社長の成長 

自己破産から再起し、次なる人生の目標に向かっていく社長が、日々の生活の中で思うこと、考えていること。

今の事業

2010-01-17 11:36:45 | Weblog
只今、正確には社長ではなく、従業員です。免責が降りるまでは、同じ事業を自己破産者がやることはできませんから、仕方が無いことです。私達の事業の為に迷惑をかけた方々がいるわけで、また同じことをやって世間に迷惑をかけてはいけないと言う理由で、やってはいけないことになっています。一度は、その事業を廃止しなければなりません。ですから、免責が降りたからと言って、同じ事業をやっていいわけではないのですが、現実多くの方が、またやっているのも現実です。そして私達も、その一人になろうとしています。ただ、ここにきて大きな障害が起こってきています。今の事業は、基本的に前と同じ仕事で、私達が財産の拡張で残してもらったお金のほぼすべてで、資金を出してはじめました。しかし、先ほどの理由で、社長にはなれないので、協力してもらった方に一年間経営をまかせるということを条件に、その知り合いに社長になってもらい、ここまで続けてきました。ですから、今はその方から給料をもらうと言う形になっています。それが、一昨年の11月からはじめたので、一年がとうに過ぎようとしているのに、一向に返してもらえる様子が無く、不明瞭なお金の使い方が、多くなってきました。確かに、はじめた当初より新たな事業は加わっていますが、社長と経理の二人の給料を差し引くと、とんとんか赤字の状態です。このままでは、私達がいくら一生懸命に働いても、どこかへ流れていってしまっては、働く意欲もわきません。そのくせ、恩着せがましいことを言ってくるし、優秀な営業マンであるかのごとくに言ってきますが、その実会社には、全く利益になっておりません。一冊の通帳であたかも管理してそれだけをみせられていますが、裏口座があります。それは、銀行からの電話で振込み口座の確認ということで、違う支店に口座があることが明らかになりました。うすうすはわかっていたことですが、これではっきりしただけのことです。そのことは、多めにみても会社を返してもらえないことには、正直残念な気持ちです。当初からこのようなことになることは、半分は予想していましたのでいまさら怒りはないのですが、半分は返していただいてその方々を信頼してよかったと言う気持ちになりたいと思っていたしたので、その意味で残念でなりません。出資した資金も、会社のロゴと命名料に20万円必要で使ったとか言っていたので、どうせ出資したお金は返ってこないので、新たな会社をやるための資金の調達にこれから大変になりそうです。

けんか

2010-01-17 11:25:20 | Weblog
先ほど、かみさんと母がけんかをしました。母は何事にも口うるさく私達の生活に、口を出さないと言っておきながら、何度も同じことを言ってくるので、たまりかねてかみさんが爆発し、私も爆発しました。母には悪いとは心では悪いとは思うのですが、必要以上に言ってくるので、正直うっとうしくてたまりません。少し黙っていれば波風も立たないのにと思います。自分が一番だという考えでは、だれも成長しないと思うので、まかせるところはまかっせて、放っておくことをしたら良いとおもうのですが、どうなのでしょうか?

裁判所

2010-01-17 10:41:22 | Weblog
先日、最後の裁判に出向いてきました。
この日は、私のような簡単な裁判の行われる日だったようで、予定表を見ると五分ないし十分間隔で行われていました。わたしのも10分の予定で組まれており、その通り五分で終わり無事免責決定となりました。まだ正式な通知はきておりませんが確定したようです。ここまでの道のりは、意外と長く約一年半かかりましたので、確定したといえそれほど感慨深いものではなく、『やっと終わりかな?』というくらいのものです。その後、依頼した弁護士さんから廊下で、五分ほど説明を受け、そして管財人さんの弁護士さんのところへ行き転送されている郵便物を受け取りました。そのまま帰ろうとすると管財人さんから、少しだけ説明をしてあげるということで、五分ほど説明してもらいました。残った税金がかなりあるがそう強く返済を求められないから大丈夫だということ、売却した自宅がきれいに片付けてあり不動産屋さんが喜んでいたこと、債権者の誰一人怒っていた債権者がいなかったことをはなされました。まだもう一度郵便物が届くので取りに来てもらうことになることを話されて、『これからがんばってください』と言われ、その場を後にしました。あともう少しで、なんとなくもやもや気持が整理されそうです。私達の場合は、通常だと財産の無いかみさんは申請して4ヶ月ほどで免責されるのですが、管財人さんの判断で私と同様に扱われ、今回免責が決定することになりました。もしこれから自己破産を考えてられる方が折られるとしたら注意しなければならないのは、ご主人と一緒に事業をされて夫婦で自己破産し、奥様に財産がなくその後免責が早く降りる奥様で新たな商売をされるよう考えておられるのなら、私達の場合のように、夫婦で同様に扱われることがあるし、資産の売却状況によってはもっと時間がかかる場合もあるので、慎重にその後のことを考えられることをお勧めいたします。そして、自己破産にもいろいろな方法があり、私達は弁護士さんに依頼しそれなりの費用もかかりました。いろいろな方のアドバイスで、司法書士さんならもっと安くて済んだとか、自分で申請すればかからないに等しい金額でできるとか言われました。ただこれも、無事に終わった今となっては、これで良かったと思っています。一言で言うと、安心して任せられたことでしょうか。当初は、不満も多々あり夫婦で愚痴を言っていましたが、月日がたつにつれそれも信頼にかわり、そしてこの一年半に及ぶ長きにわたりかかわってもらいましたが、当初に収めた金額ですべて追加の金額も無く行っていただけたことでしょうか。切実な問題として、お金の無い私達としては、後でお金を請求されることがいちばんこまることですから、その点は助かりました。けれど、すべてはここからの人生にこの経験を生かせていけるかにかかっていけると思います。