青い森のセタゴン

ようこそ セタの「青い森」へ 

     

法量のイチョウ

2013-06-28 | 山登り・巨木巡り

 

ここはどこの森?

 

いいえ  これは1本のイチョウの木だよ

 

デッカイ木でしょう

 

樹齢推定1100年位らしいよ

 

 

 

 

樹高 32メートル

幹回り 14.5メートル

枝張(南北) 27メートル

 

ボクが小型犬に見えちゃうよね

 

 

 

日本で4番目に大きいイチョウなんだって

 

ちなみに日本一はどこにあるか知ってますか?

 

日本一のイチョウもボクの住む青森県にあるんだよ

西津軽郡深浦町にある大イチョウ

幹回り 20メートル

 

 

 

とっても暑い日だったのに  イチョウの下はヒンヤリ涼しい

 

周りは 山 畑 田んぼ

でもね 昔はお寺があったんだよ

それも伽藍様式の立派なお寺が… 

神社仏閣にイチョウは付き物だもんね

 

 

 

イチョウって中国が原産地とされているんだけど

不思議なことに中国にはこんなに大きなイチョウの木はないんだって

 

なのに日本には こんな大イチョウが何本もあるよね

なぜだろう…

 

明治時代に日本を旅したイギリス人女性イザベラ・バードの手記「日本奥地紀行」には

北海道の山奥で一本の大きなイチョウを見たと記録されているんだ

他の木と間違ったんだとも言われているけど

もし本当なら…   その木を発見できたら…

日本が原産地になりうる可能性を秘めていることに…

( 里にある木は植樹したもの   山奥にある大木は自生していたってことだよ )

ヘリを飛ばし空からイチョウを探そうってプロジェクトがあるらしいよ

 

なんかロマンがあっていいねぇ

 

 

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階上岳

2013-06-19 | 山登り・巨木巡り

 

6月8日 階上岳(740m) 登頂

 

ここ階上岳はヤマツツジの名所

例年より2週間も開花が遅くって この日はちょうどいい感じに咲いていたんだ

 

でも残念なことに霧がかかっていたけど

雨は降らなかっただけでも天はボクに味方したってことだよね

だって天気予報は雨マークだったんだから

 

 

 

階上町は岩手県との県境にある町

美味しいお蕎麦が穫れる場所

 

海沿いの町なので ウニもたくさん獲れるんだ

 

 

 

さぁ ボクと一緒に登ろう

 

晴れの日もいいけど  たまにはこういう霧っていうのもいいよね

なんとなく怪しげな雰囲気でさ

 

 

 

ヤマツツジの時期だからかなぁ  

すっごい登山客だったよ

 

すれ違う時には ボクが藪側に入り登山道を譲ってあげるんだ

これって登山犬のマナーだよね

 

 

 

最近 マダニが世間を騒がせているでしょ

山に入るときには気をつけよう

( 公園の草木にもいるよ )

ダニ予防のお薬 ボクはちゃ~んとつけてるよ

母も防虫スプレー 全身にふり掛けて入山

 

子供や高齢者の方でも登れちゃう山だけど

今年初の山登り  母はゼイゼイ… なんど立ち止まったことか

 

 

 

ボクの後ろは ヤマツツジの群生地  大開平

 

ほ~んとに凄いんだよ

ツツジを見ながらお弁当  きっと数倍美味しく感じるよ

お薦めの場所だ

 

 

この鳥居をくぐって 山頂を目指す

頂上はもうすぐだよ

 

 

ここからは ヤマツツジを楽しみながら歩くことができるんだ

セタ君 よく来たね

セタ君 頂上はもうすぐだよ

ヤマツツジさんは ボクを歓迎してくれた

 

 

ちょうどいい時期に登ることができて超ラッキー

 

 

 

やった~  

山頂にある岩の上に登り 記念写真

 

気持ちいいなぁ

 

 

 

このお花なにかわかりますか?

山野草愛好家なら欲しくなるお花…

 

 

 

シラネアオイ 

 

階上岳の山の中には シラネアオイの群生地が2か所あるそうです

でも場所は ヒ ミ ツ

案内板などはありませんよ

 

いつまでも この自然が守られますように…

 

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巨木めぐり 

2012-10-27 | 山登り・巨木巡り

 

セタの住む青い森には 多くの巨木が存在しています

10月21日  巨木めぐりに参加

今回初めて出会った巨木を いくつかご紹介したいと思います

 

 この木 樹種わかりますか?

