久屋大通公園に隣接するオアシス21、冬の期間、地上広場ではローズマリーの花が全開です。
そのローズマリーに普段は多くの雀たちが寄ってくるのですが、その日は、なんと沢山のメジロが寄っていました。
メジロは特徴が見分けやすいので、鳥に詳しくない私でも直ぐに見分けがつきます。
それも、10数羽の集団でした。そんなメジロの集団を見るのは初めてです。
夢中で、ローズマリーの蜜を吸っています。
メジロが、梅の花やローズマリーのように香りが高い花が好きというのは、もしかしたら嗅覚がある?
ところで、よく話題になる話、「ウグイス色ってどんな色?」
メジロとウグイスを勘違いしたのではないかという説。メジロのような色をウグイス色だと思っている人が多いという話。
実際のウグイスって、もっと地味な茶色に近い色ですよね。暮らしの森で、至近距離で実物を見たことが有ります。
でもねぇ、アオサギでも分かるように色の識別は光の当たり具合によって実に微妙に変化しますし、昔の人はウグイスの茶色にわずかに緑がさしたような微妙な色調の変化を、味わいをもって表現していたのかもしれません。
そういう傾向は、蝶々のアサギマダラの名前の浅葱色からも感じます。
実際、正式なウグイス色は鮮やかな色調ではなく、くすんだ色になっています。色彩に関する感性は、昔の人のほうが豊かだったかもしれませんね。
むしろ、現代人のほうが、ウグイス色はウグイス豆の色だと決めつけている単純アホかもしれません。(^-^)
さて、
メジロは、スズメよりも警戒心が高く、近寄ると全員が逃げ去りました。
このオアシス21の地上広場には、このようなローズマリーの株が無数に設置されています。じっくりとローズマリーの香りを楽しんでください。
ローズマリーに、メジロが目白押しだったのに感激しました。(-。-)y-゜゜゜
この「目白押し」は、この日に見たようなメジロが群れを成している様子から言われているとのことです。