツルは四拍子?■■
私のブログの読者からこんな質問の書き込みがありました。
「ビクターファンの2010年のワルツ ですが、音楽が3拍子のワルツ曲ではなくても、ワルツとよぶのでしょうか?」
この質問の発端となった動画を下記に掲載します。
■■ビクターファンの2010年のワルツ■■
同じ東洋人として、私が、ゴッゾーリと共に好きなのが、ビクターファンです。
ゴッゾーリと同じく極くオードソックスな(教科書的な)踊りをする方です。下記の動画をご覧下さい。
ビクターファンの2010年のワルツ
どうですか? 確かに、四拍子の音楽ですね!!
では、ワルツ王と呼ばれているヨハン・シュトラウスの音楽はどう評価されているか?
注目すべき書き込みがあります。
シュトラウスは四拍子の作家だった
もう一つ、日本語は四拍子英語は三拍子という説は、どうだろうか?
日本語は四拍子英語は三拍子
以上からして、私の独断と偏見で意見を言わせてもらうならば、
①ワルツは三拍子とは限らない。
②私の知り合いのミュージカルダンダーは、ルンバの曲で、ルンバ・ワルツ・ルンバ と ルンバの曲でワルツを踊っています。
③私自身、カラオケで速めのテンポの曲がかかると、(ブルースにしては速いがチャチャチャにしては遅いテンポの場合)ワルツを踊る事があります。
④今は、料理でも、無国籍料理が出る時代です。固定観念に捉われず、踊りたい踊りをしても構わないんでは??
私がアシスタントとして教えているサークルで今月からワルツがはじまりました。
■■判り易いデモ■■
下記をクリックしてみてください
判り易いデモ
ダンスを覚えていくと、今度はデモみたいな事やってみたくなりますよね!?
でも、プロのデモ動画を観ると、エエ!! こんな難しいの出来ない!! って諦めていませんか?
でも、この動画を観れば、これだったら出来る!! と思いませんか?
誠実に踊れば、このレベルのアマルガでも、(でもとても綺麗なデモでしょ!)皆さんに十分堪能してもらえますよ!!
■■ゴッゾーリ&エディータの2011年のワルツ■■
ゴッゾーリ&エディータの2011年のワルツ
一番最初の出だしの部分は、基本中の基本のステップの連続ですね!
ナチュラル・スピン・ターン~リバース・ターンの4~6歩~リバース・ターン~ウイスク~ウィング----と、随分勉強になりますね!!
ダンスの基本は「スウィング」だと思います。
カウント1で充分に蓄えたエネルギーを2、3で静かに爆発させる----これによって結果として「スウィング」になると思います。
「スウィング」とは、振り子の様に動く事とよく言われていますが、私の自称コーチが言うには、タンゴにも「スウィング」があるんだよって!!
プロムナードのカウントはSQQSですが、一番最初のSで充分にエネルギー蓄え、つぎのQQSに繋げる事だと!!
こういう意味では、モダン・ラテン全てに言える事ではないでしょうか?
猫が、ライオンが、獲物に飛びかかろうとする一瞬の直前の「力のタメ」が、「スウィング」を起こす源であって、それが発揮した結果が、「スウィング」と言う「表現」だと思います。
■■石原正幸のワルツ■■
下記のアンダーラインをクリックしてみてください。
石原正幸のワルツ
石原正幸氏は、2007年にJOC正加盟となった社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)特別強化選手。JOCとは、オリンピックですよね! 将来、社交ダンスがオリンピック種目になった時の有力候補です。(もっとも、バスケットや野球と同じになったら、プロが控えているので、出場出来るか判らないんですが----。)
踊りが、正統で、素直です。ゴッゾーリに似ています。
この踊り方(アマルガ)ならパクリ出来そうでしょ! (でも完全コピーは駄目ですよ!!)
■■ゴッゾーリ&エディータの2010年のワルツ■■
ゴッゾーリが新しいパートナーのエディータと組んでのデモです。ご覧下さい。
で、イントロとか、従来の踊り方とガラリと変わっていますね!!
