落ち葉は、秋だけだと思っていませんか? ところがですねぇ、春の落ち葉があるんです。
見てください、この沢山の落ち葉。ここだけ見ると秋の光景ですよね。
ここは久屋大通公園です。そして落ち葉は楠です。
楠は名古屋市の木なので、名古屋市のあちこちにあります。
昔は、樟脳は楠の葉から作ったんですよ、なんて若いイチエさんに話してもチンプンカンプンのようです。第一、樟脳という言葉を知らないんですよねぇ。(-"-)
さて、今は、その楠の若葉の季節ですよ。
こんなに若葉が新しく茂るときに、前年の葉が枯れて茶色になっていきます。
そして、春の落ち葉となっていたんです。常緑広葉樹ですから、こんな風に世代交代していたんですね。
そう考えると、春の楠の落ち葉が、なんか愛おしくなります。(^-^)
さて、おまけに、テレビ塔(ミライタワー)前の池でのカラス。
一年中真っ黒なカラスですが、春は、どことなく黒が輝いていませんか?なかなかカッコいいと思いますね。
世間ではカラスやハトを毛嫌いしている人も多いのですが、人間の身近にいる鳥として、スズメ、ハト、カラス、そしてもう直ぐツバメ、みんな可愛いと思います。
そのカラスですが、楠との接点がありますよ。
よく久屋大通公園に楠の若い枝が落ちていますが、それらはカラスの仕業です。私は「カラスの枝落とし」と名付けて何回か紹介しましたが、不思議な行動です。自然界には、いつも何かのドラマがあります。(^-^)