1928年(昭和3年)に、くろがね吟社が創設されて、間もなく100年になろうとしています。八幡製鐵株式会社の中で誕生した吟社は、その後第二次世界大戦中のくろがね誌発行中断を経て、1953年(昭和28年)に再発刊に漕ぎつけ現在通巻976号(2023年3月)となっております。また製鐵所同好会から独立し、市民川柳会として北九州市を中心に活動を展開しております。現在会員は197名です。社風としては、一党一派に偏せずくろがね流を確立して、会員の活動を応援しております。「川柳は砥石であり、目薬でもあります」自分磨きを一緒にやろうではありませんか。
主幹 古谷 龍太郎
【2023年(令和5年)3月】
■第2回 日本現代川柳作家展■
川柳くろがね吟社が主催します。会場にて、川柳の作品を楽しんでいただければ嬉しいです。待っています。
◆場所:北九州市立文学館 (北九州市小倉北区城内4-1)
◆期間:3月1日~3月31日
<2月26日(日)10時~12時 展示の準備をしてきました>
龍太郎、廣、みつこ、雅彦、修一,游心の準備状況です。
◇展示会場
◇色紙展示
◇交換柳誌展示
39誌を展示しました。
◇句集を展示
■北九州市制六十周年記念・
第六十一回北九州芸術祭川柳大会(誌上)のご案内■
締め切りは4月30日
**4cm x 21cmの句箋**
■くろがね吟社・お花見会■
コロナで3年間開催できませんでしたが、久しぶりのお花見会です。多くの会員で<桜とお酒お酒お酒∞>を楽しみましょう!!
■第49回新春北九州誌上川柳大会■
*278名の方から投句頂きました。本当にありがとうございました!! 主催者として慶びにたえません!
■選評 火花抄 (1月号から私の好きな句)■
<櫻木 山彦 選>
☆ 柿熟し食べてくれよと枝ゆらす 政宏
柿は、私も大好きですが、カラスの大好物でもあります。頭がいいから、しっかり熟すのを、今か今かと待っています。そのうち、あなたが余所見をしているうちに、あっという間になくなります。熟柿って文句なく、おいしいですね。
☆ 一瞬で家族つないだ救急車 由紀子
救急車の到達時間は、電話して十分以内と言われます。私も、ボランティアで、草刈りをしていて、隣の人と背中合わせで接触し、十数メートル下まで転げ落ち、双方、足を痛めて救急車で病院へ運ばれました。おっしゃるように、子供たちが飛んできました。
<寺井 一也 選>
☆ 畑仕事今日もお酒を旨くする 政宏
上品な句です。不謹慎な話ですが、私なんかは冷えた美味しいビールを飲むために、夏場、草刈りに精を出す(汗をかく)ことがあります。政宏さんは、決してお酒を美味しく飲むための畑仕事ではないのですね?!(笑)
☆ つまらんと言うより効いた大欠伸 ひよこ
痛烈な句です。欠伸は、「ああ、つまらん話」と言っているようなもの。しかも、”大”欠伸です。(笑) しかし、身近で、そんな講演会は案外ありますね。しかし、自分が講師の立場で、大欠伸されたら立ち直れません。(笑)
■くろがね吟社に関心のある方へ■
当吟社に関心があり、会員を希望される方は、下記宛、ハガキまたはメールにて連絡をお願いします。
■川柳講座■
龍太郎主幹が講師です。知り合いにご紹介ください。
3月4日(土)、11日(土)の2日コースです。
■温故知今・・第2回■
第2回は、1953年(昭和28年)1月に復刊した<川柳くろがね>誌から、2か所選んで掲載します。吟社のメンバー名の下には、八幡市の記載や八幡製鐵所の所属部門名があり懐かしい。
■くろがね同窓会■
このコーナーは、くろがね吟社を退会された方のスペースです。2句までを受付け掲載します。所属していた句会名および呼名を記載して下記宛、ハガキまたはメールにて提出してください。
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