エディータの持ち味を生かして、新しい踊り方に挑戦している様に感じられました。
ゴッゾーリ&エディータの2010年のワルツ
■■IDSF2010年のワルツ■■
下記に最近のワルツの踊り方の勉強になる動画を掲載しました。ご覧下さい。
最近の動向としては、増々、動きがゆったりとしてきています。音楽を目一杯使う踊りが要求されます。
IDSF2010のワルツ
私のWEBファンから面白い投稿がありました。
はじめまして。
あなたのブログで勉強させていただいております。
さて、
SFのスリー・ステップ、これは他種目では使われないもの。
どこがどのように面白い(意義がある)フィガーなのでしょうか?
また、これは、どのような動機(フィガー)から進化してものでしょうか?
変な質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
これって、面白い質問です。
HOW TO では無くて、WHYです。
この手の質問は手強いです。
で、現在、慎重に答えを吟味しています。
今の、鳩山政権では無いが、私を問われています。
で、皆さんへの公式回答は、スローの部で公開します。
で、ワルツの本題です。
◆◆ブラックプールのワルツ◆◆
2009年のブラックプールのワルツの動画です。
ブラックプールのワルツ
後半でビクターファンらしきペアも映っています。
ワルツの踊り方が年々、ソフトになっているでしょ!!
増々、ねばり腰の踊りが、要求されていきますよ!!
例えば、ナチュラル・ターンですが、
9割近くの方々は、ロアー・アップです。(カウント2の時、ピョンとアップしています。)
そうでは無いんですよ!!
私の独断と偏見で言わせてもらうならば、
ロオ(高-->低)・アー(低-->さらに低)・アー(さらに低-->少し高)・アーップ(少し高-->高-->低)という感じで踊るとゆったりした感じが出ます。(ピョンを止めて、スルスルスルといった感じですね!!)
(私は、これを2段ロケットと言っています。)
◆◆アルナスとビクターファン◆◆
下記に最近の2つの動画を掲載します。
(下記のアンダーラインをクリックして下さい。)
アルナス
ビクターファン
どうですか?? ゴッゾーリが現在No1ですが、盛者必衰の理----では無いが、ポストとしてこの2者だと思っています。
両者の踊り方は対照的でしょ!!??
何を隠そう!! 現在、私が苦しんでいるのが、ナチュルラルスピンターン、オーバーターン、ホールドです。
こんな初歩の部分で、四苦八苦しているんです。
ビクターファンの踊りは、その点が勉強になります。
◆◆ゴッゾーリの中間の多い踊り◆◆
ゴッゾーリの中間の多い踊り
イントロとかエンデイングの振り付けには悩まされますね!
本体の踊りについては、いろいろ本とかDVDとかで勉強出来ますが、イントロとかエンデイングは、そんな物滅多にありません。
この動画は、いろいろ振り付けのヒントが一杯あります。
勿論、本体の踊りだって、ベーッシク重視で、我々、アマチュアにとって有難いですよね!
◆◆2009年UKアマワルツ決勝イントロ◆◆
アマチュアトップの競技会はIDSFの他にUKがあります。
下記に2選手の動画を掲載しましたのでご覧下さい。
2009年UKアマワルツ決勝イントロ(その1)
2009年UKアマワルツ決勝イントロ(その2)
これらの動画で感じる事は、ウイスクを使っていない事です。
と、いう事は、兎に角、前へ前へ、或いは、後ろへ後ろへ、その他は回転----とい踊り方だと、言う事だと思います。
ワルツの原点のウインナーワルツ(ヴェニーズワルツ)もそういう踊り方ですよね!!??
ですから、ウイスクを使わないで踊ってみる事を試してみると、面白いと思います。(従来の踊り方の打破してみること。)
◆◆2009年IDSFワルツソロ決勝◆◆
(インターネットの書き込みから引用しましたが、)
IDSFとはInternational Dance Sport Federationの略称で、世界のアマチュア競技ダンス団体です。日本ではJDSFが参加しています。IDSFの目的は,国際的に競技ダンスを普及させる事、並びに、IOCに更なる認知を働きかける事にあります。
(将来、オリンピック種目に社交ダンスが加わるかも----??!!)
