只今、正確には社長ではなく、従業員です。免責が降りるまでは、同じ事業を自己破産者がやることはできませんから、仕方が無いことです。私達の事業の為に迷惑をかけた方々がいるわけで、また同じことをやって世間に迷惑をかけてはいけないと言う理由で、やってはいけないことになっています。一度は、その事業を廃止しなければなりません。ですから、免責が降りたからと言って、同じ事業をやっていいわけではないのですが、現実多くの方が、またやっているのも現実です。そして私達も、その一人になろうとしています。ただ、ここにきて大きな障害が起こってきています。今の事業は、基本的に前と同じ仕事で、私達が財産の拡張で残してもらったお金のほぼすべてで、資金を出してはじめました。しかし、先ほどの理由で、社長にはなれないので、協力してもらった方に一年間経営をまかせるということを条件に、その知り合いに社長になってもらい、ここまで続けてきました。ですから、今はその方から給料をもらうと言う形になっています。それが、一昨年の11月からはじめたので、一年がとうに過ぎようとしているのに、一向に返してもらえる様子が無く、不明瞭なお金の使い方が、多くなってきました。確かに、はじめた当初より新たな事業は加わっていますが、社長と経理の二人の給料を差し引くと、とんとんか赤字の状態です。このままでは、私達がいくら一生懸命に働いても、どこかへ流れていってしまっては、働く意欲もわきません。そのくせ、恩着せがましいことを言ってくるし、優秀な営業マンであるかのごとくに言ってきますが、その実会社には、全く利益になっておりません。一冊の通帳であたかも管理してそれだけをみせられていますが、裏口座があります。それは、銀行からの電話で振込み口座の確認ということで、違う支店に口座があることが明らかになりました。うすうすはわかっていたことですが、これではっきりしただけのことです。そのことは、多めにみても会社を返してもらえないことには、正直残念な気持ちです。当初からこのようなことになることは、半分は予想していましたのでいまさら怒りはないのですが、半分は返していただいてその方々を信頼してよかったと言う気持ちになりたいと思っていたしたので、その意味で残念でなりません。出資した資金も、会社のロゴと命名料に20万円必要で使ったとか言っていたので、どうせ出資したお金は返ってこないので、新たな会社をやるための資金の調達にこれから大変になりそうです。