ボクの後ろの断崖絶壁 みてみてみて~
日本とは思えないような この景色
青森県が誇るミステリースポットのひとつ
仏ヶ浦
仏が浦駐車場から 遊歩道を20分くらい歩くんだ
熊出没
ボクが今まで見た中で一番迫力のある看板だ
この遊歩道 ほとんど階段と思ったほうがいいよ
年配の方には かなりキツイんじゃないかな
ボクもここまでは ルンルンだったんだけど…
階段が… 隙間のある階段は苦手なんだよなぁ
それにこの階段 せり出すように作られてるから
ボクは下りよりも上りの方が怖かったよ
目線の位置が低いボクにとっては 眼下に谷底が見えるんだもん
母は「大丈夫! セタならできるよ」って何度も言ってくれた
ボクも勇気を出して頑張ったんだ
( セタが自力で上れなかったら 私は背負って上るしかなくなります
私もマジで必死でした )
この階段は隙間がないから安心安心
踏面の下が全然見えないように木材が敷き詰められてるもん
下の景色も余裕で見れちゃう
赤い線は 遊歩道の階段だよ
スゴイでしょ
神のわざ 鬼の手つくり仏宇陀 人の世ならぬ処なりけり
大町桂月がこの地で読んだ和歌です
仏宇陀(ほとけうだ) 宇陀はアイヌ語で浜っていう意味なんだって
桂月さんて 十和田湖や奥入瀬の素晴らしさを世に広く知らせた人だよ
仏ヶ浦もそうなんだ
ボクの住む青い森の宣伝をいっぱいしてくれた人なんだね
母には 辺り一面の岩場が人の顔に見える
おびただしい髑髏がボクを見つめているみたいだって
( どことなくボクのお顔も異形の者って感じになってる こわ~い )
海難事故にあい亡くなった方は 不思議とこの浜に打ち上げられるそうな
海流の関係なんだろうけど…
次回つづく
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