2009年IDSFワルツソロ決勝
アマチュアと雖も、プロに引けをとらない踊りをしていますね!!
この動画では、最初の出だしはナチュラル・ターンで統一されています。
ですから、ナチュラル・ターンの後、どうステップを繋いでいくかの研究に持って来いです!!
それ以外にもいろんな事が学べます。
①ホールド ②みぞおちから上へ百合の花の様に開いた上半身 ③大きなスウェイ ④ナチュラル・ターン直後の胸の張り ⑤PPの時の長い時間の保持 ⑥スピンとスピンの繋ぎ目の男性の足の動き。(通常は、右足を左足の後ろに掛ける場合が多いが----。) その他いろいろ発見があるでしょう!!
私が一番感銘を受けたのは、リーダーのキリッとした顔、パートナーのリーダーの腕に支えられの恍惚感に満ち溢れた顔 です。
◆◆2009年日本インターナショナルダンス選手権決勝ワルツアマルガ◆◆
今年のワルツのアマルガは、
①ナチュラル・スピン・ターン(カウント:123 123)
②リバース・ピボット(カウント:&)
③フォーラウエイ・リバース&スリップ・ピボット(2回)(カウント:12&3 12&3)
と続きます。
(又は、123& 123& ですが、私どものサークルでは、1&2ッ3 1&2ッ3 と教えています。1の後の微妙なロアーをマスターするために、敢えて、1&2ッとして、&で微妙なロアーの感覚を掴む様にしています。)
で、②のリバース・ピボットの動画がありました。下記の14秒辺りがそれです。
普段あまりやらないステップです。カウントは&だけです。簡単でしょ!! と言いたいが、その感覚が掴めるまでは難解なステップですよ!!
のんびり踊っていると、リバース・ターンになってしまいますよ! この機会にしっかり学んでおきたいですね!!
リバース・ピボット
◆◆ゴッゾーリの2008年の踊り◆◆
世界チャンピオンのゴッゾーリの最新のワルツです。難しいステップをあまり使わないで、ベーシック重視の踊りです。ベテランダンサーが見て勉強になるのは、ナチュラルターンです。
(簡単なステップだからこそ、難しいんです!!!)
胸と肩甲骨の筋肉の張り、膝の柔らかさ、パートナーとのホールドで生じる揺ぎ無い空間の保持(両者の首の動き&向き)に注目です!!!!
★デモ
ゴッゾーリのデモ
飽く迄、柔らかく、簡単なステップを中心に踊っていますね!!
(簡単なステップで綺麗に踊るのが素晴らしいです。馬力に任せて難しいステップを踊るのは、その気になれば誰でも出来ると思います。でも、老若男女、初心も上級も、誰でも踊れるのは、簡単なステップでしょ!!)
★競技会
ゴッゾーリの2008年の踊りその1
ゴッゾーリの2008年の踊りその2
あちこちの競技会を転戦していますが、アマルガは同じでしょ!!??
ぶつかりそうになった時の逃げ方の勉強になりますね!!
◆◆ジュニアのワルツ◆◆
インターネットで動画を検索していたら、小学生クラスのワルツを見つけました。
下記のアンダーラインをクリックしてみて下さい。
小学生クラスのワルツ
堂々としていますね。そこらの大人のノービス戦顔負けですよ!!
特に、青組の踊りに注目!!
連続スピンやクイックオープンリバースからの連続技、レデイーズキックからセイムフットへの返し技など-----。
ホールドもしっかりしていて、
(ホールドは非常に大切ですよ!! ある競技会で、ホールドがなかなか決まらなくて、ようやくホールド出来て、踊り始めようとしたら、競技が終わっていたなんていう話も有るほどです!!)
アマルガも素晴らしいですよ!!