この~木  なんだか  気になる木 

思わず口遊んでしまった私です

 

トチの木

樹齢850年

幹周 6.98m

樹高 28.5m

 

 

迫り出した枝を支えるために木組み等が用いられている

すご~く太い枝でしょ

 

6月になり 白い花を咲かせると それは見事なことでしょうね

来年 セタを案内犬とし ご紹介できればなぁと思っています

お楽しみに  

 

( 青森県一ですが 日本一ではありませんよ  もっと凄いトチの木が存在しているんですね )

 

 

 

  柏の巨木

 

そうですよ   柏餅に使う柏葉はこの木です

 

樹齢 750年

幹回り 5.4m

樹高 22m

 

この柏には 凄い物が隠れていましたよ

 

 

根元に  マイタケが…    それもかなりの大物 

 

 

柏の隣の生垣にも マイタケが隠れています 

おまけに 白マイタケまで… 

 

天然のマイタケ 高値で取引されます

白マイタケは さらに高価 

ここにあるマイタケ売れば…  数万円

 

参加者全員  マイタケに釘づけ

柏の巨木は どっかに飛んじゃいました(笑)

もちろん このマイタケは採ってはいけませんよ

( この柏はかなり弱っていて 樹木医さんのお世話になってます )

 

 

  800年杉その1  この杉の巨木ニンニクみたいな形をしてますよ

幹周  4.2m

樹高  36m

 

 

  800年杉その2   根っこが逞しい

幹周  7.5m

樹高  38m

 

 

  本日のメイン   千年杉

 

 

大人8人が手を繋ぎ ギリギリでした

 

幹周  8.8m

樹高 40m

 

 

 

ここにも キノコが… 

巨木の傍に生えるキノコは やはり巨大でした

あまりの巨大さに  全員驚愕の声

協議の結果  アミタケの巨大化したヤツと結論を出しました

たぶん ですが… 

 

 

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セタ、森の神とご対面

2012-09-09 | 山登り・巨木巡り

 

 ニドムカムイ  アイヌ語で  森の神

セタ    アイヌ語で   犬

 

逢いたかったんだ 森の神様に

今日念願かなって ご対面

 

ロープが張られているけど この中は立入禁止

木の根を守るためのものなんだよ

屋久杉と同様で 

大勢の方がこの木を観に来るため

周囲の土が踏み固まってしまい 根が弱ってしまうんだ

400年生きた ブナの木

もっともっと長生きして欲しい

 

 

森の神様の番人は もちろん熊さん

 

あれっ この熊さん ボクと嗜好が似てるかも

木の枝をオヤツにしてるんじゃない?

フフフ  親近感わいちゃうよ

 

 

これは3年前に 撮影したもの

熊さんが持っている物は 刷毛です

熊さんが書いた注意書きだよ

 

 

立て看板にも  熊さんのサインが…

 

 

ガブッとやった後です

古いのから新しいのまであるよ

 

 

ほらっ 爪あとも 

 

森の番人には お会いしたくないよね

ボクはちゃ~んと鈴付けていったよ

「 熊さん オジャマします 」 って何度も声掛けしながら歩いたんだ

 

 

道路際に立つ熊さんから 200mほど奥に入った所に

森の神様はいらっしゃるんだ

 

 

以前、三頭木の動画を紹介しましたよね

天に向かってバンザイをしている木は神が宿る木として

マタギやキコリは大切にしてきたと…

 

一説には 三本に分かれている木を切ると どの方向に倒れるか予測するのが難しく

事故が起こりやすいため 神が宿る木だから切ってはいけないと戒めたらしい

そうだよね 昔は重機なんてないし 

斧とノコギリだけで切ったんだもんね

 

先人たちが こうやって戒めてくれたから

おかげでボクらは こうして自然の素晴らしさを間近に観ることができるんだね

 

それにしても すごいもんだなぁ

 

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名久井岳

2012-08-01 | 山登り・巨木巡り

 

今年初の山登りは

南部町にある 名久井岳

 

遊びにいく日は 不思議だよね

いつもより 早く目が覚める

3時50分 

今日も目覚し時計がなる前に起きちゃった

おやつと飲み物用意して

5時

いざ 出発

 

 

名久井岳頂上1.7KM

距離は短いけれど 途中かなりの難所があるコースなんだ

 

 

セタ   なんで後ろにいるの?  前を歩きなさい

危険がないか偵察しなきゃ駄目でしょ

 

・ ・ ・ ・ ・ ・ 

 

 

だって ・ ・ ・ ( 拗ねるボク )

何がいるか わからないじゃないか

今年は いたる所で熊の目撃情報あるし・ ・ ・ 

 

危機察知能力に長けているボクは

初めての場所は(整備された公園は除く) 母の後を歩くことにしている

若い者が親を盾にするんじゃない って言われるけど・ ・ ・ 

 

 

登山道では こんなお花が出迎えてくれる

この時期 なぜか白いお花ばかり

 

 

さぁ ここが一番の難所

岩を登って行くんだよ

鎖が設置されているので 掴まりながら登るんだ

 

母が先に行くから セタはここで待ってなさい

鎖にしがみ付きながら登る姿を見つめるボク

 

でも

 

必死に登る母が上を見ると

 

 

じゃ~ん   ボクが先回り

 

迂回路が用意されているのさ

 

 

ふふふ  ボクはね 母を盾になんかしてないよ

こうやって ちゃ~んと見守っているんだよ

 

 

木がでっかい口を開けて ボクを食べようとしているみたいでしょ

 

 

そんなこんなで 頂上到着

標高 615メートル

 

今年もいっぱい山に登るぞ~

 

 

さぁ  下山するよ

ボクの後からゆっくり来てね

( 一度通った道は 安心して歩けるもんね )

 

 

下山した所に 湧き水が流れていた

湧き水でクールダウン 

 気持ちいい~

 

みなさん ボクの周囲の植物わかりますか?

