名古屋城の石垣の規模は、城郭建築としてかなり大きい部類だと思っています。
その石垣の「隅部」だけを、今回紹介してみたいと思います。
この隅部の一直線、すごいと思いませんか。
もちろん曲線もあります。
これらの隅部は「算木積み」という積み方です。
長辺と短辺を交互に積み上げていくことにより、他の石との嚙み合わせが増えて耐震強度が増しているのでしょう。
この積み方によって高い城壁が可能となったと思います。
織豊時代(安土桃山時代)には、「穴太衆」(あのうしゅう)という石積のプロフェッショナル職人集団が居たと言われています。
初期のころには野面積(のずらづみ)と言われる加工しない自然石で積まれていましたが、それが次第に方形に加工された石積みへと発展していきました。
そして今、名古屋城北面の城壁の修復がだいぶ進んできました。
現代では、「穴太衆」に代わってクレーンとユンボの重機族が席巻しています。(=_=)
それよりも一歩先に完成しているのが・・・
例の、名古屋キャッスルホテルです。もう重機族も引き上げています。
これは、何積みというんでしょうかねぇ。"儲けすぎるのは罪" なんちゃって。('ω')
さて、
名古屋城の例の小さな柿。
写真だと大きく見えるでしょうが、直径2~3センチの小さなものです。
ガブリといただきましたよ。
完熟度は中くらい、若干、渋みが残っています。
もしかしたら江戸時代の柿は、こんな姿だったのでしょうかね?
そして、
二の丸庭園では、復活再建中の茶室が見えていました。
とても不思議な形。屋根が神社のように見えます。
これは二の丸庭園ですが、そこのお堀端には、こんな樹木がありますよ。
以前にも紹介しましたが、こんな巨木の合体は珍しいですねぇ。
一本は松の木、もう一本の名前は分かりません。('ω')
やっと涼しくなってきましたので、空堀の鹿が木立に隠れているのをやめて、のこのこと出てきました。
シカの子 のこのこ 食事中! (-。-)y-゜゜゜