(アマルガは大切だと思います。今は鳴りを潜めているウリナリのダンス番組でも、コーチの先生が、審査員にアピールするアマルガをタレントに一生懸命教えている場面があったでしょ!! 緩--急--緩--急。これは、能生(のう)の世界でも言われている事だそうです。)
◆◆元気な太めのおばさまのワルツ◆◆
インターネットで動画を検索していたら、元気な太めのおばさまのワルツを見つけました。
下記のアンダーラインをクリックしてみて下さい。
おばさまのワルツ
これを観ると、年齢も体重もプロアマも関係無く、その状態で、心・体・技のバランスが良ければ綺麗だという事が良く判ると思います。
そして、女性のネックの返しが綺麗です。
(ナチュラル・スピン・ターン~ターニング・ロック、レフト・ウイスク、オーバー・スウェイ~ロンデ、セイム・フット・ランジの辺りに注目!!)
そして、面白い事を見つけました。
下記のゴッゾーリのレッスンで、43秒辺りでのレフト・ウイスク~コントラ・チェックの後のアマルガですが(通常、日本では、その後、大抵は、シャッセにいくでしょうが----。)、おばさまのワルツでも、43秒辺りで、同様のステップを踏んでいます。
外国では、こういうアマルガという事でしょうか??
シャッセだと、直線的が動きになりますが、動画では、リバース系回転、ナチュラル系回転を繋いでいるようですね!!
◆◆ゴッゾーリのレッスン◆◆
インターネットで動画を検索していたら、ゴッゾーリのレッスンを見つけました。
下記のアンダーラインをクリックしてみて下さい。
ゴッゾーリのレッスン(タイミング)
ゴッゾーリのレッスン(音楽)
私の独断と偏見に基づいて、注目すべき点を言えば
①ナチュラル・スピン・ターン(オーバーターンする)~ターニング・ロックの方向の深さ
②ハイ・ホバー又はホバー・コルテの動作
③ターニング・ロック~レフト・ウイスク~コントラ・チェックの動作
等々
④オーバー・スエウィ
等々
きっと、皆さんのサークルでのアマルガに該当する所が一杯あると思います。
これを、繰り返し見て、イメージを膨らませれば、上達する事、請合いですよ!!!
前回の記載の続きですが、新たに気がついた事を、私の独断と偏見で述べさせていただくならば、
◆◆ナチュラル・ターン乃至はナチュラル・スピン・ターンの補助歩◆◆
これらのターンの前半のカウントは123ですが、ここで、大切なのは、この前の1歩=補助足が重要ではないか? と思っています。
何事につけ、「最初の一歩」と言うではありませんか!?
なにはともあれ、「百聞は一見にしかず」と言うことで、下記の動画をクリックして、見て下さい。
(但し、桧山先生の場合は、更に、「サンプル画像を見る」をクリックして下さい。)
桧山先生レッスン初級
桧山先生レッスン中~上級
2005 World Am. Standard Championships - [Finals] Waltz
UK Open 2006 Professional Standard Finals 1-2
これらの動画で、カウント123の前の補助歩が、かなり大きい事が判ると思います。
カウント1に負けないくらい大きい歩幅ですよね!!
それから、更に注意深く観察すると、補助歩を出す準備として、男性が、CBM(右ショルダー的)で、右の腰と胸を前進させている様に思います。
右膝は心持緩めている様です。
そのための(CBMの)準備として、左足にある重心を、右足に移す動作がある様に思います。
結局、カウント123の前に、もう一つの123隠れカウント(??)があって、この動作で助走をして、加速することで、大きなターンの形成へとつながっていく様に思います。
◆◆ナチュラル・ランニング・ウィーブ◆◆
カウントは1&23です。
男性が留意すべき点は、下記だろうと思います。
①カウント1で、右足の膝を十分に緩めて、次の&では左足の膝を十分に緩めて欲しいです。
②カウント23では、右ショルダーで、大きく後退して欲しいと思います。
模範演技の動画です。(下記のアンダーラインをクリックして、その中の「サンプル画像を見る」をクリックして下さい。)
桧山先生の模範演技
◆◆チェックド・ウィーブ◆◆
カウントは、123456で、ウィーブと同じです。
