序盤、健闘していたムルシアだが、バルサが次第に、中盤からのスピードアップした攻撃を繰り返すと、耐え切れず失点した。
くずしは左からのアンリで、ロナウジーニョがやっていた役回りがピタッとはまったという感じ。
決めたのは右のボージャンで、なかなかやる。
2点目は右からえぐって中にいれ、グジョンセンがダイレクトでゴール。
これで楽勝ペースになった。
すばらしい攻撃だが、それにもまして、マルケスが二列目中央、プジョルCB、右SBザンブロッタという布陣がよかったのだろう。
ムルシアはここまで9位と頑張っているのに、後半5分にビッグチャンスがあったのを決めらなかったのが痛い。
しかしその後はまるで駄目だった。
前節のマジョルカはあんなにがんばったのに、と思っていると、バルサの猛攻が続いた。
35分、42分と、左からアンリ、右からドスサントスがえぐり、中にいれたボールにエトーが飛び込んでの2点。
今日のアンリはすごかった。
左からのこういうプレーはアーセナルのときに似ているのかしらん。
しかし、ムルシア、ちょっとひどすぎるぞい!
左右からあんなに何度もやられているのに、何もできないのかね。
終盤の2失点の場面では、最終ラインの4人しか戻らず、あきらめたのか、ばてたのか、しなないが、これでは守れるわけがない。
[バルサ×ムルシア 4-0 リーガ第20節]