先週、息子が帰省してきた。せっかくなので天気はあまり良くなかったが大山方面に連れて行った。
大山という場所は定番だが、子ども達を連れて行って、皆が覚えている場所が大山寺の牛であった。
午後からは雨という天気予報の中、昼の早い時間であったがまだ降り出してはいなかった。しかし、山の天気は分からない。
大山寺に向かう参道は息が切れるが、この石段になるとなぜかスムースに登ることが出来る。
標高が750m程で、やや季節感が下界と違う。紫陽花が咲いている場所もあった。秋の気配はまだ感じられなかった。
大山寺の境内にこの牛がいる。宝牛という。一つの願いだけを心に念じてこの牛を撫でると願いを叶えてもらえるという縁起のよい牛だ。
大山寺の下に博労座と呼ばれている広場がある。昔そこで牛馬市が盛んであったようだ。
そして、その牛の霊を慰めるために鼻ぐりの銅をもって鋳造し、岡山県岡山市の宗教団体「福田海」より寄進された像らしい。
大山寺にお参りして博労座方面に降り始めた頃雨が降り出した。
夏の終わりを感じた。静かな山門をくぐり車に急いだ。
大山は来年、開山1300年を迎える。これから様々なイベントが催されるようだ。
機会があればいろいろと紹介できるかもしれない。来年が楽しみな場所である。
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