でも、回転方向が、ウィーブの場合は最後までリバース回転ですが、チェックド・ウィーブの場合は、123がリバース回転、456がナチュラル回転です。
且つ、男性は、123の2の時、右ショルダーリーディングになり、456の5の時、左ショルダーリーディングになると思います。
(最初のうちは、456の5の時、左ショルダーリーディングの動きの感覚が掴めず、間誤付く方が多いようです。)
カウント456の部分を下記の動画(アンダーラインをクリックすると動画が始まります。)の2分25秒あたりで見る事が出来ます。
ゴッゾーリのデモ
注目点として、
①カウント45で男性は大きく後退しています。
②カウント45の時、左足が動いていません。(5の時、左足を引いて、右足に揃える方が多い様ですが----。)
◆◆ワルツの動画◆◆
(下線部をクリックすると動画が始まります。)
◆◆ゴッゾーリのデモ◆◆
◆◆ゴッゾーリのレッスン◆◆
◆◆ヒルトンのレッスン◆◆
(ゴッゾーリとは、’07年のUK(英国)オープンダンス選手権でのプロ部門の優勝者です。文字通り、世界No1のダンサーです。彼らの踊りが世界標準と言っても良いと思います。)
(ヒルトンとは英国の元世界チャンピオンです。温和な踊りが特徴です。)
◆◆ダブル・リバース・スピン◆◆
何だか、ダンスファン7月号の競技ダンスの研究でも取り上げられている様ですね。
バランスが取れないと結構難しいステップの様です。
カウントは123、女性は12&3です。
ロアー・アップはあまりありません。
(強いて言えば、23又は2&3がトウであるという事ぐらいだと思います。)
(男性の動き)
(カウント1)
右足の膝が緩み、そのトウで、ボデイを左回転させつつ(CMB)、LODに出た左足のトウ(厳密に言えば、ヒール-トウです。)に、重心を移動させながら、そのトウの上で1/4~3/8回転します。
(カウント2の前半)
回転によって、右足のトウが、LOD方向に、左足の前(要するに、後退の状態)に出るので、そのタイミングの時に、左足のトウを軽く蹴って、重心を右足のトウに移動させます。
(移動させている間、左回転は継続しています。)
(カウント2の後半~カウント3)
①そのまま、右足トウ(厳密に言えば、カウント3はトウ-ヒールです。)の上で、左へ3/4~5/8回転します。
②左足は、右足は半ば浮き上がった状態で(人によっては、トウは軽く床を擦りながら。)、左足に付いていると思います。
(回転速度は、2の後半が、一番速いと思います。)
(あまりライズ(アップ)すると、右足トウでのバランスが取り難いです。膝と足首を十分に緩めて、トウの真上で回転する様な気持ちで回転すると良いと思います。)
(CBMは軽くかけますが、スウェイはとにかく掛けない方が良いと思います。)
(ヘッピリ腰にならない様に。)
◆◆クイック・オープン・リバース◆◆
カウントは12&3です。
ムーブメントとしては、ロアー・ロアー・ロアー・ロアーです。
このステップの特徴は、
A.クイックと言う様に、走るが如く、駆け抜ける事。
B.そのためには、膝を徹底的に緩めて、大股で、ロアーを継続する事。
(トマホークミサイルが、地上スレスレに飛ぶが如くロアーします。)
(男性の動き)
(カウント1)
(ムーブメントとしては、「ロアー」です。)
①予備動作として、左足の膝が緩んで、右足を中央斜めへ押し出します。
②重心が右足に移りつつ、右足の膝が緩みつつ、それまで壁斜めを向いていたボデイが中央斜めに向きます。(左へ1/4回転します。)
③1/4回転終了した時点で、重心は右足の上にあり、左足が右足と並んでいて、女性とスクエアになると思います。
(カウント2&3)
(ムーブメントとしては、全て「ロアー」です。)
①2で左足前進、&で右足前進+回転、3で左足後退の感じで、全てにCBMが掛かる感じだと思います。
②合計で、左へ5/8回転して、最後はLCDに背面する感じだと思います。
(男性は左スウェイを掛けると、踊りやすいと思います。
その方が、例えば、次のハイ・ホバーなどに繋げる時に、左スウェイの低い流れからハイ・ホバーの高い流れへと、ムーブメントが大きく見えます。)
(女性の方へ)
①一にも二にもロアーですよ!!