 

 

通称 ミズ

正式には うわばみ草

 

この茎はとっても美味しいんだ

シャキ シャキ って とってもいい食感

クリーム色のプツプツしたのは むかご

秋になると収穫します

これがまた美味い

 

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十和利山に挑む

2011-06-20 | 山登り・巨木巡り

 

今日めざすは 十和利山(990m)  十和田湖の外輪山の一つなんだ

迷ヶ平に登山口はあるんだよ

迷ヶ平は広大な国有林が広がっている

ここは地名の通り 不用意に森の中に入ってしまえば簡単に迷子になっちゃうんだよ

山菜の宝庫であり 筍や蕨などいろんなものが採れるんだ

そのため夢中になるあまりに遭難てことも…

迷ヶ平 まよいがたい  と読むんだよ

 

 設備は古いけどキャンプも出来る

 

 笹竹の群生地を通って登って行く

藪の中からガサガサ音がする  … 緊張 …

クマさん? ボクはセタだよ おじゃまします

・・・・・・・ 無言 ・・・・・・・ ガサガサ ガサガサ

どうやら タケコノ採りのようです   ホッとひと安心

 

 

大きな切り株です 樹齢何年だったんだろう

 

 

ブナの林の中を行く

 

 

よいしょ よいしょ 倒木なんかへっちゃらさ

 

 これなーんだ? ボクの尻尾と比べてみて

どうやら 巨大なキノコのようです   食べられるのかな???

木から落ちたのかな?  なんだか怖くて触れなかったよ

おかあさんが棒で突いたらボヨ~ンボヨ~ンって感じだった

森には不思議な生き物がいっぱいだね

 

 

ここはフキの回廊だよ

フキの葉にはボクらの天敵ダニが多いらしいんだ

用心して進む

 

  頂上に到着  所要時間 1時間15分

雛岳に比べたら楽勝だね  

 

 十和田湖が見えるよ

この日は曇り 登山には良かったけど 眺望は晴れのほうがいいよね

十和利山の登山ルートは緩やかな西ルートとキツイ東ルートがある

ボクは緩やかな西ルートを選んだ

次はどこに登ろうかな~ 

 

  筍採りの達人

山菜採りの達人たちは一人で山に入るそうです

それそれ自分の秘密の場所があるんだって

親子でも教えない人もいるんだってさ

 

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初登山… 雛岳

2011-06-11 | 山登り・巨木巡り

北八甲田 雛岳 1,240m   ボクの初登山です

登山口となる箒場からの標高差は630m

北八甲田の中では 小さい山ですが 結構キツイですよ

まずは 登山口で記念写真  パチッ

 

  巨木が出迎えてくれるよ

 

ブナの森を抜けると 登山道は笹竹に囲まれるんだ

タケコノが ニョキニョキ顔を出していたよ

 

  これ雪だよ

久々の雪 気持ちよかった

  おなかくっつけると冷たい

 

斜面なので 踏ん張らないと転がりそうだよ

雪融け水や雨のせいで 登山道はすべりやすい所が何箇所かあり

おかあさんは 何度も転びそうになった

時には ボクが支えになってあげたんだ

 

  笹薮を漕いで進む

 

7合目からは 更に勾配が険しく 道幅も狭いんだ

ボクが居る所が登山道なんて信じられる?

 

  

 

きれいな山野草が咲いているけど 採っちゃダメだよ

6月なのに 山桜も咲いているよ

 

   

山頂からの景色です

ボクの目線には 藪しか見えないので

お家に帰ってから 見せてもらったんだ

いつの日か 高田大岳に登りたいな (写真 右下)

 

  帰りたくない~

この橋を渡ると まもなくブナの森

下界に下りるのに ためらいがあった

しばらく橋の手前で逡巡したよ

ボクは街中で暮らすワンコじゃない気がする…

でも おかあさんが呼んでる…

 

  山の神様の狛犬に…

 

無事に下山し 神様に報告にいった

命令されたわけではなく 自主的にここに入ったんだ

山の神様は 「 セタ 頑張ったね 」 と言ってくれた

 

    雛岳   ← 興味のある方はこちらも参考にしてね

       地図が載ってるよ

 

又兵衛茶屋のおじちゃんは 往復するだけなら1時間半と言っていたけど

ボクたちは登りだけで2時間かかったよ 

途中休憩はほとんど無しでね

  

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