②2&3は、とにかく、スクエアをキープして下さいね!!
③特に、2&で逆LODになる女性がいます。
ある意味では、男性のリードが悪い可能性があると思います。
(男性のリードを無視して自分で動いてしまう場合は手の打ち様がないのですが----)
左回転をする時、しっかりしたホールド(ホールドを崩さないで)で、ちゃんとスクエアをキープしていればこの問題は起きないのではないかと思います。
◆◆ウィーブ◆◆
カウントは123 456です。
ムーブメントとしては、ロアー・アッ・プ ロアー・アッ・プです。
(後述するウィスク(ホイスク)やリバース・ターンに較べて、2歩目や5歩目のアップ度が小さい様です。)
このステップの特徴は、ウィーブ(Weave:織る、編む)の言葉の通り、男性と女性が交互に左回転をしていく所にあります。
(他のステップの様に、3歩目とか6歩目に両足を揃える事がありませんので、両足を揃える事が苦手な向きには、嬉しいステップかも知れません。)
(男性の動き)
(予備動作として、と言うか、スタート時の中央斜めのポジションにするための、前段のステップは、オープン・インピタスか、ターニング・ロック・ツー・Rが一般的と思いますが、それを終了した時点から説明したいと思います。)
(カウント1)
(ムーブメントとしては、「ロアー」です。)
①予備動作として、左足の膝が緩んで、右足を中央斜めへ押し出します。
②重心が右足に移りつつ、右足の膝が緩みつつ、それまで壁斜めを向いていたボデイが中央斜めに向きます。(左へ1/4回転します。)
③1/4回転終了した時点で、重心は右足の上にあり、左足が右足と並んでいて、女性とスクエアになると思います。
(①で発生したCMBを②~③で戻す感じで、女性をリードします。)
(この間の動作で注意する点は、
A.へっぴり腰にならない様に。
B.ボデイが、前後左右に傾かない様に。
C.女性が、男性の前に出て、スクエアになろうとしているのを邪魔しない事。
(ここが、非常に難しい所です。---出方が少ないとウイングと間違われる---多いと、女性から踊りにくいとクレームが出る。)
(カウント2)
(ムーブメントとしては、「アッ」です。)
(この時点で、男性は中央斜めを向き、女性は逆壁斜めを向いていると思います。)
①緩んでいる右足が、ボデイと左足を、中央斜めへ送り出します。
②重心がトウになりつつある左足の上に移動しつつ、スクエアの状態を保ったまま、左回転をします。
(回転量については、幅があると思います。3/8回転して、LODに背面する場合が標準で、デモや上級者レベルでは、1/2回転して、中央斜めに背面すると思います。)
(回転量ですが、教科書によっては、カウント3が終わった時点で壁斜めに背面して、カウント4でLODに背面と書かれている場合もありますが、私の感覚としては、カウント2で、LODまで回転し切ってしまっています。)
(ある意味では、スローフォックスのリバース・ターンの1~3歩目の感覚です。)
③カウント2の最後では、両足ともトウの状態だと思います。
(カウント3)
(ムーブメントとしては、「プ」です。)
①右足が真っ直ぐ後ろに後退し、その膝が緩みつつ、重心が右足の上に移動します。
②左足が後退し、その膝が緩んで、右足と並びます。
(へっぴり腰にならない様に。又、女性を引っ張り込まない様に、注意して欲しいです。)
(カウント4)
(ムーブメントとしては、「ロアー」です。)
(カウント3と同じく中央斜めに背面して後退する場合で説明します。)
①カウント3の②の左足がそのまま、中央斜めに後退します。
②重心が膝を緩めた左足に移動しつつ、右足が、左足に並びます。
(女性が最大の歩幅で前進して来ますから、男性は、それに負けない様に大きく後退します。)
(カウント5)
(ムーブメントとしては、「アッ」です。)
①カウント5の前半はカウント4の②の右足がそのまま、中央斜めに後退します。
②カウント5の後半は、右足トウで、左足もトウの状態で、右足に並びます。重心は右足の上です。
③最大歩幅で前進していた女性の進路を左側へ誘導しつつ、右足トウの上で、左へ3/8回転します。
(闘牛のマタドールが突進して来る牛を赤い布で、体スレスレで、かわす感じです。)
④男性は左回転、女性は前進するので、最終的には、両者LODを向いて、PPになると思います。
(カウント6)
(ムーブメントとしては、「プ」です。)
①男性は左足をLOD方向に前進して、トウから着地です。
(カウント1~5の連続技が終わって、ホッとした気分で、トウを着地です。)
(でもボデイは真っ直ぐですよ!!! ホッとして、ボデイを左側に倒さないでくださいね!!!)
(女性の方へ)
①カウント1で、中央斜めに背面するまで、しっかりと回転して下さいね!!!
②カウント2で、男性が回転しているとき、よろめかずに、慌てずに、右足トウで回転して下さいね!!!
③カウント4と5は、最大歩幅で、男性を押し出す気迫で、前進してくださいね!!!
◆◆リバース・ターン◆◆
よく、ナチュラル・ターンと比較させられますが、ナチュラルの逆がリバースと言う訳では無い様です。
全然踊り方が違います。
感覚的には、男性から見た場合、ナチュラルは「大きく前へ」という感覚、リバースは「大きく横へ」という感覚です。
カウントは、123ですが、ムーブメントとしては、ロアー・アーッ・プです。
(リバース・ターンの1~3歩目)(男性の動き)
(カウント1)
教科書では、左足前進です。
でも、実際は、左足が出るのでは無く、右足が押し出している様です。
①つまり、ロアーの前半の段階で、右足の膝が緩みつつ、右足のトウが、ボデイを少し前へ押し出すと同時に、少し左前方へ向いた左足のヒールが床に着きます。(最初のうちは、大きな前進では無く、少し前進で、ロアーの感覚を掴んでいただくと良いと、思います。下に注記を書きましたので、ここも読んでいただくとありがたいです。)
②ロアーの後半の段階で、重心が左足に移りつつ、右足の膝が更にロアーしつつ、左足近くまで前進し、左足の膝も同じくらい更にロアーし、ボデイと左足と右足が、左へ1/8~1/4回転している筈です。(猫が獲物を狙って飛び跳ねる直前、体全体を鞠の様に縮める、あの感じです。でも、上半身はちゃんとストレッチして下さいね!! ヘッピリ腰や猫背にならない様に。)
(ロアーの前半+後半で、CBMが掛かった状態になると思います。)
(カウント2)
①獲物を狙っている猫が、獲物に飛び跳ねる感覚で、左足がボデイを右へ押し出します。(「ロアー・アーッ・プ」の「アーッ」の部分です。)
②押し出された右足は、トウから床に着地します。
③更に、左足が、ボデイ全体を、右に押す事により、重心が、右足に移動します。
④重心の移動に伴い、左足が、右足の方に吸い寄せられる様に移動します。(この間、更に、左へ1/8回転すると思います。)(又、ボデイは背伸びする運動となります。)
⑤カウント2の最終段階では、両足ともトウです。
(カウント3)
①高い所から飛び降りて着地する感覚で、両足ヒールとなります。(「ロアー・アーッ・プ」の「プ」の部分です。)
②両足トウから両足ヒールになる過程で、両膝が緩んだ状態になり、重心は、左足に移動します。(でも、上半身はちゃんとストレッチして下さいね!! ヘッピリ腰や猫背にならない様に。)
(又、両足が揃う様に!!)
(リバース・ターンの4~6歩目)
①リバース・ターンの1~3歩目の説明で、前進-->後退、右-->左、左-->右という風に全て逆に読み替えてもらえば、リバース・ターンの4~6歩目になります。
(注記:「少し前進」と書いたのは、ワルツの特徴である「ロアー・アッ・プ」のムーブメントの感覚を掴むためです。そこが判ってきたら、除々に、「大きな前進」にステップアップされると良いと思います。)
(又、6歩目の時、両足が揃う様に!!)
(女性の生徒を見てあげて感じる事)
①ファーとロアーし、大きくスーと横へアップし、又、ファーとロアーするムーブメントがまだまだ足りません。
(ファーでは無くて、「ガタン」とか、いう感じです。ロアーに掛ける時間が長く無いです。)
◆◆ターニング・ロック・トゥレウト~クイック・オープン・リバース◆◆
ターニング----のカウントは1と23ですが、3が終わった時点で、男性はどうなっているのか、議論がありました。
①男性は、壁斜めを向いて、女性とPPになる。
②男性は、中央斜めを向いて、女性とスクエアになる。
私とサークルの先生は、どちらでも構わないと思っていました。
女性にとっては、①が楽でしょう。(2~3の回転量が①では1/4、②では1/2です。回転量そのものからすれば、②の方が多いからダイナミックに見えるのでしょう。でも、続くクイック・オープン----と合算でみた場合、どちらでもよい様に思えるのですが----。誰か、ご意見ありますか?)
生徒のおじ様方は、目が肥えています。曰く、NHKのビデオでは②だと言うのです。
「じゃあ、②でいきましょうか? 実際に動いて見せましょう。 どうです? これでよいですね??」
おじ様方は、満足げな顔で肯きます。
(何だか、おじ様方は、この先生(私の事)はどれ位技量があるのか、チェックしている様です。気を抜けません。)
◆◆シャッセフロムPP◆◆
カウントは12&3ですが、この2&の動作で、女性はPPからスクウェアーに戻るのですが、PPのままの方が見受けられます。
上手な女性は、自分でスクウェアーになります。
男性諸君は、PPのままの女性がいたら、左手でほんの少し、女性を引っ張って向きを変えてあげると良いと思います。(右手は使わない様に。)
次に
&3の最後はボールで立ちますが、立てない(流れてしまう。)方がいます。
12&での動きが惰性で3まで続いているのだと思います。
ワルツの特徴として緩急緩があります。「いちにぃーーとさん」の「さん」ですが、ボールで立ちながら、膝をゆるめつつ、次の準備動作に入るのですから、一瞬止まった感じになる筈です。
矯正トレーニングとして、私は、「いちにぃーーとさん」の後、3つぐらい数える間、前進を止め、又、「いちにぃーーとさん」と前進をするのを数回繰り返して、「一瞬止まった感じ」を感じとってもらっています。
(一説には、ダンスホールのワルツのテンポが速いのは、これを誤魔化すためだそうです。スポーツダンスの皆さんは、誤魔化さないでくださいね!!)
◆◆ロアー◆◆
ワルツの特徴である「大きくうねる様なロアー・アップ」ですが、生徒さんの8割は、ロアー・アップしていない様に見受けられます。
厳密に言うと、気持ちの上ではしているのです。
私が「もっとロアーして下さい。」と言って相手をしてあげます。少しはロアーが大きくなった様です。再度、私が「もっとロアーして下さい。」と言います。すると相手は「エー!! もっとですか?」と言います。
私は、「そうです。膝が床に突くかと思うくらいです。」と言います。
そして、リバースターンを連続して、音楽を外して、ゆっくりお相手してあげます。
3/8回転を連続しますと、丁度8角形の形になります。これを2~3周やってあげます。すると、お相手してあげている女性のロアー・アップが、劇的に大きくなるではありませんか!!
そのまま、黙って、ウイスク(ホイスク)~シャッセに持っていってみると、ちゃんと、大きなロアー・アップを維持したまま踊るではありませんか!!
要は、体験(経験)していないから、どの様に、どの程度すれば良いかが、判らないでいたのでしょうね。判ると、ちゃんとやれるのですから。
(後は、それを何時まで覚えている(記憶している。留意している。)かですね!)
(雑学編②に「人は励まされ、励まして生きていく」を掲載しました。ご覧下さい。)
(私のブログのネイチャーを楽しむ編③に、マッターホルンのパノラマを掲載しました。ご覧下さい。)
私のブログのネイチャーを楽しむ編③、料理をする編②、社交ダンスをする編⑧にスイス旅行が書いてあります。併せてお読み下さい。)
定年おやじの生きがい日記(料理をする編)(ネイチャーを楽しむ編)(雑学編)とリンクも、お読み下さい。
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